表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
48/83

第四十七話 竹田城制圧完了

竹田城制圧完了です!


ちょっと緊張感少なめですがね(笑)







 秀長率いる竹田城攻略隊は藤堂高虎を始めとした諸将の働きにより、その後無事に竹田城を守るための七つの支城を制圧。

 バラバラに散っていた部隊と本隊が合流し、いよいよ竹田城を攻めることとなった。




「竹田城には天守への直接の登り口がありません。しかしこの城を現在預かっている太田垣輝延がいるのは間違いなく天守でしょう。天守への登り口は本丸領内にあるこの建物からであると小寺官兵衛殿から聞きました」




 軍議を仕切っているのは藤堂高虎。

 城の地図を指差しながら詳細に説明をしている。


 それを三吉と平馬も真剣な顔で聞いている。




「ここからはもはや順路に従い進むしかありません。誰が一番槍となるか、純粋な勝負となりましょう」

「そうだな。ありがとう高虎。全軍へ通達、進軍せよ! 城兵からの攻撃に十分注意しつつ、できる限り生き残って竹田城を落とす!」

「「はっ!」」




 支城攻めの部隊ごとに隊はまとまり、竹田城へ侵入を開始した秀長軍。

 皆の準備が整い、進軍開始のほら貝が響き渡ると真っ先に突出していったのは高虎隊であった。

 続いて秀長についてきた秀吉の家臣たちも続いていく。

 三吉と平馬はそれに圧倒されつつも一歩遅れて進軍を開始した。




「藤堂さん、めちゃくちゃ行動早くない平馬! 大丈夫かなあれ」

「もはや順路に従うしかない城故、ああして敵を覇気で牽制しながら突き進んでいるのだろう。この顔ぶれなら彼にしかできない芸当だ」

「順路に従うしかないなら相手方からすれば好都合。僕たちは後方からの援護にしない?」

「そうだな。幸いにも本隊が共にいるから弓だけでなく鉄砲も少しある。今回は槍隊も用いて中距離からの援護にしようか」




 支城攻めのときと同様の対応でいくことにした二人は、自分達と共に進んでいる兵たちに協力を仰いで中距離からの援護に専念することにした。


 二人とその協力者たちがサポートに徹したおかげで突出していった兵たちがスムーズに戦えてあっという間に本丸へとたどり着いた。




「おお! 平馬みてみて!」




 戦の最中だというのに緊張感の欠片もない声をかけられて平馬は一瞬こけそうになった。

 呆れながらも三吉のいる場所に近づくと、




「おお……」




 平馬も思わず感嘆の声を漏らした。



 二人の視界に映っているのは、竹田城下の景色だ。


 澄み渡る青い空の下に広がるは、緑生い茂る山々とその間を流れる清流なる川。

 川が近い故水田が多くあり、すでに季節は冬になっていたので稲は収穫されたあとだ。

 収穫前であれば黄金色に輝きを放つ美しい光景が広がっていたことであろう。




「季節だけが惜しいが、やはり高いところからの光景というのは良いものだ。もう少し早く来ていれば雲海が見れただろうに」

「そうだね。ここへ来た理由が、戦じゃなければより楽しかったんだろうけどね」

「戦の最中である自覚がありながら緊張感がないやつだ」




 悪態つきながらも平馬も三吉と共にのちに追いついてきた秀長に注意されるまで景色を堪能するのであった。




 その後天守への通り口が見つかり、先攻していた藤堂高虎や元は毛利方についていたが此度の秀吉の中国攻めでこちらについた赤松広英が天守についたとき、城主だった太田垣輝延は自害していた。


 これにて竹田城の戦いは秀吉側の勝利で幕を閉じた。













読了ありがとうございます。

ブクマ・ptよろしくお願いします!


次回、火曜更新となります。また日があいてしまいますが、よろしくお願いします

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