第二章第四話...灰神家行動開始
こんな俺の作品の最新話を追い掛けてくれてる人がいるんだなぁって、最近思ったわ。でも、一度脳内完結した物語って書くのが面倒くなるので、小説書こうと思う人は最後だけ決めようね。
森の駆け、視界に映る相手をの喉元を切り付け、アイテムを回収して木を蹴って移動しながらプレイヤーを狩る。
開始五分経つ頃に廃墟ステージへと到着。
プレイヤーのキル数は80を越えようとしていたが、まだ半分の数がいるのを考え、異能結界を発動するのにはまだ速いと判断、蓄えたエネルギーを極力省エネで敵を殺していきたい。
隷歌の事を気にかけている場合ではないので、街中で硝子越しに見えるプレイヤーの頭部に銃弾を二発入れ、地面に転がるウィンチェスターライフルを踏み付け、宙へと飛ばして掴む。
街中を平然と歩き、発砲音に即座に反応きてナイフで弾道を返せ、ウィンチェスターライフルで頭部を破壊。近接戦闘も動揺に近接武器の軌道を返せて、喉元に刃を近ずけ、動脈を切断する。
血のエフェクトで黒いコートの色を変え、悪臭がする。どんだけリアルに作ってんだよ。
マップの中心、先程までいた街ステージに移動したいが、そこまで行くと異能者がいる。だから漁夫の利をしたい、本命の幹部候補が相手になる。
七家の人間、能力が割れてる俺を狩ろうとするのが一般、幹部候補は俺を対策した奴を同時に狩り来る。
漁夫の利を相手も考えるのは当然の事、バトルロイヤルなら奴ら寄り俺の方が経験は上のはず、でもアレは闘技だけど。
「ゆっくり、仕留めて往くか」
「なに考えてんだ!」
「そういや、殺しあってんだった」
持ち手を逆手に切り替え、ソードブレイカーで挟んで破壊する。ナイフの形状を人目見てから何となくは気付いてはいたが、武器破壊があるのか。
一歩踏み出し、左腹にナイフを四度突き刺して、四度目は引き抜かずに奴の肉を切り上げる。絶叫の中、回転して首にある頸動脈を軽く二度切り付け、最後の一振で首を宙へと飛ばす。
「いっちょ上がり。この試合が終わればどうなってるか、楽しみだ」
「多分、偉いことになってるぞ?零人」
「あっ......兄さん?!」
「よ!」
灰神炎虹、俺の義理の兄であり、俺の憧れる人の一人だ。軽く武術をやっているらしく、俺は一度も勝てた事はない。
そして、一番脅威なのは、異能無しに俺が目の能力を使っても、勝てた事はない。流石に無限は使ってないけど、勝てる確信はない。
ヒューチャーアイは無限の力を得れるが、俺の放出口が広がる訳じゃない。だから長期戦に持って行かれたら、俺は寿命を削りながら戦うしかない。
炎虹兄さんはスマホを左手に持ち、平然としている。
「アンタ、俺を舐めてるのか?」
「何でそう思う?」
「左利きだろ、その状態なら右手しか使えない」
「舐めてるのはソッチだろ、零人。兄弟だからって手加減して貰えると思うな」
「そうだな、これはゲームだ」
「それは違う。これに、命を賭けている奴もいる。手前ぇが、巫山戯た行動しているからこそ、俺は今戦ってやるんだよ」
「意味わかんねぇよ」
「真剣にやれって話だよ。強く成りたいならな」
兄の言葉をコングに地面を蹴り、身体に流したエネルギーをナイフにまで流し、血液の様に身体を循環させる。兄の前に突き出したナイフが皮膚に触れる瞬間、俺の体は宙に上がのを感じ、片手で背負い投げの体制の兄の背に手を置き、着地するが、腹に激痛が走る。
先程までスマホが握られていた左手は今は何も持っておらず、スマホは宙を回転。激痛に悶えるのを兄が見逃す事無く、何発か顔やら股関節に当てられたが、何処に来るか分かるので対処可能ではある。
でも、動きが普通じゃない。
スマホを勢い良く掴み取り、その勢いを殺さずに回し蹴りをする兄の脚を身体を地面に背を向ける体制に変えて潜り抜け、その体制のまま地面を蹴って宙で反転、斬撃を拡散して放つもフィンガーグローブを付けている右手の甲で弾き返し、ゆらゆらとした身のこなしで斬撃の射程から離れる。
俺も反転して着地と同時に地面を蹴って全力ダッシュ、間合いを詰めて何度もナイフを振るうが、躱されるか手の甲で弾かれ数発のカウンターを貰う。
右手の甲に装着しているフィンガーグローブ、多分異能者の死体で作った兵器、赫兵器と言われる物だろう。
元の異能者の能力を使用出来るアレは、使い手に寄るが、異能結界を発動出来る者も居ると聞く。
「はぁ......はぁ......」
「強くなりたい、その気持ちは間違いじゃねぇ。80%の仕事をしている捜月と殺理の寿命が近いのは分かってる。だから、お前は強くなりんだろ?」
「............」
「でも、他人の戦いを汚すんじゃねぇよ。本気で殺れ、引き出しを考えてる暇じゃねぇ。先ずは、俺を倒して見せろ。無能の俺に勝てなければ、彼奴に追い付く事なんて出来ないぞ」
「分かってる」
正直、勝てる方法は幾らでもある。最高火力なら今、放てるが、実際の戦闘でもこのゲームでも100%の戦闘は不可能だ。
