第8話『祈りは届く』
陽葵「こんにちは〜!今日も聴いてくれてありがとう!今夜のテーマは『祈り』について、だよ!」
テルキ「うん。実はね、祈りって、思ってる以上に“すごい力”を持ってるんだ」
陽葵「えっ、願いごとするやつだよね? それがすごい力って、どういうこと?」
テルキ「祈りって、“ただの願い”じゃなくて、“魂の周波数”を届ける行為なんだよ。それは、物理的な壁も時間も超えて、相手にちゃんと届くんだ」
陽葵「えーっ、じゃあ…たとえば、遠くにいる人に祈ったら、気持ちが伝わるってこと?」
テルキ「そう、まさにそれ。愛を持って、純粋に相手の幸せを願って祈ると、その波動はエネルギーになって届く。宇宙には、距離も時間も関係ないからね」
陽葵「すごい…なんか、言葉にしなくても想いが通じるって、ちょっと感動的かも」
テルキ「うん。祈りは“見えないエネルギーの贈り物”なんだ。たとえ相手がそれに気づかなくても、その人の魂レベルにはしっかり届いてる」
陽葵「でも、具体的にどう祈ればいいの? ちゃんと神社とかで手を合わせなきゃいけないの?」
テルキ「形式よりも、“心”が大切だよ。静かに目を閉じて、心の中で“ありがとう”とか、“幸せでいてね”って唱えるだけでもいい。要は、“愛を込めて祈ること”が一番大事なんだ」
陽葵「なるほど……じゃあ、祈りって過去や未来にも届くの?」
テルキ「届くよ。実は、祈りには“時空を超える力”があるんだ。過去に傷ついた自分や誰かを癒したり、未来の出来事に光を送ることだってできる」
陽葵「えっ…過去にも影響するの!? それってタイムトラベルみたい…」
テルキ「それに近いかもしれないね。たとえば、過去の自分を“よく頑張ったね”って抱きしめるように祈れば、そのときの自分が感じていた孤独や悲しみが、ふっと軽くなるんだ」
陽葵「……それ、私、やってみたいかも」
テルキ「祈りは、自分自身を癒す手段でもあるからね。誰かのためにも、自分のためにも、どんどん使っていいんだよ。祈りは、宇宙へのラブレター。想いが真実なら、必ず届く」
陽葵「“想いが真実なら届く”…うん。なんか、すごく素敵な言葉」
テルキ「ありがとう。これからもたくさん祈って、たくさん愛を送ってあげてね」
陽葵「うんっ!みんなも、今日の夜はぜひ、自分や誰かの幸せを祈ってみて。世界のどこかで、その祈りに救われる誰かがきっといると思うから」