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転生支援株式会社!  作者: 黒梨恵夢
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第24話 登山! 3

「もっと土っぽいところかと思いましたけど

舗装されてるところばかりで歩きやすいですね」


少し登ったところでアメリがつぶやき、それにセニアが反応する。


「そうね。おかげで道を気にせずに紅葉を楽しめるわ」


セニアの言う通り他の登山客も写真を撮ったりと

各々が紅葉を楽しんでいた。

木々だけでなく道も、さながらレッドカーペットの

ように紅葉によって彩られていた。

気温が低い季節ではあるものの、木漏れ日からは

眩しさとともに優しい温かさが伝わってきた。


「この川の音も落ち着きますね」


登山路の脇を流れる小川の音を聞いて、ロナが言う。


「確かに、録音して睡眠導入剤にしたいくらいだ」


そう言ってオルデは、「はっはっは」と気分が良さ

そうに笑った。


やがて川の音が聞こえなくなると共に辺りは

いっそう、木々に囲われ勾配も激しくなる。


「この辺からは少しキツくなりそうね」


「でも、マイナスイオンっぽいのも感じられ始めましたよ」


そんなセニアとファインの会話を聞いて、オルデが

目を輝かせた。


「マイナスイオンを浴びた人は野菜をくれるらしいんだ。myナスいーよんってね」


決まったとでも言うように目を閉じドヤ顔を決める。そしてダジャレの流れをファインが見逃すはずもなく、参戦する。


「オルデさん、影がいっぱい落ちてるのってどこか

分かりますか?」


「お、なぞなぞだね?そうだな、普通に考えたら

明るいところだけど、違うんだろう?」


「そうですね。まぁ、確かに明るいかもしれないですけど」


すると、「お兄ちゃん」と言ってロナがオルデの袖を引き、耳元を近づけるように言う。

ロナから答えを聞いたのか、「あぁ」と納得の声を

上げる。そしてそのまま、解答した。


「答えは車道か!」


「正解です。も〜、ロナちゃん恥ずかしがらずに自分で答えればいいのに」


「そうすると、ファインさんと同じ思考回路という事になってしまう気がして。あ、でも簡単に答えることで私の方が少し上ということを示すことも出来ますね」


「うん、先ずは一人の人間を傷つけていることに気付こうか?」


いつも通りのやり取りをしているとアメリがあることに気づき、セニアに話しかける。


「先輩、ロナちゃん今私たちの前なのに、オルデさんのことお兄ちゃんて言いましたよ」


「確かにそうね、これもマイナスイオンの力かしら」


「さすがにそれは無いんじゃないですか?もしかしたらテンションが上がってるのかもしれませんね」


と、2人でコソコソと話していると今度はオルデが問題を出し始めた。


「あるスポーツでは選手が必ず歌うことを宣言するんだ。このスポーツとはなにか!」


アメリとセニアも会話を切り上げクイズに参加し

オルデ以外の4人で歩いている間に考えるが、アメリ

以外分かっている者はいないようだった。それから

程なくして、セニアが


「オルデ君、ヒント貰えない?」


と、ヒントを要求する。

オルデはそれに気前よく返事をする。


「そうですね、宣言するのは男の子って事ですかね」


それを聞いて閃いたのか、セニアが「わかったわ」と言って解答する。


「ボク、singでボクシングね!」


「正解!ヒントをあげすぎましたかね」


「いや、ヒントを貰っても回答にたどり着かなかったので、そんなことは無いです」


ファインが、悲しげに言う。


ダジャレ大会をしている間に一同はかなりの距離を

進み、ケーブルカーの到着駅まで登ってきていた。


「ここも人が沢山居ますね」


ケーブルカーから降りてくる人や、休憩している人を見てロナが言う。


「紅葉のシーズン真っ只中だからね」


言いながらファインが辺りを見回すと、何やら人の

列ができている場所があった。


「何に並んでるんだろう?」


「ここの名物の天狗焼き屋さんみたいですね」


疑問を持ったファインに対し、待機列の先にある店の看板を見つけたロナが答える。


「ここも帰りに寄ってみましょうか。帰る頃にはもう少し列も短くなっていると思うし」


セニアの提案で一同は足を進めようとするがファインがまたもや売店を発見し立ち止まる。そこは、麓で食べたいと言っていた団子を売っている店だった。


「私買ってきてもいいですか?」


興奮気味に聞くファイン。


「そうだね、ベンチもあるみたいだから少し休憩しようか」


今度はオルデの提案で一時休憩となり、ファインは

一目散に団子屋に向かった。


アメリたちはベンチで休憩をし始める。少ししてからファインも帰ってきた。ベンチに座り早速、団子を

食べるファイン。


「ん〜、ボリューミーで弾力がすごい!タレも良いアクセントになってて最高だよ」


ファインがあまりに美味しそうに食べるので、結局

全員が団子を購入した。


「本当だわ、すごく美味しい」


「これは、いい感じにスタミナを回復できるね!」


ベンチからは、麓の街並みも一望でき、その景色を

見ながら味わった。

やがて全員が食べ終わり、山頂に向けて出発した。

書いているうちに、行きたくなってしまった

あと、ダジャレいつもワンパターンですんません。


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