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転生支援株式会社!  作者: 黒梨恵夢
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第16話 神様代行!

6月に入り1週間程たった頃、天界では少し早い

梅雨入りを迎えていた。


「この雨いつまで続くの〜」


机に(つっぷ)っ伏しながらファインがぼやく。


「これだけ天気が悪いとやる気も無くなるよね。

でもちゃんとやらないとまた残業だよ?」


「それは嫌だ」


アメリに説得されファインも仕事を再開する。

しかし、数分後横を見てみるとまたファインが机に

突っ伏していた。


「どうしたの?そんなに残業がしたいの?」


「違うよ、そんなわけないでしょ。そうじゃなくて

また神様の聴取漏れ」


ファインの言う通り梅雨に入ってからというもの

神の仕事にミスが目立っていた。

お陰様で雨の中会社と施設を何度も往復しなければならない事態となっている。


「じゃあ、行ってくるね」


面倒くさそうに立ち上がり荷物を持って部署を出ていく。ファインを見送った直後セニアに呼び出され向かう。


「天使ちゃん、その、神様がお呼びです」


「え?」


この時アメリは一体何についての話なのか考え込んでいた。


この時セニアはアメリに一体何の用なのか考え込んでいた。


この時ファインは道端にいたカエルをどのアングルから撮るか考え込んでいた。


「とにかく行ってみます」


覚悟を決め社長室へと向かう。


エレベーターに乗り込み7階のボタンを押す。

チンという音がなり扉が開くのと共に、目の前に社長室と書かれたプレートが掛かったドアが現れる。


身だしなみを整え深呼吸してからノックする。


「営業部の天使です」


「入りたまえ」


「失礼します」


中から聞こえたのは入社式とは全く雰囲気の違った

厳格な声だった。その声に緊張しながら、恐る恐る

部屋に入る。


目の前には応接用のソファーとセンターテーブルが

置かれ、その奥に社長のデスクがあった。

こちらに背を向け窓から外を眺めているようだった。


「まぁ、座りなさい」


「失礼します」


指示通り座ると神は椅子をぐるりと回転させこちらに向き直った。


「君、少しの間神にならない?」


「・・・・はい?」


神の口から出たのは予想もつかないセリフだった。


「営業部の君なら最近ワシのミスが増えていることには気がついているだろう?」


「えぇ、まぁ」


「それはなぜかと言うとね・・・・」


社長室にもう一度緊張感が走る。アメリも今度こそなにか重大なことを打ち明けられると思い固唾を飲む。

ピシャッと雷鳴が鳴り閃光が差し込んでくる、と同時に神が口を開く。


「梅雨で気分が下がっちゃってさ〜、仕事まじめんどくさいみたいな?」


なんとファインと同じ理由であった。

梅雨はここまで人をダメにするのかと呆れていると

神が詳しい事情を話し始めた。


「君なら営業部だからどんな感じで聴取すればいいのかもだいたい分かっているだろうし、君の評価は

ミリー君から聞いているよ。頼む、君にしかできないんだ」


そう言ってアメリの肩に手を置き期待の眼差しを

向ける。

しかしアメリにはまだ聞きたいことが山ほどあった。


「私が神になる理由ってなんですか。第一、営業部の

仕事と両立出来ません!」


「理由?そんなの休みたいからに決まってるじゃん。あと営業部は休めばいいよ」


(決まってたまるかぁぁぁぁ)


さすがに面と向かって言う訳にはいかないので、心の中でつっこむ。


「休むって言ってもどうやって休むんですか」


「この梅雨で風邪がぶり返したって言えばいいんじゃない?」


(え?なんでこの人私が風邪ひいたこと知ってるの?

怖い。あとあれからだいぶ経ったし無理があるんじゃ・・・・)


しばらくの間考え込んでみたが、やはりアメリは出来ないという判断を下した。


「すみません、やはり私には荷が重すぎます。

失礼します」


そう言って社長室を出ようとした時、神が呟き始める。


「残念だな〜、大天使への昇級試験の時色々と融通

してあげようと思ったんだけど」


その言葉を聞いて立ち止まる。


(ダメよ私、こんな言葉に惑わされちゃ・・・・。

でも私の目標のためには何としても大天使にならなくちゃいけないし・・・・)


アメリの中の天使と悪魔が葛藤する。

そして神の方へと振り返る。


「是非やらせていただきます!」


天使LOSE!天界の天使が自分の中の悪魔に負けると

いう謎現象を起こしながら、神の申し出を引き受けたのだった。


そしてそのアメリの返答を聞いて、神がニヤつく。


「天使君、お主も悪よのぉ〜」


「いえいえ、お代官様ほどでは」


社長室に2人の笑い声が響く。

外では雷鳴が轟き、雨音も強くなっていた。


この時アメリは良い取引をしたと思っていた。

この時セニアは「天使ちゃん遅いな」と思っていた。

この時ファインはカエルを上手く撮る事ができ

「これはバズる」と思っていた。

えー、ここで皆様にこの会社についてもっと知ってもらおうと思います。


この会社は7階建てのビルとその隣に併設されている

学校の体育館みたいな建物によって構成されています。

道路沿いに建っており、道路から見て

左側に学校の体育館みたいな建物があります。

製造部の作業場所です。ここでスキル作ってます。

右側に営業部とかが入ってるビルです。


以上

説明終わり。


ちなみに私は絵が書けないのでこのお話を

小説という形で書いています。(唐突のカミングアウト)


絵が書けないから小説を書きます、だからこそ

絵が書けないので小説を書きます。

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