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狭霧町奇談  作者: @眠り豆


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あなたは川沿いに進んだ。どんどん霧が薄くなっていく。

やがて踏みしめられた道に出た。川を見下ろすように柳の木が植えられている。

狭霧山にある小さな村が近いのかもしれない。

何度かテレビのローカルニュースで目にしたことがある。


(ウサギを見つけるためには、どうするのがいいんだろう?)


このまま村へ向かうか、山へ戻るか。

考え始めたあなたの耳に、河童川の水音以外のものが飛び込んできた。

あなたは木陰に隠れて、聞こえてきた方向を見た。

近くの柳の根元にふたつの影がある。

小さな影は黄色、もっと小さな影は青いパーカーを着ていた。

聞こえていたのはふたりの男の子が放つ泣き声だった。


(でも……)


あなたは友達の弟と遊んだときのことを思い出した。

ゲームでインチキしたのを怒ったら、今聞こえているのと同じ声でウソ泣きされた。友達は慣れたもので、うろたえるあなたの代わりに、ぽこんと弟の頭を殴って黙らせていた。

黄色いパーカーの子どもは小学校低学年の六歳か七歳くらい。

ちょうど友達の弟と同じ年ごろだ。

青いパーカーのほうはもっと幼い。ふたつか三つだろう。

この時間この場所にそんな小さな子どもたちがいるなんて妙な話だ。


あなたはどうするか決めただろうか。


声をかける→12

声をかけない→13

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