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在るべき形へ・A story for everyone  作者: 黄昏誘捕
第二章・戦艦グランゼロ
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第二章第七話...命はいつ消えるか解らぬ灯火

気がいついたら〜月曜学校、何時も同じく投稿忘れる〜♪

「最後まで、お前の本心が分からなかった」

「どうして、君はこんな所に来たの?」

「妹が、弟か。性別を変える能力者を探していた......」

「一人、いたけど今は病でね」

「そうか......聞かせてくれないか?」

「しょうがないな☆名前は伏せさせてね」



 昔むかし、心臓に穴が空いて生まれて病弱な子供が居た。その子は兄が、専門する患者だった。家か病院、それしか世界を知りない自由と言う言葉を言葉でしかしならない存在。



 長く生きて十三年、だからだろうか?トランジェンダーやほかの精神病と言われる者とでも接していた。が、ある日、その子供は変わってしまった。

 目から光が消え、当たり散らしす様になった。

 でも、数日で元に戻り、三年外国に行くと、彼は元気な姿を見せる様になった。



 異能で性別、彼らの悩みを解決してかれは、異常な行動力で血液が足りないならと、能力で医学に血を大量に送り付けたりと本当色んな行動をした。

 本人は端からお前らは駒だと兄達に話したけど、そんな言葉を素直に聞き入れる存在は彼の身の回りには誰一人としていなかった。



 死が近い、だから他人の事はどうでも良い。そんな思いでも、兄の様な人達を受け入れてくれることが、僕はとてもとても嬉しかった。

 青年になった彼は長いして、今年で十七歳。今年のクリスマスかその辺か、彼は死ぬ。今年を越えれず、彼は死んでしまう。



「そういつは、どうなった?」

「話した通りだよ。今年、死ぬ」

「お前はどうなんだ?」

「寂しいよ。でも、かれは五年も長生きした。僕達は、満足だよ」


 ____________________________________

 目を覚ますと白い天井。身体が痛いと言う事な全くなく、逆に言えば、右半分に全く力が入らず、感覚がない。何度触れても、動かそうとしても身体は動かない。


 力の反動、無理をした結果。これは異能力の放出口が広がる時に見られる現象ではあるが、この状態になると吐く血の量が減ったりする。



 この異能麻痺とされる呼ばれる状態に直ぐになるのは、黒兎の創造主の力(クリエート)のクリエーターを振り回し続けたりした場合に度々ある。あちらは筋肉痛をが六割を占め、殆ど黒兎の仕事上仕方ない事だが、運動不足に非がある。



「何か、天の声にディスられた様な気がしたけど、大丈夫?」

「大丈夫......」

「一斉に倒れたけど、何したの?」

「すまん。思い付きで、やった」

「いや、皆起きてるからいいんだけどさ、移動スピードと殺し方が飛んでもないからゾーンに入ってたのかな?って」

「アレやってから、余り記憶が無い。遠くから見てた気分だ」



 幼い頃から、意識が遠くなることが良くあった。でも、完全に意識が切れる訳じゃなく、俺の意識はテレビを見ている気分だった。



 身体が言う事を聞かない、そんな事は無い。

 意識が遠くなっても体の感覚は常に一緒で、異能を発動する力の異能力を使う感覚もある。不思議な感覚だ、コレがスポーツ選手が入るとされるゾーンなのかも知れない。



 異能結界時に似たような感覚はある。でも、全然本質は違うと断言出来る。自身の異能の解釈は完璧ではない、だから吸収の延長線に独自では届かない。



「問題無さそうだから、僕は仕事に向かうね」

「何処に行くんだ?」

「ある仕事を上から任せられててね、言えないけど。でも、直ぐになったら軍司学校で訓練を受けるんだよ。やって欲しいこともあるしね」



 そう言って黒兎は病室を後にした。

 ____________________________________

 登山を終えた僕は鬼城戦旗の仕事の為に、青森県の雑木林に来ていた。仕事内容は、教団の殲滅。エネルギーを集め、月の位置を移動すると言う計画らしい。

 現在時刻、一月七日・午前7:11分。



 施設に足を入れる瞬間、街中から多いなサイレンが響き渡る。咄嗟に赫兵器──蒼大剣を懐から取り出し、街の方へと振り返る。目の前の施設から化け物が放出され、僕を囲む形の陣形を取る。



