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偽りの通報者1


このゲームでは、通報という、システムがある。

通報された場合、運営が不正をしらべ、不正だった場合、

そのアカウントを停止させるというシステムだ。

場合によっては、運営に殺される事もある。警察は告訴したが、

証拠不充分でダメだったらしい。



ーーー???ーーー


「っふ。こいつは運営に殺されたか...」


カタカタとパソコンのキーボードの音をならす。膨大なプレイヤーデータがそこにはあった。


「つぎはコイツにしよ!!」


そのデータは陽介のものだった。


「不正課金がいいかな」


そう言い、その人物にやけた。



ーーー龍也ーーー


陽介が朝、ションボリしながら、通学路を歩いていた。


「おい、陽介。」


と声をかけると、かれは目に溜めた涙をぬぐい、笑顔をつくった。

そして、


「よう、龍也。こんなところで会うとは奇遇だな。あはは」


「何を言ってるのいつも一緒じゃん!」


「あー、まぁ〜うん」


彼はごまかした。


ーーー数時間後ーーー


「やっと授業が終わった。陽介、今日も一緒にピースネットしないか?」


「ごめん今日は用事」


ーーー次の日ーーー


「陽介今日一緒にピースネットしないか?」


「ゴメン用事」


ーーー数日後ーーー


「今日はピースネットしないか?」


「ゴメン今日も用事」


「お前何かあったのか?陽介?」


「特に何も無い。」


「そんなことはない。最近、いつもの感じじゃ無いんだ。」


「実は...3ヶ月アカウントを停止させられたんだ。不正課金で。でも俺はやってない。」


彼の目はグレートバリアリーフのように澄んだ、紛れもない真実の目だった。僕は真実を探る事にした。


「わかった。ちょっと調べてみる。陽介、頑張るよ」


「知っているのは、犯人は女子だ」


偽りの通報者2に続く






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