-1 その男スィーツにつき-
その男スィーツにつき
-1 その男スィーツにつき-
その男スィーツにつき。
スィーツ、何だってんだよ、一体さぁこの言葉! 普通に食後のデザートと言え! おっと、かなりお怒りの様ですよ、あの方が天界で。
それでもどこの誰が使い始めたんだかはさすがに知りませんが、どうもすっかりと世の中に定着してしまいましたね、スィーツって言葉。
まあ私は恥ずかしくてそこは使いませんし、平気で「スィーツ食べようね」とか言っている人にも別段文句は無い訳で、そこは勝手にどうぞ、って感じです。
それでも言葉狩りとかでは無いですが、その本来のその意味と別に、このスィーツって単語、勝手に色々な方面で一人歩きしてますね。何気にいい感じで。
私はこれまで、「俺は出来る男だぜ、だからお前等、黙ってついて来いや」とか「うわー、かわうぃー」とか「パンデミック」とか、そんな流行り言葉とか、完璧アッパッパァな感じの文言を平気で率先して、安易に使う方々を総称して、お花畑野郎、あるいはデンパちゃんと、とっても小さな声で言っていました。まあパンデミックって言葉はどうやら世界的規模の流行と言う意味らしいのですが、それでもTV画面から、いやらしいにやけた、したり顔で「俺はそんな事をすでに知ってるぜ」って感じで、しつこくそれだけを無駄に連呼するその手のタレント連中にはかなり辟易していました。「お前、報道番組はより解り易く、具体的に視聴者に伝えるのが一番の仕事だろう!」とね。
まあこれはもしかして、かなりの偏見が含まれて居るかもですが、それでも気分が良くないのも確か。
でも最近、世間の認知も進んで、すでに多投され出した、このスィーツと言う言葉、まさしく、そんなこっちがイラっとする場面では特に都合がよろしいです。
今まではそんな時、「ああ変にムカムカする」と感じても、そこからそいつに向かっての攻撃の言葉が口から発してしまうのをギリギリ何とか我慢をするか、もう心の堤防が決壊して、「バカか、この腐れボケ」と言ってしまって、それって周囲からの心証を著しく下げてしまう事が有るので、そこは言ったらさすがに損でしたからね。
だから最近はそういう時はこう言っています。
「なんだかなぁー、この脳内がスィーツ三昧な感じって」と。
これでも有る程度、蔑視の言葉には違い有りませんが、それでも先程の直線的なきつい悪口よりも、確実にましですし、何気に結構そこは周囲からも同調され易いし、ついでに笑いも起きるんで。
そう言う事で、当分はこの便利な言葉をそっち方面では使わせて頂きます。
でも食後とかにはまだまだ使いません。広辞苑に載ったら使います、でも以外と早く載るかもなぁ、これ。
※ 心配で今広辞苑を調べたら、スイートは有ったが、スィーツは無かった。もうビックリさせないで下さい。