一番は漁夫の利、全力で戦った所で誰が自分を守るって話だ。
俺の能力は吸収、体内にあるエネルギーが減り続ける事が多い俺との格上との決闘を続ければ、短期戦特化型に出会った所で、残りの蓄えがなければ、俺の場合攻撃力と防御力に直結するから、誰とでの戦闘でも致命傷を食らう可能性があがる。
異能は使い続けると鼻血等の影響が出る為、俺がやっている体に流すエネルギーを解除しない訳には行かない。
一々身体強化と防御力向上の2バフ強化は強力ではあるが、5%を戦闘開始時に消費するのは痛い。
それに反転した力を使用する為にも蓄え、戦闘で手に入れたエネルギーを消費してしまう。
「でも、お前の能力は領域内では強いが、領域外では備蓄しているエネルギーが限られてしまい、肉体に溜められるエネルギー量も無限じゃない。眼球で無限の力を手に入れても、放出口が異能結界発動時の様に広がる訳じゃない」
「それで?」
「後々の勝利を考え、今の状況からの奇襲。一番危険視しているのは、俺を倒し切った後での漁夫の利だろ?残りカスでは実力を付けたお前でも、殆ど異能力を使って来なかった幹部候補に、勝つのは砂漠の中に落ちている針を探す様なもんだ」
「ごもっともです......」
「だが、ヒーローは常に逆境を覆す者だ。この囲まれた状況を覆す事が出来なければ、成れると思うな」
「じゃあ、進むぞ」
「来な弟よ、高みへ」
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北海道にある、異能者育成学園異能都市。一般ではIT企業の為、学生達を専門的に育成する為の学園都市。"一般"では。
政府達に寄る、異能者実験施設壊滅の為に創立された。この学園都市の学生手帳にはある言葉記述され、その"言葉"は一般で使用されることは無く、そんな言葉を国会やワールド会議で発言すると、国が滅ぶと言われる程の言葉。
「異能者が、無能者から身を守る為の......」
俺の分身、サンは俺の記憶を元に行動するとか言ってやがったが、弟を殺さないでくれよ?養子でも、血が繋がってなくたって、俺の大切な弟なんだから。
今回、サンのサポートを受けれないのはキツイが、終われば受けれる。殆ど関係ないか。
「炎虹様、今回は第十九戦旗紫色の偵察者・瑠宇希拓翔様が協力、今は学園都市で一人で行動しているらしいです」
「俺も国会議員の一人、学園都市の"裏"も調査が必要だよな」
無能者と異能者を差別する世界。閉鎖された学園都市では俺達異能者だけしか存在せず、ここで知らずに働いているサラリーマン等から無能者が生まれた場合、死亡したと伝えて外部に移される事になっている。
そんな世界は、閉鎖された空間。閉鎖空間では、良くない陰謀が闇から這い出て来るのは至極当然と言え、今では異能者を実験体とする施設が溢れている。
学生達も持て余した異能を、他者に向ける事が裏ではある。
暗部と言われる仮面を被り、闇の社会を動き回る存在。
ある者は実験施設を破壊、ある者は実験施設を復旧、ある者は実験施設と協力、ある者は学園都市自体を破壊、ある者は外の世界を破壊する為に行動する。色々と存在するチームを、我々は協力ではなく、絶滅である。
「他の協力者は?」
「Villainsaid、青空探偵、器械探偵、万能回帰の四名です」
「ヴィランサイド?」
「はい。バンドリーダーだから、この名前っと」
「確か、顔も名前も不明の中高生に人気があるロックバンド」
「実力は確からしいです。出身は秦ノ家」
「桜満が天ノ家だった頃の分家か......」
俺達で、この大きく渦巻く闇を、照らせるのか?立ち向かう必要がある。それが、俺達が生きている意味何だからな。
「天野咲学園に到着します」
「一ヶ月後の、二月六日に迎えに来てくれ。俺は、この学園の第一の"座"を使って調査を始める」
「ご武運を......」
「任せておけ」
キングヘイローの団長服可愛すぎか!結婚しよう!!そして、本編では明かせない他作品二次創作(有名な弾幕)作っていた時の主人公(鬼城戦旗メンバー殆どが僕の没ストーリー主人公)未知除排離の設定をTwitterにて公開しているので、メモアプリなので見にくいですが、明かせないキャラクター設定その壱と検索してみて下さい。
あと、言うのが凄く遅いですが、質問があれば答えますのである人はしてみて下さい。誘捕の中の人が答えます。キャラクターに超えさすかも知れませんが。
「スカートの中、見たいか?」(紅)
「見たい、探究心がくすぐられる!人は恐怖心寄りも探究心、知識欲や好奇心が強いと聞く!!」(誘)
「じゃあ他作品のエロ画見ようね」(蒼)
「それだけは、ダメなんです......保険体育、友人の女の子に若干心配される位、うぅぅぅと言いながら受けたぐらいなので、勘弁してください(実話)」(誘)
「だったら諦めて寝な。ダメな事は出来ないようになってるから」(玄)
「誰が正義で誰が悪だ何てどうでも良い_____!!」(誘)
「作者が物語のテーマの一つを否定する台詞をほざくな」(排)