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在るべき形へ・A story for everyone  作者: 黄昏誘捕
第二章・戦艦グランゼロ
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第二章第三話...VR集団戦

英語出てきますが、合ってるかは解りません。なろうが悪いんです、僕は悪ない。

 結局、地球意思の過去話ははぐらかされ、目が覚める。場所は海上を移動する王国とも語られる黒兎の戦艦、グランゼロ。



 東京ドームが丸々入る程の巨大戦艦で、アメリカが見つけられなかったと言われる程の隠密技術があり、なんと潜水も可能。

 船内は黒い装甲が使われ、内側で水爆が起こっても耐える強度の装甲が壁やらタイルに使用され、緑色に流れる様に光る壁や床。ザッ近未来って感じだ。



「てかさ、何でアッチコッチに水槽みたいのが有るんだ?」

「ここは未来の街を想定して作られているからね、それに、ホウジロザメも飼育してるんだよ」

「す、凄いの?」

「へぇ〜」

「二人共、反応うっすいなぁ......」

「ご、ごめんね?」

「鬱病とかで、飼育するのも難しいんだ。あと、街のフィールドを抜ければ海も山も森もあるよ」

「は?」



 黒兎が空間を指でなぞると、マップ画面が映し出され、そこには廃墟エリア何て場所がある。

 ──何だ、この......超技術は。

 いや、近未来じゃなくて、SFの世界観何じゃねぇの?



「海フィールドは本当の海と直結しているけど、訓練に使用する時は閉じるけどね」

「てかさ、どうなってんの?」

「ん?」



 俺が映し出されたマップを指を指す。黒兎は「うーん」と頭を抱え



「これはね、地面に光るエネルギーがあるでしょ?それが独自ネットワークに接続して、機械が僕達に画面を映し出しているんだ」

「なるほど、分からん」

「能力者の能力だよ。この巨大戦艦の頭脳で、動けない代わりにこの船のブレインを務めて貰ってる」

「へぇ」



 後で聞いたが、この戦艦内の殆どが肉眼で見れるVR空間の様なモノで、緑色のエネルギーは独自ネットワークと人間の異能力、脳味噌に接続する機能。



 独自ネットの名前をグリーンネットワークと言うのだが、そのネットワークの操作を果たすのが、船の中心にある人工アーティファクトの影響。

 ここでのアーティファクトは人工物の意味ではなく、異世界から送られてきた機会を指す。



 緑エネルギーの能力者の叺緑飅(かます・みどる)は緑色の液体に常に浸かり、カプセルに入っている。



「お前がドクターが言ってた」

「どうも、灰神零人です。ドクター?」

「僕の名称だよ。僕、医者だから」

「なるほどな」



 隷歌には一時的に退いて貰ったけど、話が俺でも理解できるかな?VR空間とか未だに信じられない。

 本当、捜月がここに入院するからって、修行するって言うんじゃなかったな。



「君には、幹部選抜戦に出てもらう」

「俺が、優勝した場合は?」

「隷歌ちゃんや零人君が勝利した場合、軍司学校での待遇を向上しよう。でも、負けた場合は罰ゲームがあるぞ」

「罰ゲーム?」

「君の能力を、黒兎が使える様にコピーさせてもらう」

「コピー?良いぜ。罰ゲームじゃなくても、何時でもコピーすれば良いのに」

「対象の記憶を見てしまうから」

「なら、罰ゲームを避けるために頑張るか」

「嫌なら嫌で良いんだよ!」

「その位、あっていいデメリットだ」



 その後、白い部屋に連れてゆかれ、ディスポーザブル電極を胸にぺたぺた貼り付けられる。頭には大きな機械が被っているので一つ以外は見えず、服を来ていないので肌寒くい。



 目の前の画面に表示される心電図を横目にみることしか今は何も出来ず、隣にいる白衣の女性は宙に舞う画面を音的に、ポチポチやっているんだろう。


「Preparations will soon be over. Be careful」

「お、おう」



 何事語だ?英語ポイけど、等と考え思考を凝らしていると視界が暗転、視界に映し出されるのはキーボードと服の種類。

 多分、あれだよな。服装とか装備を選べってことだよな?小細工を使う練習に丁度良いな。なら──。



 視界に移った襤褸切れのフードコートを選び、愛銃等を選んだ後は廃墟が聳え立つ、沢山の枝で光があまり入って来ない雑木林に転移する。

 布先がボロいフードを摘み、深く被って顔を隠す。



 木を支えにして、コートの中に来ている防弾チョッキ等を脱ぎ捨て、首に巻いてある赤と黒の2色のストールをアフガン巻きにして、太木のバランスが取れる枝の上に跳躍する。



 ──今回は刀をチョイスしたけど、ナイフをメインウェポンをしても良かっな。腰に一様、両の腰に三本ずつ差しているけども、腰下げポーチの所為で三本以上装備出来なかった。



 先ず手始めに《能力》の《索敵》を使用し、周囲の探索を開始する。草一つも肌で感じなら人の疑似的な呼吸音を見付け、ある点に気付いた。

 この世界は音が一つ一つ違う、だから歩く音ととかが探し易くて助かるぜ。



「ここまま探索を」


 見付けた。でも、やっぱり疲れるな。



 エネルギーを体に流し、足裏に集中、その後は全力で樹冠(じゅかん)を蹴って一気にゼロ距離まで間合いを詰め、瞬時に奴の真上の枝を掴んでブレーキを掛けて同時に両脚で首を絞め上げる。



 低く唸る男のライフがジリジリと減り、このままでは十秒以上時間が掛かるので、ブランコの様に弧を描く様に動いて宙へと奴を放り投げ、右手で左腰のナイフを引き抜き、斬撃を放ってライフを完全に削る。



 死体は霧の様に変化して飛散し、無に変える。空には名前が映し出され、キルタイムが切り替え表示されると、火花が散る演出の共に俺の名前が表示、最速タイム更新!!!と書かれ、二つ名・黒き刺客が追加された。



 いや〜二つ名とかあるのか、このゲーム。確かフィールドはこの船と瓜二つ、なら俺は東側の一番端って事になる。

 バトルロワイヤルフィールドゲームなら、上から救援物資とかが落ちてくるんだけどな〜......ないだろうなぁ......。



「良し、このまま《能力》を使わず、狩り続けるか」

七家の設定

男も女も皆ロン毛。


「髪の毛切らないの?」(朝)

「なんでって言われても、色々用途があるしな」(捜)

「面倒臭いはある」(零)

「術に必要な場合あるし、誘捕の面倒臭い影響あるよね」(黒)

「だって、面倒臭いし。後ろで括ってた方が、カッコイイだろ?」(誘)

「ロン毛って、余り人気ないとか聞くけどね」(歌)



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