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異世界召喚ってやつですか⁉

前の投稿からかなり空いてしまいすみません。

色々とリアルのほうが忙しかったので、なかなか投稿できませんでした。

 大和 紅という男は別段変わったところはない普通の高校生だった。

 しいてあげるとしたらオタクであったところくらいだ。

 そんな彼はある時異世界に召喚された。


 彼が目を覚ますとそこには複数人のローブを被った集団とこちらを見つめる制服をきた自分と同い年く らいの少年少女達が興味津々の目でこちらを見つめていた。

 自分は魔法陣の上におり、その周りは体育館のような場所であった。


 「勇者が、勇者様が降臨なされたぞ」


 その声を境に生徒達が歓喜の声を上げ喜んでいた。

 紅は、そんな状況がうまくのみこめずただひたすらにぼうぜんとするばかりであった。


 「静まりなさい」


 その声に反応して生徒たちは黙る。

 紅は、そのほうに振り向くと長いひげをはやしたおじいさんが立っていた。

 多分この中で一番偉いのだろうという紅は思った。

 おじいさんは、一回咳払いをし仕切り直した。


 「それでは今回二人の勇者様に来てもあったわけですが」


 うんちょっと待て、勇者?あれ僕は夢でも見てるのかな、そうだこれは夢だ、そうだ夢に違いない。

 紅が後ろに倒れると頭を床にうちつけ痛みが生じる。

 それはこれが夢ではないことを示していた。


 つまりこれって


 「異世界召喚てやつですか⁉」


 突然しゃべったことにより全員がこちらに注目してしまった。

 すごい気まずいんですが、あの……


 紅が困っているとおじいさんが


 「こほん」


 おじいさんがもう一度咳払いをして場を何とかしてくれたようだ。

 名も知らないおじいさんありがとうございます。


 「それではこれから、装備選定の儀に移ります」


 装備選定?それはもしやこれから勇者として、戦うための武器を与えてくれるってことですか?

 紅はわくわくしながら話を聞いていた。


 そしてさっきのおじいさんが、呼びかける。


 「二人ともこちらに来てはくれまいか」


 うん?二人?さっきから言われていたような気がしたが、いったい誰の事だろう?


 すると隣から声が聞こえた。


 「はい」


 紅が隣を見ると僕と同い年くらいの女の子がいた。


 髪は日本人特有の黒に黒い目、美人に分類されてもおかしくないレベルだ

 目つきは鋭くこちらをにらむような眼をしていた。


 何だろう僕何か悪いことしたかな?


 そしておそるおそるついていくとそこには様々な武器や防具が置いてあった。

 どれも素人の目から見てもすごいと思う一品ばかりであった。


 「それでは武器選定の儀はじめます」


 すると武器の下にあった魔法陣が光りだし宙に浮いた。

 そしてローブの人は何か唱えてるようだが、多分あれが魔法って奴だろう。

 僕はそれをわくわくしながらみていた。


 「勇者の元に今戻らん」


 最後の詠唱が終わると二つの装備が飛びその中から自分ともう一人の子に飛んでいく。

 すさまじい速さなため、目で追えなくなり、装備が向かってくると同時に目をつぶってしまった。


 「装備選定の儀完了しました」


 紅がそっと目を開けると


 「え⁉」

 

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