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狭霧町奇談  作者: @眠り豆
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物語の主人公は、あなたです。


章の最後に現れる選択肢の中から好きなものを選んで、指定された番号の章に進みましょう。目次を別ウインドウで出したままにしておくと、楽かもしれません。

選択肢がないときは指定の章へ進んでください。

もしかしたら特別な進み方でしか行けない章もあるかもしれません。


あなたが選ぶ物語は、どんな結末を迎えるのでしょうか──

夜だった。

あなたは鬱蒼と茂った森の中にいる。

可愛い動物柄のパジャマを着た、十代の女の子のようだ。

どうしてこんな場所にいるのかは、いくら考えてもわからない。

膝から下が真っ白な霧に覆われている。

夜露に濡れた草を踏むのは裸足だ。


(……怖い……)


けれど恐れる気持ちよりも使命感のほうが強い。

あなたは拳を開いた。手の平にはしずく型の石が鎮座している。

亡くなった恋人を復活させるために、ウサギを探す。

それが、あなたの覚えているただひとつのことだった。

辺りを見回す。

四方に道があり、吹き込んでくる風が霧に渦を描いている。

山の天辺から雲海を見下ろしている気分だ。

あなたは吹き寄せる風に意識を集中した。

ずっとここにいてもウサギは見つからないだろう。

さて、どこへ進もうか。


水音が聞こえる北へ→10へ進む

風がざわめきを運んでくる南へ→20へ進む

風の勢いが一番強い東へ→33へ進む

樹上に月が煌く西へ→40へ進む

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