表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
今日も学園はゴタゴタしてますが、こっそり観賞しようとして本日も萎えてます。【連載版】  作者: 柚ノ木 碧(活動休止中)
5章 今日も周囲も人間関係もゴタゴタしていますが、国内の紛争やら暗殺やらで物騒な最中、恋人が出来て戸惑いつつも鑑賞致します。
99/110

閑話 人間死ぬ気でやれば

今回短めで、ちょっとわかりにくいかも知れません。

台詞ばかりデス。m(__)m


 グ ・・・グラシア

 バ ・・・バーネット



 グ「所で、バーネット様。国王(アノ人)は何と書いて寄越しました?」


 バ「あ゛~~~…まぁ、現状我が領土はこんな風になってしまったし、予想通りって言えば予想通りだよなぁ…」


 グ「でしょうね」


 バ「アルビオン様とジーニアス殿達にも報告しておいた方が良いだろうな」


 グ「ウィックロー国と戦争ですか」


 バ(途中からグラシア)「ああ。それと「『隣国の王子を匿ってやった恩を仇にして返した。この罪は大きく、更には我が国の令嬢を人質にして逃走。この罪は大罪に値する』とのコトです。このコトを諸外国に通達してから開戦となるみたいですね」


 バ「お前もしかして中身読んだのかよ…」


 グ「察しただけですよ。合っていますか?」


 バ「ほぼピッタリ。妹君を拉致されたジーニアス殿にはなんて言ったら良いのか…」


 グ「ありのままが良いでしょうね」


 バ「はぁ…荷が重い…」


 グ「心情お察し致しますが、言わないよりは良いでしょう。他には何か書いておりませんでしたか?」


 バ「ん~…一応我が領土向けの事柄は詳しくは言えないが、それ以外はまぁ、な。隣国に接している我が領がほぼ戦場となるだろう。今のうちに聞くが、アルビオン様向けのもあるのだろう?」


 グ「はい、書状を預かっておりますがまだ渡しておりません。国王からバーネット様に渡してからと仰せつかっておりますので」


 バ「グラシアの先程迄の言葉を聞いた後、取り繕った形で言われると複雑な気分になるのだが…」


 グ「私こう見えてもモイスト家の元筆頭執事の身ですので」


 バ「…その上、伯爵家の三男だったか」


 グ「私は爵位を返上した身です。とはいえ所詮三男ですので、爵位があっても長男も次男もいることですし、何より更に四男も居る身です。何処からどう見ても伯爵家を継げない身ですから意味はありませんね」


 バ「…お前の実家、今も帰って来いって五月蝿かったとアルビオン様から聞いているがな」


 グ「ははは、ご冗談を」


 バ「学園でも優秀だったと聞いているが?それにアルビオン様とアレキサンダー国王様が在学中、当時揉め事を起こしていた隣国の騎士団長を打ちのめしたと聞いたが」


 グ「あの生意気な騎士もどきですね。確か今は結構な大物になっていると思いますが」


 バ「ちょーと、その辺の話を詳しく聞こうか?」


 グ「それより先に書類を片付けるのが良いと思いますよ?ほっとくと更に増えますので。ほーら、従者がまた新しい書類を持って来ましたよ。いやぁ、こうして山が増えていくと何ともまぁ滑稽ですね」


 バ「ま、マジか…シヌ…」


 グ「人間死ぬ気でやれば死にませんよ」


 バ「鬼ぃ…」


登場人物紹介を書くべきかどうかここ数日考えていたのですが、ぶっちゃけジンとアレスを微妙に修正と、後はアレクサかな?ぐらいなので止めました。

新キャラもジンの妹のマリエルくらいかな?


さて、次はウィックロー国編突入です。それとアレイ家実家編も書ききれたら書いて行きたいですね~。ニキにケインやレスカ達の動きもガッツリ書きますよ!更に!

お怒りモードのジーニアスと、その補佐役?コリンも。勿論レナの親友ユリアちゃんも華麗に登場!…出来たら良いなぁ。。。


・・・


オルブロン(以後オ・レナの末の妹)「あたしの出番なーい!」

ディラン (以降デ・レナの兄。次男)「私もありませんね」

オ 「お兄ちゃんオアイコ!」

デ 「そうですねぇ、とても平和ですねぇ」

オ 「…なんかこう、お兄ちゃんと居るとノホホンとしちゃうなぁ」

デ 「そうですか?」

オ 「うんうん。何だか縁側でお茶飲んでいるご隠居みたい…」

デ 「……私其処まで年寄りでは無いのですが……」

オ 「でもぉ~その様子が察することが出来るというか~」

デ 「普段こう見えても忙しいのですよ?何せ当主であるジーニアスの代わりに書類とか、男爵家当主の仕事が舞い込んで来ていますし、更に時期を見て前ガルニエ伯が所持していた領地の運営を賜るべく勉強までしなくてはなりませんからね」

オ 「うーん見た目そうは見えないんだけど~」

デ 「とほほ…」


ビンセント「(かぁ~っ!これだからデュラン様は癒やしザマスー!最高ザマスー!はぁはあ…あ、ヤバイアノ娘みたいに鼻血が…)」


ヴェロニカ「(ああ、あのお嬢様のダンスの先生、またディラン様みて癒やしってイッテル…)」

ユイ 「(し。見たら駄目よヴェロニカ、目を反らすのよ。そして…何時の間にか私達の背後に居るパーシャ…相変わらずの大量出血…掃除と増血剤用意しないとね)」

ヴェロニカ 「(毎度毎度凄い出血よねぇ…)」

ユイ 「(ほんと、よく出すわぁ~)」



■ビンセント・マクガレン

レナ達のダンスの先生。

□ヴェロニカ

ガルニエ家のメイド リーダーっぽい。ちょっとふっくら女子。

■ユイ

同じくガルニエ家メイド。お洗濯担当のようだ。

□パーシャ・スターレット

同じくガルニエ家メイド。腐女子。鼻血をよく出す為、レスカから増血剤を大量に渡されて居る。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