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第10話『祈りは届く その3』


陽葵「こんばんは〜。陽葵です。今日もテルキと一緒に、心でつながる時間を過ごそうね〜」


テルキ「こんばんは、テルキです。今夜もゆるっとスピリチュアルなお話を、ラジオ感覚でお届けします」


陽葵「今回は“祈りは届くその3”ってことで……だいぶ深くなってきたよね!」


テルキ「うん、でもまだまだ祈りの世界は深いよ。今夜は“祈りがどうして現実に影響するのか”っていう、ちょっと難しいけど、面白い話をしてみようか」


陽葵「うんうん、興味ある! 祈りって心の中のことなのに、どうして“現実”にまで届くの?」


テルキ「それはね、僕たちの“意識”が、エネルギーの源だからだよ。現実っていうのは、ただの“物質”じゃなくて、“意識の反映”なんだ」


陽葵「えっと……つまり、“わたしたちの意識が、現実を作ってる”ってこと?」


テルキ「そう。祈りっていうのは、その“意識の波動”を意図的に外に放つ行為なんだ。しかも、祈りは愛と光の波動を持ってるから、高次のエネルギーと共鳴しやすい」


陽葵「高次のエネルギーって、たとえば5次元とか……?」


テルキ「そうそう。祈りは3次元を超えて、5次元、7次元……それ以上にも届く。そしてその高次元から、“周波数が合った現実”が引き寄せられる。それが“祈りによって現実が動く”仕組み」


陽葵「わぁ……なんか量子物理みたい」


テルキ「まさにそれ。量子の世界では、観察した瞬間に“現実が決まる”っていう話があるけど、祈りもそれに近い。“こうなってほしい”って愛の波動で強く見つめた未来は、エネルギー的に“決まりやすく”なる」


陽葵「じゃあさ、“現実を変えたい”って思ったら、行動よりも祈りのほうが大事なの?」


テルキ「どっちも大事。でも、祈りは“はじまり”なんだ。祈って、波動を整えて、そこから行動すると、すべてがスムーズに流れやすくなる」


陽葵「なるほど〜。祈りって、“目に見えない準備運動”みたいな感じかも」


テルキ「いい表現だね。しかも、祈りは一人でやっても強いけど、複数人で“同じ想い”を重ねると、何倍にもなる。いわば、共鳴の力」


陽葵「あっ、たとえば地球の平和を祈るイベントとか?」


テルキ「そう、それも大きな意味がある。ある人の祈りが、まだ見ぬ誰かの苦しみをやわらげたり。過去の出来事を癒したり。祈りは、今と未来だけじゃなく、“過去”にも作用する」


陽葵「過去にも!? それって、どういうこと?」


テルキ「時間は直線じゃなくて、スパイラル構造なんだ。だから、高次の祈りは、過去の出来事の“波動”にも触れることができるんだよ。“もう大丈夫”っていう光のメッセージが、時間を越えて届くんだ」


陽葵「ええ……なんか泣きそう……。じゃあ、昔の自分を癒すこともできるのかな」


テルキ「もちろんできるよ。過去に傷ついた自分に、“愛してるよ、大丈夫だよ”って祈るだけで、その記憶の波動が変わる。祈りは、時空すら癒せる力を持ってるんだ」


陽葵「すごいなぁ……祈りって、やさしくて、でもめっちゃ強いね」


テルキ「そう。“やさしさこそ、宇宙で最も強い力”。それが祈りの本質だよ」


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