 化け物達は背中に蝿の羽が生え、腕がゴリラに似ていて毛太く太い。胴体は変色した人の水死体、足は馬に近く顔は人間の少女に良く似ているが、目玉が機械で出来ている。



「き......き......貴様はな、何者だ?」

「ここの施設を破壊しに来た」

「は......は、排除する!」

「弱そうな奴らだ」



 三つの魔弾を蒼大剣に装填、蒼炎を纏わせる。化け物の間合いに踏み込み、両腕を斬り上げ、勢いのまま胴体を切断。

 此方に放たられる化け物の拳を蒼大剣で撫でる様に受け流し、近ずいて来る首目掛けて蒼大剣振るって首を切断する。

 残りの数体も同じ様に首を切り落とし、残りの一体は四肢を切断して木に投げ付ける。



「今のサイレンは一体何だ?」

「早く行ったらどうだ?」

「お前はゆうちょうに喋るな」

「サイレンの意味はもうすぐ分かるさ」

「ん?」



 足音の方へと視線を送ると視線の先は住人が刃物を持って、僕の方へとブツブツ言いながら近ずいている。様子を人目見て分かる、以上じゃない。

 白目を向き、口から涎をダラダラと垂らす顔は、正気の人間ではなく、怒りに身を任せた復讐鬼と言ったところ。



「「殺す!殺す!!殺す!!!」」

「何だ、この......理解出来ない状況は?」

「洗脳された市民達だよ、大人達は......な」

「クソが!」



 蒼炎の一振で大人達を一掃し、街へと全力で走り出す。恐らく、子供はまだ洗脳出来てない。あの台詞的に子供達を襲う可能性、いや彼奴らなら子供を殺す事も覆わない。



 ──クソッ......もう人とは関わるのが疲れたのに!

 街には泣きながら化け物から逃げる子供、自分の親に縋り付く子供もいる。地獄絵図と表現できる街に到着と同時に、化け物に向かい走り出す。



 僕に気付いた化け物達が子供から視線を外し、僕の方へと走り出す。馬の脚首を持っているからか、異常にスピードが速い。



「お前らと絡んでる暇は無いんだよ!」



 蒼炎の斬撃で子供達に被害が出ない様に化け物を殺し、もう一体の化け物の足を回し蹴りで攻撃する。サラブレッドの様に細い脚だった化け物は体制を崩し、宙に体を浮かせると同時に蹴りの勢いを利用して一回転し、胴体を蒼大剣で頭から切断してみせる。



 残りの十二体は跳躍して、反転。地に頭をを向ける体制から円の形の斬撃を放つ。くるりと体制を変え、着地する。



「遅い!お前達はこの街から逃げろ!」



 僕の蒼炎は火力が強い、赫兵器の能力何て使用したら子供達の命が持たない。それに加えて二炭化酸素を出してしまう、能力が強過ぎる余りのデメリット。

 火力は玄人や紅爐も僕と同火力をだせる、でも二人は一酸化炭素を出す。赫兵器を持った僕が一番火力が高い、まぁ余りの使う事が難しいけど。



「早く!」



 他の鬼城戦旗が居れば、こんな状況のは。今から連絡して近くに来れる人間、捜月さんは負担が多過ぎる。これ以上迷惑を掛けたくなし、あの二人は東京。憑李は無夏の監視、鷹希なら来れるか。



 ポケットからメールを送り付け、ポケットに入れ直してまた走り出す。蒼炎と剣術で化け物達を一掃し、子供達と共に他の街へと走る。



 全員は不可能、二人ならまだ多くの子供達を救える。化け物達は視界に捉えた僕を襲いに来るし、認識しない場合は子供を襲う。

 スーパーの最上階に移動した子供達は化け物達の所為で、僕の方へと来れない。



「疲れた......」

「もう、歩けないよ......」

「っ!仕方ない、しょうが無いよな」



 小学生って五キロも全力ダッシュできないのか!?蒼大剣の一撃で施設を破壊出来る射程はあるが、子供達が死ぬ。

 任務か、それとも子供達の命か。選べる訳がない!ゲス野郎共、この世から一匹残らずぶっ殺す!!



