雑記①、イチ世界について
観測記録。イチ王国近郊。1000-1025
世界情勢。
超大陸が一つ。その大陸の南西に位置する、大国が一つ。その大国は、イチ王国と呼ばれている。
イチ王国の統治により、王国、王国近郊は大戦の無い、概ね安定した、飽和した世界である。しかし、大戦は無いが様々な、小戦はある。
戦いは剣と魔法、特殊スキルを用いて行われる。魔道具や兵器も使用されるが、強大な力を持った個人が存在するため、それらは軍事力たり得えない。前述の個人が戦闘に参加した場合、多くは殲滅戦・制圧戦となり長期化する事は無い。
この世界には魔物も存在するが、現行では、戦いの多くは、思想の異なる人同士の戦いである。
イチ王国。
約千年、平和を保っている。
王城は都市の中心部に位置している。立憲君主制。王家以外の特権階級も無く、建前上は、法の下の平等が謳われている。
魔道具の進化・工事技術の発達で、人々の生活水準は高く、都市の衛生状態も良好。
城塞都市であり、魔術師の城壁と呼ばれる城壁に守られ、堅牢な周囲の守りに加え、大魔女ソフィアが張る結界に、上空も守られ、外部から、大規模な敵の侵攻が行われる事は、ほぼ不可能となっている。
市中は10区画からなっており、各区画には、騎士団の詰所があり、治安が保たれている。
王国内にある、主な大型施設は、王城、騎士団本部、魔法軍本部、各所学校施設、各種展示施設等である。
深い山脈と森。
王国の北西、遠方に広がる広大な山脈と森。俗世を離れた人々が点在し、ひっそり暮らしている。
王国より遠方になるに連れ、未開の地となって行き、山脈と森は膨張し続けているため、最果ては未観測。
王国外、周辺地域。
王国外に明確な統治者は存在せず、村、部族が、少数派のみ点在している。
王国から離れるほど無法地帯となっており、討伐されていない、魔物も多く存在する。
王国より遠方になるに連れ、未開の地となって行き、大地は膨張し続けているため、最果ては未観測。
王国周辺の近海。
小島が多く点在し、そこを拠点とした様々な団体が乱立している。また、未調査の遺跡も多く存在しているため、定期的に調査が行われている。
王国より遠方になるに連れ、未開の地となって行き、海は膨張し続けているため、最果ては未観測。