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第四話 怒らないといけないみたいですね

「お前、後ろ!」


何とか耐えきったのか、1匹の熊が後ろから襲い掛かかろうとしていた。

予想外だったのか、ソプラは反応できない。

そのまま熊の爪が突き刺さるかに思えた。

しかし、爪は鎧にはじかれるかのようにして、

体に傷一つつけることが出来なかった。


「『絶海ぜっかい!!!』」


少し驚いた後、ソプラはすかさずグーパンチで仕留める。


「…いやー驚きましたね、航ちゃん『絶海』使えたんですね!?

そんなレア度の…」


「お前は馬鹿か!!!」


すごい形相で怒りをあらわにする航大に、ソプラは思わず身を縮こませる。


「お前油断しすぎなんだ!

終わったと思ってもまだ続いてることなんていくらでもあるんだぞ!?

しっかり確認しろ!大体お前は人の話を聞かなすぎだ!」


必死で怒る航大を見て、ソプラは自分のことを思って言っているんだと感じた。

そう思うとなぜか笑みが出てきた。


「…ふふ。」


「なんだ!?」


「…ごめんなさい。」


「…いや、わかれば…わかってくれたらいいんだ。」


突然の態度の変化に戸惑う航大。


「出会って間もない人のことを大切に思ってくれるんですね、航ちゃんは。」


「当たり前だろ。

目の前で死にかかってるやつを見たら助けるのは当たり前だし、

危険なら注意するのも当たり前だ。」


少し悲しそうな顔をしながら航大は言う。


「そう…ですか。ところでー」


深く話を聞くと、暗い話になってしまいそうだったので、

ソプラは元通りの明るいテンションに戻し、話を切り替える。


「なんでそんなレア度5のスキルなんて持ってるんですかー!?

凄すぎません!?」


「何がどう凄いんだ?」


「もー、わかりました。一から説明しますね?」


そういいながら、少女はどこから出したのか、大きな黒板の前で授業を始めた。

二人の空間は『絶海ぜっかい』で包まれており、快適な空間になっていた。


「こんな使い方できるんだったら早く教えてほしかったわ。

…うわーなんか青空教室みたい。」


「水属性の魔法ですからね、涼しくなるの当たり前じゃないですか。

それと何ですか、そのあお?あお?」


「気にしないで続けてください。」


「もー。じゃ、説明しますよ?」


そこからソプラのエルジュ初心者講座が始まった。


何やら暗い過去がありそうな予感がしますが、それは置いといて。

次回はエルジュの仕組みが少しわかります。

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