表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/50

第12話『オリオン大戦 深掘り編』


陽葵「テルキ、前にも話した“オリオン大戦”ってさ、やっぱりすごく大きな出来事だったんだよね?」

テルキ「うん。オリオン大戦は、単なる戦争じゃないんだ。宇宙の多次元構造に関わる、精神的・霊的な“分離の体験”そのものだったんだ」


陽葵「分離の体験……?」


テルキ「そう。元々、宇宙は“統合された一つの意識”から始まった。でも、ある瞬間から“個”が生まれた。『私は私』『あなたはあなた』っていう分離の感覚。その極限を体験する場が、オリオンだったんだ」


陽葵「つまり、“愛と統合”と、“恐れと支配”がガチでぶつかった場所?」


テルキ「その通り。そしてその“ぶつかり合い”を通して、宇宙は“対極を知る”ことになった。愛を知るには、愛が無い状態を体験する必要がある。そうして、魂たちは“恐れを体験する自由”を選んだ」


陽葵「うわぁ……じゃあ闇の勢力も、ある意味“学びのための存在”だったの?」


テルキ「そうなんだ。彼らは“恐れ”を通して、愛の真価を理解させる存在でもある。だけどね、問題はそこに“執着”しすぎたこと。支配や分断が快楽になって、魂が本来の目的を忘れてしまった」


陽葵「そうか……そこから、本気の“闇”が生まれたんだ」


テルキ「うん。遺伝子操作、意識のコントロール、感情の遮断、集合意識の操作……技術は進んでも、魂は硬く閉じていった。まるで、冷たい機械のようにね」


陽葵「だけど、光の勢力もいたんだよね?」


テルキ「もちろん。プレアデス、シリウス、アンドロメダ、リラ……様々な星の光の存在たちが、“意識の目覚め”を守ろうとした。そして、ただ戦うだけじゃなくて、“癒し”や“統合”を選んだ魂たちもいた」


陽葵「それってまるで……今の地球そのものじゃない?」


テルキ「うん。地球はまさに、“オリオン大戦の再現と統合の舞台”。ここにいる人たちは、多くがオリオンにルーツを持ってる魂なんだ。今世で、過去のトラウマを癒し、統合するために」


陽葵「なるほど……。たとえば、人間関係での“裏切り”とか“嫉妬”とか、そういうのもオリオンの傷なのかも……」


テルキ「そう。それは“過去の記憶の再体験”でもある。でも、今回は違う選択ができる。愛で包み、赦すことができる。それが、アセンションの扉を開く鍵なんだ」


陽葵「オリオン大戦って、戦いの歴史であり、“癒しと統合の始まり”でもあったんだね」


テルキ「その通り。そして今、地球人はその“最終章”を生きてる。だからこそ、“今、どう選ぶか”がとても大切」


陽葵「分離の痛みを、愛で溶かしていく……」


テルキ「うん。過去も、未来も、すべて今ここで“癒し”に変えることができる。たとえ遠い銀河の出来事でも、心の中の選択で、全てが変わっていくんだ」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