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雨が引き寄せた出会い
はじめまして。moatです。名前はDAI語的なアレです。英単語とかじゃないです。(汗)
この作品は主従ラブコメです。ヴァンパイアと言ってもグロテスクな表現はない(と思いたい)です。
初心者で拙い文章しか書けませんがそれでも読んでいただけたら嬉しいです。
「降ってきちゃったなぁ・・・」
夕飯の買い出しの帰り、急に降り出した雨に彼女―神崎 心奏ははぁっと溜め息をついて歩く足を速めた。
「これじゃあ買い物びっしょびしょ・・・・・・・・・って、ん?」
心奏は足にぶつかった何かを確認するため、足元を見ると、子供が転がっていた。
「おーい、大丈夫ー?」
ゆすっても返事はない。
とりあえず心拍の確認をするために、心奏は子供の胸に耳をあてた。するとトクン、トクン・・・と僅かではあるが子供の鼓動を感じ取ることができた。
「よかったぁ・・・」
心奏はほっと胸をなで下ろすと、ビニール袋を持っていない方の手で子供を抱えて自宅へと向かった。
※プロローグ作り忘れましたすいません
補足、心奏はスーパーの帰りです。