「お兄ちゃん化け物が来てる!」

「退いて!」



 炎を纏わせた拳で化け物の顔面を粉砕し、二体目は蒼大剣を首と肩の間に斬り込む。化け物を袈裟斬り、落ちる肉片を蒼大剣で貫いて他の化け物に放り投げる。

 肉片を投げられた化け物を蒼大剣を突き刺し、体内で蒼炎を爆発させる。



「三体料理完了」

「上からも」

体力(手札)が無くなるまで待つ気か、受けて立ってやるよ!」



 蒼大剣をガンモードに変更、宙にいる化け物の頭に向けて発砲。小さな蒼炎が頭を貫き、化け物達を落とす。



 剣へと形を変え、子供に近付く化け物の前に立つ。蒼大剣の引き金を引くと、ガチャンッと音を立て、空薬莢がシリンダーから飛ぶと同時に衝撃波を産む。魔弾を四つシリンダーにハメ、シリンダーを蒼大剣に戻す。



「流石に、疲れる」

「もう少し待って......」

「僕も待って欲しい、でも......許してはくれなさそうだよ」



 化け物と洗脳された者達の行進が見える、恐らく千、いや万はいるだろうか。今度の大人達は銃を構え、化け物達も武装している。

 何処かで見たぞ、この状況。



 主人公とライバルが敵に向かって戦って、数には負けて捕えられる。そんな映画。アレは二体一でのギリギリ勝負、こっちは余裕だけども......加減を知れ。



「鬼城戦旗に入ってから覚悟はして来たけど、ヤッパリ嫌だな。常に明日死ぬかも知れない、そう思わないと行けない生活何だよね」

「負けちゃうの?」

「さぁ?やってみないと分からない」

「頑張って!」

「お前それ頑張ってる人に言ったら逆効果だからな!......頑張る......けど!」



 氷結、一応使用できる。体が持てば良いけど、冷たいんだよぁ。やるか、概念使うとどっぷり疲れるけど。

 仕方ない、あぁぁ......いや。



「異能"反転"」



 蒼大剣から七階建て団地と同レベルの大氷壁を生成、地面に蒼炎を放出して大氷壁へと着地する。体の霜は熱で溶かし、白い溜息を吐く。

 疲労感が増すこの《概念能力》は、余り使いたくない副産物。



「行くぞ!」



 大氷壁を滑る僕の方へ向けられる銃口、蒼大剣のトリガーを指で触れ、銃弾が衝撃波の射程に入ると、トリガーを引いて衝撃波を生み出し弾道を逸らす。



 切断する事も可能だが、数が多ければ体一つじゃあ防ぐ事は難しい。魔弾は弾丸に蒼炎を込める事で完成する。残り弾倉に入っている魔弾は五つ、弾丸を補充出来れば良いが。



 こう思うと、捜月さんの血人形って便利だな。視界とか全て共有だし、身体が複数個あれば良いなぁ。



蒼空の爆炎(ブルー・バースト)



 蒼炎を渦巻き状に纏わせ、渦の火力を上げて剣の形を大きく型どり、雲をも貫く蒼炎の柱を化け物達に叩き付ける。

 が、防壁的な何かで防がれる。


 蒼炎が中心に集まり、眩い輝きを放つ。そのエネルギーが周囲照らしたと同時に、周囲の建物ごと吹き飛ばす。

 水色の煙が周囲を包むが、蒼大剣の一振で煙を薙ぎ払う。



原初の蒼炎(バースト・インパクト)!......はは、まだ多いな」



 頭がグチャグチャになりそうだ。赫兵器の爆発を使って氷壁は耐えきれるか?崩れた場合、子供達に氷降り注ぐ。僕も赫兵器を使用出来ても、体力(手札)が無限大じゃない。



幽霊粒子(ゴーストパーティクル)......地獄の炎(インフェルノ)!!」


ネオス!やっぱり新規は最高だぜ!


「やぁやぁ闇堕ち堕ちするとか髪型で言われた黄昏誘捕君。何故投稿しなかった?俺には分からなかった。何故、昨日投稿しなかった?」(捜)

「それは、今日俺が投稿を忘れてたからだ」(誘)

「何故忘れた?」(捜)

「ドンキの下にあるカードショップに行く為に......」(誘)

「買ったカードは?」(捜)

「ネオス、倶利伽羅天童、ハリファイバー......」(誘)

「そりゃあ、餓鬼の頃から使っていたカードを買う為なら、二千以上の濫費は、仕方ないよなぁ」(捜)

「あの時言ってたよな?無駄使いするとカードを燃やすと。その為に来たんだろ?」(誘)

「言ったっけ?そんなこと。忘れてくれ。本を買うのも、カードを買う濫費は同じなんだ」(捜)

「違う!違うんだ捜月!!本当は、本を飼うつもりが、金が手に入った所為で!俺が悪いんだよ!無駄使いしたのも、投稿を忘れたのも俺の所為だ!!」(誘)

「そうだよ」(捜)

「肯定してくれない......」(誘)

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