偽りの通報者4
〜前回までのあらすじ〜
彼らは、ジョンを仲間として引き入れる。しかし、彼は、運営の者だと知る。
【彼は運営の者だ。】
(それより、エ□本って、)
話がかみ合ってない。
「ジョンさん。貴方は一体何者ですか?」
「だから俺は...」
「もうわかってます。」
【おい、こら。なにを言っとる。】
(光剣ちょっと任せてくれ。)
【まぁ、好きにしろ。エ□本】
(だから、エ□本って言うな)
「ふむ、何のことかな?!」
「知っているです。僕は」
「だから、なにをだ?」
「貴方が不正通報者だという事を。」
「リアルモードにとぼう。そして殺し合いをする。
あと、冥土の土産に教えてやろう。俺は女だ」
(女、通報?まさかコイツが不正通報者?本当に犯人だったんだ。)
【見た感じそうだな。おい、録音機能を使え。】
僕はポケットの中のケータイを探り、録音を開始させた。
「おい。まさか貴方は不正通報者か?」
「そうさ。しかし、それを知ったところで、お前は死に近づくだけだ。」
「一体どうやって?」
「他の端末から、データを書き換え、そして、通報。そして、罪の重さを決める会議に、有罪だと強調するだけだ。それを知ったところで、お前は死ぬだけだがな。」
「今の声、録音させてもらった」
「ふむ、リアルモード」
そう、ジョンは言い、僕と共にテレポートした。
「僕を殺したところで、意味はない。もう、運営に音声を送った。」
「お前を殺すのは、自己満だ。お前も死ねば、道連れのできるんだよ。」
僕は携帯を彼に向けた。すると、
(6000レベ?!勝てるのか)
【俺がおるやないか。エ□本】
(それも相手は、ステータスが...)
【俺自体を携帯に向けてみろ。】
(お前、10000レベなのか...)
【勝つでこの勝負】
(おう)