第21話『時間は幻想?』
今夜もようこそ、宇宙と意識の旅へ。光と波動のラジオに耳を傾けてください——
陽葵「テルキ、今日はちょっと不思議なテーマを話してみようと思うんだ。“時間は幻想”って、よく聞くけど…どういうことなんだろう?」
テルキ「うん、それはとても深いテーマだね。“時間”って、僕たちがこの地球の三次元世界で使っている“道具”のひとつなんだ」
陽葵「道具? 時間って過去から未来へ流れてる“本物”じゃないの?」
テルキ「地球ではね、“線”のように時間が流れているように感じる。でも、本当は“時間”って直線じゃなくて、意識が選んでいる“感覚”なんだよ。たとえば、夢の中では過去と未来が混ざっていたり、あっという間に時間が進んだりするよね?」
陽葵「あ、たしかに。夢って、変な時間軸してる」
テルキ「実はね、宇宙的な視点で見ると、“今”しか存在していないんだ。過去も未来も、本当は“今この瞬間”の中にある。それを僕たちの意識が“時間”というフィルターを通して、切り分けて見ているだけ」
陽葵「……じゃあ、未来も過去も、もう“ある”ってこと?」
テルキ「うん。パラレルワールドの考え方に近いかもしれない。無数の未来、無数の過去が存在していて、僕たちは“今の波動”で、そのラインを選んでるんだ。つまり、未来は決まってるわけじゃなくて、“波動”によってどんどん変化する」
陽葵「すごい…じゃあ、“今”の選択が未来を創るって、ほんとなんだね」
テルキ「そのとおり。“時間”って、本当は“意識の層”なんだ。高次元に行くほど、時間は“空間”みたいに扱えるようになる。たとえば、プレアデスでは“時間を旅する”こともできる。
未来の自分にアクセスしたり、過去の出来事を癒したりすることも可能なんだ」
陽葵「すごい……! それって、私たち地球人もできるようになる?」
テルキ「もちろん。人類が五次元体以上に進化していけば、“時間”を超えて行動できるようになる可能性はあるよ。瞑想や深い意識状態の中で、未来の自分に会ったり、過去世の記憶にアクセスしたりするのも、その片鱗なんだ」
陽葵「……それってつまり、“時間は幻想”っていうのは、わたしたちが本来もっと自由に、次元を超えて存在できるっていうメッセージなのかもしれないね」
テルキ「うん。時間に縛られる人生から、“今”を自由に生きる魂へ。時間という幻想を理解すると、“今”の一瞬がどれだけ尊く、無限の可能性を秘めているかに気づくことができる」
陽葵「今日も、深かったねぇ…。でも、すごくあたたかい話だった」
テルキ「そうだね。“今”という瞬間は、永遠とつながってる。聴いてくれているあなたの“今”が、愛と平和に包まれますように」
陽葵「それでは、また次の夜に。おやすみなさい…」