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第一章 尼峠の首狩り音頭坂(にとうげのくびかりおんどざか)怪死事件  作者: rianchef


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file.final 差し迫る事件の時限と裏廻る思想

狼噛「クソッ…恨みをかっているわけでもないのにどうしてこんなことに…」

警察官「ウッ…なんだお前グワァ!」

警備員「何を!?うわぁ!」

狼噛「な、なんだお前は!?その手に持ってるもので何をする気だ!」

???「狼噛…お前だけは…お前だけはぁぁぁ!」

句崇刃「そこまでにしておいた方がいいんじゃないのか?」

エバン「ほんとうに…あなたが」

???「黙れ…お前に何がわかる!」

句崇刃「それは俺の話を聞いてからでも遅くないと思うぜ」

な ぁ

弓 引 押 弔 さんよ!

弓引「小僧……どうやって俺の犯行だと…」

句崇刃「あぁ…確かに普通に考えていればあんたが犯人とは思わないよ」

エバン「でも手がかりはマグロより大きかったデスよ」

句崇刃「ふざけとる場合か!?まあいい確かにあんたたちにもらった情報だと先日の事件で犯行から隠滅までの時間を考えるとまずアンタは不可能だと誰もが思うだろう」

弓引「あぁ!俺の工房が一番遠いからなぁ!!」

句崇刃「そして逆に犯行現場に近い首切坂は移動という点でアドバンテージがある…」

弓引「俺に犯行現場に到達できたという事実でもあるのか?」

句崇刃「あんたには超常似力がある、そうだな?」

弓引「だからどうした?納得のいく説明になっているとでも思うのか!?」

句崇刃「あんたの超常似力は線状のものの中を自在に移動できる、胤波さんから聞いたよ」

弓引「あんな山の中に線状のものなんて…」

句崇刃「ロープウェイ」

エバン「あの中を!?」

弓引「バカな…どうやって見つけた!?」

句崇刃「俺はやんちゃだからな、立ち入り禁止と言われてさぁ回れ右とはいかないんだよ」

弓引「グッ…」

エバン「確かにこの山のロープウェイの軌道なら移動については問題ないねぇ!」

弓引「だからなんだ?」

エバン「え?」

句崇刃「あんたが言いたいのはニュースでよく言われてる死体の違和感だろ?」

弓引「あぁ…あんなに綺麗な切り口と血のなさは俺にできねえよなぁ!」

句崇刃「確かにそういう点では医者の美羅院が怪しく見える、実際亡くなったguosiasの身内の約半数は彼の患者だったしな…」

弓引「それにここの医者はよく労働環境が守られているよなぁ!犯行時間を作る余裕はあるはずだ…」

句崇刃「いや、その日に限ってはそんな余裕はなかったんだよ…」

弓引「何!?」

エバン「その日は彼が医療協会の会議に出てたことは裏付けが取れていますよ」

弓引「グゥゥ!だとしてもあの料理人はどうだ?犯行をしてないという証拠でもあるのか?」

句崇刃「焦ってボロが出てるぞ…料理人は20時までは勤務してるからその裏付けだけで十分だ」

弓引「ウッ」

エバン「それにしても首切坂サンと美羅院サンのことを知ってるなんて…」

句崇刃「あぁ…こいつは慎重だからな超常似力中のロープウェイの線からバレないように見てたんだろ、あわよくば殺人の責任を押し付けるためにな…」

エバン「なんてことを」

弓引「だとしても俺がどうやってあの死体を作ったか証拠でもあるのか?」

句崇刃「弦」

弓引「!?」

句崇刃「あんたが作ってる弦、それを使って首を切ればいいだろ」

エバン「そんなことできるんですか?」

句崇刃「固定すればな、実際こいつは工業用の弦を作っていた時期がわずかにある」

弓引「だとしても死体の処理は…」

句崇刃「言い忘れていたがあんたの超常似力は一つまでなら一緒に移動できるらしいし途中で個別に解除もできるそうだな?」

