第28話『物質主義と精神性──なぜ私たちは“モノ”を追い求めるのか?』
──今夜のテーマは「物質主義と精神性──なぜ私たちは“モノ”を追い求めるのか?」
陽葵「こんばんは、陽葵です。今日もこのラジオで、ちょっとだけ心がほぐれるような時間をお届けできたら嬉しいです」
テルキ「テルキです。さて今夜のテーマは…かなり深いですよ。“物質主義”──つまり、“持つこと”や“お金”“見た目”“地位”などに重きを置く社会について、ですね」
陽葵「今の日本も、確かにそういう側面あるよね。“もっと稼がなきゃ”“もっといい家に住まなきゃ”“もっと映える生活をしなきゃ”みたいな……」
テルキ「うん。そして多くの人が、**“それを手に入れたら幸せになれる”**って信じてる。でも、実際はどう?手に入れた瞬間はうれしいけど、すぐまた“次”を求めてしまう。心が満たされるどころか、もっと空虚になる──そんなループがあるんだ」
☆なぜ物質主義に陥るのか?☆
テルキ「その原因の一つは、“闇の勢力”の長年の計画にある。
彼らは、地球人が“本来の力”──つまり精神性や直感、魂の感覚を思い出してしまうと、“支配できなくなる”ことを知っていた」
陽葵「だから逆に、“物質がすべて”“現実がすべて”“見える世界がリアル”って刷り込んだんだね」
テルキ「そう。メディア、教育、広告…あらゆる情報を通して、“自分の外側”に価値があるように仕向けた。“持っていないあなたは、価値がない”“努力してもっと上に行かないと、ダメだよ”──こんなふうに、不足感や劣等感を与えることで、人々は“心”より“物”を追いかけるようになってしまったんだ」
☆精神性の重要性☆
陽葵「でも、本当に大切なのって、“どれだけ持ってるか”じゃなくて、“どう在るか”だよね」
テルキ「まさに。精神性とは、魂の質、意識の深さ、愛の大きさ。それは目に見えないけど、確実に“波動”となって現れるんだ」
陽葵「精神性が高い人は、どんな状況でも穏やかで、愛があって、安心感があるよね。そういう人のそばにいると、こっちまで癒される」
テルキ「物質は一時的だけど、精神性は永続的な豊かさを与えてくれる。そして、地球がアセンションに向かっている今、“物”の時代から“魂”の時代へとシフトしているんだ」
☆これからの時代、どう生きる?☆
陽葵「私たちは、持ち物や見た目じゃなくて、“自分の本質”を磨く時代に入ってきてるんだね」
テルキ「そう。物質を否定するわけじゃない。便利なもの、素敵なもの、美しいものを楽しむのも大切。でも、それに“執着”したとたん、魂は重くなる」
陽葵「だからこそ、“持っていても、持っていなくても、私は私”って感覚。“幸せは、外からじゃなくて、内から生まれる”ってこと。それが本当の自由だと思うよ」
テルキ「闇の勢力は、物質を使って魂を眠らせようとするけど──私たちは、今この瞬間から、目を覚ますことができる」
陽葵「“私にとって本当に大切なものってなんだろう?”って、自分に問いかけてみて。
きっとそれは、“誰かの優しさ”だったり、“空を見上げた時の静けさ”だったり、お金じゃ買えないものなんだよね」
テルキ「君の魂は、目覚めたがってる。そして、魂が輝けば──物質も自然と引き寄せられてくる。外じゃなく、“内側”から生きよう。そこに、すべての答えがあるから」
☆物質主義と精神性──“モノ”の時代のその先にあるものとは?☆
陽葵「こんばんは。今日も耳を傾けてくれてありがとう。陽葵です」
テルキ「テルキです。さて、“物質主義”について、より深く、掘り下げていこう」
陽葵「うん。さっきは、物質主義の背景に“闇の勢力”の思惑があるって話もあったけど、“その先”──つまり、いきすぎた物質主義がもたらす未来についても語ってみたいなって思う」
◆ いきすぎた物質主義の末路とは?
