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あなたは、ほとんど走るようにしてアパートの前を通り抜けた。
しかし、そこにはだれもいなかった。
このアパートが取り壊されることになったと告げる、立て看板があるだけだ。
きっと恐怖で見間違えてしまったのだろう。
しばらく進んで、あなたはアパートを振り返った。
なんとなく耳を澄ませてみる。
──なにも聞こえない。辺りにはだれもいないのだから、当たり前のことだ。
(泣き声も聞こえない……)
なぜかそんなことにホッとして、あなたは学校へと歩き出した。
<NORMAL END>
あなたは、ほとんど走るようにしてアパートの前を通り抜けた。
しかし、そこにはだれもいなかった。
このアパートが取り壊されることになったと告げる、立て看板があるだけだ。
きっと恐怖で見間違えてしまったのだろう。
しばらく進んで、あなたはアパートを振り返った。
なんとなく耳を澄ませてみる。
──なにも聞こえない。辺りにはだれもいないのだから、当たり前のことだ。
(泣き声も聞こえない……)
なぜかそんなことにホッとして、あなたは学校へと歩き出した。
<NORMAL END>