弓引「………」

エバン「まさか…」

句崇刃「そう、こいつはロープウェイの途中にある複数の崖に死体を捨てたんだよ…」

エバン「だから死体は崖で見つかることがほとんどだったんですか」

句崇刃「高さもできるから捜査を誤認させやすいしな」

弓引「………」

句崇刃「つまり事件の全貌はこうだ」

①被害者を捕獲する

②ロープウェイを超常似力で移動する

③弦で首を落とし殺害する

④ロープウェイで複数回移動し、証拠品や死体を崖に捨てる

⑤何事もなく帰る

句崇刃「と、こんなところだな何かいうことはあるか?」

弓引「おれがそこに行ったという証拠は?」

句崇刃「正直それがいちばん苦労したよ、でもアンタがぬかったおかげで助かった…」

エバン「この写真は!?」

句崇刃「このロープウェイの前に残ってた足跡、しかも今あんたが履いてる仕事用の特殊な靴と同じだな?」

弓引「そんなバカなこと…」

句崇刃「しかも現場に残ってた粉、あんたの作品のだろ、鑑定してもらったらビンゴだったぜ、工業用の弦の唯一の弱点に粉が出てしまうってのがあるらしいしな…」

エバン「にしても崖に捨ててるならなぜ今回の事件は綺麗なままだったんでしょう…」

弓引「そ、そうだ!この矛盾を解決できるのか!?」

句崇刃「これが今回の事件唯一の誤算だったんだろうな」

エバン「では何か不都合なことでも?」

句崇刃「あぁこの日狼噛さん、アンタは師弦さんに会いに行っているな?」

狼噛「まさか…」

句崇刃「あぁ、アンタが会いに行ってるそのまさに瞬間にコイツは師弦さんを殺している……」

狼噛「そんな、俺がもう少し早ければ」

エバン「もしかしてそこで鉢合わせそうになった?」

句崇刃「あぁ、元々慎重にやってるからバレはしなかったがその代わりに死体と粉をそこに残してしまう結果になってしまった…」

狼噛「…なぁおいなんでだよ!アンタは俺たちになんの恨みがある恨みがあったとしてもどうして家族を狙った!オイ!」

弓引「お前たちが俺の家族を奪ったからだろうが!!!!!」

狼噛「え?」

弓引「俺の妹 弓引張女はお前たちがguosiasにするときに邪魔ものとして追い出したんだろ、そのせいで妹は死んだんだ!だからお前達にも同じ苦しみを…」

句崇刃「それなんだがアンタは騙されてるよ…」

弓引「え?」

狼噛「あぁ、張女は自分から別の道に歩みたいって言ったからちゃんと方々に掛け合ってからやめてもらったよ…」

押引「そんな…でも俺はアイツから…」

句崇刃「アイツ?それは誰なんだ」

押引「そ、それはアンタの…」

バァァァン!

句崇刃「何!?おい弓引!!」

弓引 押弔は頭は打たれ死んだ

狼噛「な、なんだよこれはぁ…」

句崇刃「クソ!とりあえずここを離れるぞ…」

エバン「は、はいぃ」

〜移動後〜

狼噛「にしても打たれなくてよかった…」

句崇刃「どうしても弓引にしゃべらせたくなかったんだろうな…」

狼噛「アイツは家族を奪ったけどこんなことなんて…」

句崇刃「狼噛を周りに気をつけろよ、お前が関係した人間の中によからぬことを吹き込んだ奴がいるかもしれない…」

狼噛「あぁ…しばらくバンドも控えるよ…」

句崇刃「すべてが解決したわけではないができることもないか…帰ろう」

エバン「また、あいましょうネ。ミスター刃」

句崇刃「お断りだ」


尼峠の首狩り音頭坂(にとうげのくびかりおんどざか) 事件解決?


次回予告

バリトン「どうしてこんなことに巻き込まれてる!?」

ハーワード「俺はここから帰らせてもらうぞ」

クルッペル「つまりここはもう戦場なんだよ!」

ハイエンミュラー「クックック…アーッハッハッハ」


トゥルーマーク博物館のミューメライト強奪事件

〜怪盗ハイエンミュラーの独奏と讃歌〜

file.1に続く

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