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第六話 浮気劇第二幕「第一の男」

大変お待たせ致しました!!お待ちいただくご協力ありがとうございました!!

続編、浮気劇更新です!!




 ここまでの筋書き。


 まず、寧々子は信長の居城・岐阜城に押し掛けた日からそのまま滞在。

 幸いにも寧々子は数名の供を連れだって出かけるとしか長浜城の人間に言い残しておらず、戻るとも戻らぬとも言い残してはいない。

 それにより、数日寧々子の姿を向こうの人は誰も見ないことになるので、行方不明に信憑性が増す。


 そこに、三吉と前田利家を長浜城へ送る。

 利家の来訪は告げず、三吉の手引きでこっそり入城させる。


 城へ着いたらまず三吉は寧々子の部屋へ人目を忍んであの手紙を置く。

 それを本当は三吉が寧々子の部屋へ訪れて確認する予定だったが、偶然にも暇をもらっていたねねの妹・やや姫が城を訪れてきたときにそれを発見し錯乱。

 それをうまく利用して三吉も共に慌てたふりをして秀吉の側に控えているはずの大谷平馬に伝える。


 平馬に相談する形をとるが、最終的に秀吉へ伝える結果となるようにうまく寧々子不在の情報を流して誘導。

 見事成功したら秀吉へ伝え、彼が慌てたところにひそかに入城していた利家が現れて秀吉をけなす。


 ここから先は正直秀吉次第という賭けだった。


 もし寧々子を取り戻さない選択肢をとろうものならこらしめることは不可能であった。

 不発のまま寧々子を長浜城へ戻し、モヤモヤを抱えて生活をするところだった。


 しかし見事に秀吉は錯乱したので、成功時の予定どおり秀吉を気絶させてそのまま信長のいる岐阜城へ連れてくる手筈となっていた。




 前回のあらすじとネタバレも兼ねた説明終わり。














「う……うん?」




 気絶していた秀吉が目を覚ます。

 ぼーっとする頭のまま、周りを見渡して己の状況を確認する。


 しかし時間が夜なのか、灯りも用意されていないようで部屋は真っ暗だった。




「わし、どうしたんじゃったか。確か利家にねねのことを……はっ! そうだ、ねね!」




 気を失う前までの出来事を瞬時に思い出して秀吉は覚醒する。

 すぐに部屋を出ようと飛び起きるも、何かに足をとられてズコッと転んでしまう。




「いってて……なんじゃ?」

「――秀吉様」

「ん? その声は半兵衛か?」




 聞きなれた声が聞こえて秀吉は先程までの焦った様子から急に冷静になる。


 暗闇の中でキョロキョロと首を動かして声が聞こえてきたところを探す。




「ふふっ、そんなにキョロキョロしなくても、ここですよ秀吉様」

「ああ、そこにい……ひっっっっ!」




 声が聞こえたところから突然、ポッと音がすると同時に灯りがつく。


 そこで妖しい笑みを浮かべる半兵衛と顔が見えぬ女性、二人が密着していた。

 半兵衛が女性を抱き寄せており、女性は顔を俯かせて半兵衛の胸に寄りかかっている。




「キャーー! 半兵衛! なにをしておる!?」

「女性みたいな声をあげるんですね、秀吉様。可愛い。あなたもそう思うでしょう?」

「……ええ、半兵衛様」

「え」




 女性から発せられた声を聞いて、秀吉はピシッと固まる。


 それは、まさに、彼が探していた人の声。



 その空気を察して、女性が顔をあげる。




「!」

「旦那様、私、これからは半兵衛と共になりますね」

「ね、ねね!? そんな! 相手が半兵衛であってもわしは許さんぞ!! 断じて許さん!!」




 もう泣き出した秀吉は、泣き叫びながら二人を引き裂くために襲い掛かってくるが、二人とも息の合った動きで華麗にそれを避ける。


 そして、秀吉が起き上がって振り返る前に半兵衛が手刀をぶちこむ。

 再び秀吉は気を失った。













読了ありがとうございます。

ブクマ・ptよろしくお願いします!


この浮気劇で秀吉が馬鹿っぽく見えてきましたが、彼なりに必死なのです(笑)


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