表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
狭霧町奇談  作者: @眠り豆


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

86/156

85

駆け抜ける前に、あなたは足を止めた。


「えっと……」


アパートの前に立つふたり連れを見たとたん、頭の中に昨日の記憶が迸る。


「刃くんと珠樹さん、ですよね?」


日本刀を持った学生服の少年が微笑み、無精髭の男は苦虫を噛み潰した顔になった。


「ほらね、お師匠。彼女は来ましたよ」

「……仕方ない」


珠樹が事情を説明し始める。

ずっとずっと昔、ここには自称・教祖が住んでいた。

彼は病気の子どもを案じる親の気持ちにつけ込み、神の力で病気を癒すと称して大金をせしめていた。彼が普通の治療を禁じたために、死んでしまった子もいたという。

罰が当たったのか、やがて彼自身も病気になり、死を待つだけになった。

彼は死後の復活を企み、治療を求めてやってきた子どもたちを殺して邪悪な儀式を行い、悪霊となった。


──そして今も、ここに、いる。


三人でアパートを見上げた。

目に映るのは、昔のドラマに出てきそうな古びた建物だ。

錆びた鉄の階段が一階と二階をつないでいて、どちらの階にも三室ずつ、合計六室ある。

珠樹が親指を立てて、一階の三室を示した。


「俺は下を調べてみる。ヤツが罠を仕掛けているかもしれないからね」

「僕は上がってみます。悪霊は生きていたころ、二階の西角部屋に住んでいたんです」


刃は二階を見上げている。

あなたは──


珠樹と一緒に一階を調べる→101へ進む

刃と一緒に二階へ行く→102へ進む

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