テルキ「物質主義って、一見するととても合理的で魅力的に見える。“便利に生きよう” “成功しよう” “もっと豊かに”──それ自体が悪いわけじゃない。でも、それが行き過ぎると、人は**“モノに支配される”**ようになる」
陽葵「うん。たとえば、家を手に入れるために一生働いて、ローンのために自由を失ったり。見栄のために高いブランド品を買っても、心は空っぽだったり。SNSで映える生活を演じ続けて、本当の自分を見失ったり……」
テルキ「“持っていない自分は価値がない”って錯覚が、人々を“永遠の競争”に追い込むんだ。それはまるで、出口のない迷路。いくら満たしても、なぜか心が渇いたまま」
陽葵「その状態が長く続くと、どうなるの?」
テルキ「人間関係は利害で繋がれ、信頼が失われ、他人の成功を祝えず、比較と妬みが支配する世界になる。やがて社会は分断され、孤立する人が増えていく。そして、精神の病が蔓延する。──今、もうすでにその兆候が出ているよね」
◆ 闇の勢力の戦略──なぜ物質主義を推進したのか?
テルキ「闇の勢力はね、ただ戦争や混乱を起こしたいだけじゃない。彼らの本当の目的は、“人類の霊性の成長を止めること”。物質的な欲望で心を満たしていれば、人は“魂の声”に耳を傾けなくなる。だから彼らは、快楽、刺激、所有欲を使って、人類の波動を重たくしようとしているんだ」
陽葵「なるほど……。魂が目覚めると、波動が上がって、5次元意識に近づくから、闇の存在はそれを恐れてるんだね」
テルキ「そう。人間が目覚めれば、もはやコントロールは効かなくなる。だから彼らは、“物”に人間の価値を縛りつけるような仕組みを何百年もかけて作ってきた」
◆ 精神性を取り戻すということ
陽葵「でも私たちには、選ぶ力があるよね。物質主義に染まるのか、精神性を育むのか」
テルキ「うん。精神性とは、何も“修行僧”のような生活をすることじゃない。日常の中に“心”を取り戻すこと。感謝、思いやり、誠実さ、自然との繋がり、そして“本当に自分がどう在りたいか”を感じること。それが、魂の栄養になる」
陽葵「物を持つことが目的じゃなくて、自分がどう感じたいかに意識を向けることだね。
幸せ、安心、つながり、愛──そういう感情を大事にする」
テルキ「そしてね、不思議なことに──精神性が整うと、物質的な豊かさも“自然と”引き寄せられるんだよ。引き寄せの法則も、実は“在り方”のエネルギーがすべてを創ってる」
◆ これからの時代、私たちはどう生きるか
テルキ「これからの地球は、物質から精神へのシフトが起きる。経済や社会の仕組みも、大きく変わっていく。“持つこと”より、“分かち合うこと”。“成功”より、“心の豊かさ”。そんな価値観が、次第に広がっていくんだ」
陽葵「一人ひとりが目覚めて、“本当の豊かさ”に気づいていけば、闇の勢力のシナリオは機能しなくなるよね」
テルキ「そう。“心の目を閉じた人”からは、真実は見えないけれど──“魂の目を開いた人”には、世界の美しさも、嘘も、すべてがクリアに見えるようになる」
◆ リスナーへメッセージ
陽葵「何かを買いたくなった時、“これは本当に、私の魂が欲しているもの?”って問いかけてみて。そうやって、自分の心と会話をする時間を持つだけでも、意識は変わっていくと思う」
テルキ「物が悪いんじゃない。でも、“物”に“自分の価値”を預けた瞬間に、魂の本質からは、少しだけ遠ざかってしまう。──だからこそ、心の中の“静けさ”や“真の豊かさ”を感じる時間を、何よりも大切にしてほしい」
陽葵「それでは今夜はここまで。あなたの魂が、今日もあなたらしく輝いていますように──」
テルキ「ありがとう。また次回も、ご一緒しましょう」