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ともしび(大晦日の夜は一年を振り返って多くのひとが街を歩いているよ)

作者: 秋葉竹




  


夜の街の底に灯るあかり

大晦日の夜は

一年を振り返って

多くのひとが街を歩いているよ


路地裏の暗がりにも

あたたかい恋が

佇んでいたりするよ


けっして

今年で終わることなどない

来年も再来年ももっともっと

ずっとずっと

つづかせたい

恋なんだね?


未来や将来のことは

だれにもわからないんだけれども

今年のしあわせなふたりの笑顔は

ずっといつまでも

こころのなかに

残るもんね



夜の街の底に灯るあかり

大晦日の夜は

一年を振り返って

多くのひとが街を歩いているよ


しっかりと

掴んだしあわせは手放さないでね


それはきっと

けっこう貴重な嬉びのはすだよ


どこまでもやさしい夜が

今から更けてゆくよ


すこし泣きたくなるみたいな

おだやかな夜の街だよ


みあげると

満月からすこし欠けた

美しい月が

中天に輝いているよ


みんな

しあわせ

かな?


みんな

しあわせ

なら

いいな


こころのおくふかいところに

ちいさいけれども

ずっと消えないともしびを灯して

今年がいい終わりであったことに

みんなに感謝したい

かな







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― 新着の感想 ―
[良い点] 大晦日に誰の心の中にも あたたかさが続くように 願うような詩ですね。 心の深いところにある 小さなともしび、、 大切にしたいと思えました。 優しい夜に少し泣きたくなるくらいの 貴重な喜…
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