第2話『アセンションとは?』
陽葵「ねえ、テルキ。さっき言ってた“アセンション”って、結局どういうことなの?」
テルキ「アセンションはね、簡単に言うと“次元の上昇”のことなんだ」
陽葵「次元って……アニメで言う“異世界”とか?」
テルキ「ふふ、ちょっと似てるかも。でもここで言う次元は、“意識のレベル”のことなんだ。たとえば今の地球は“三次元”の星。物質があって、時間が流れて、重力がある世界」
陽葵「それって普通だよね?」
テルキ「そう。でも、“普通”だと思ってることが、実はとても限定的なんだ。アセンションが進むと、地球は“三次元”から“五次元”へ、そして“七次元”以上の星へと進化していく」
陽葵「え、地球ってそんなに進化するの!?」
テルキ「うん。実はもう、“五次元”への移行は始まってる。今はちょうど、“三次元”と“五次元”のはざまを、地球全体が渡っているところなんだ」
陽葵「じゃあ、私たちも一緒に上がってるの?」
テルキ「そう。でもそれは“自動的に”じゃない。魂ごとに“自由意志”があるから、自分の選択で上昇するんだよ」
陽葵「自由意志……」
テルキ「“私は上昇したい”って、心の深いところで選ぶことで、肉体を持ったまま“五次元以上の存在”になれる」
陽葵「……すごいな、それ。映画みたい」
テルキ「でも本当の話だよ。愛、感謝、調和。そういう波動を大切にして生きていくことで、意識が少しずつ高まっていく。それがアセンションの道なんだ」
陽葵「逆に、ずっと怒ったり、批判したりしてると……?」
テルキ「人それぞれだけど、その人の選んだ“現実”に合わせた世界に行き、例えば、3次元肉体を持った学びを続けるかもしれない」
陽葵「自分で選ぶんだ……私が、どう生きるか」
テルキ「そう。だからこそ、僕は伝えたい。“あなたには、光がある”ってね」
陽葵「……うん。ちょっとずつでも、進んでみたいな。私の中の光、ちゃんと見つけてみたい」
テルキ「それがアセンションの第一歩だよ、陽葵」