あなたは誘導される・・・
世の中にあふれる情報。
生レバー問題、唐揚げのレモン、忠臣蔵、ハヤブサ・・・
あなたは知らぬ間に誘導されているのではないだろうか。
私は最近、違和感を持つことが多い。
マスコミ、特にテレビの報道にである。
謝った情報を流したと認めた局もあったが、それではない。
普通の情報にである。
例えば、生レバー問題の報道である。
どんなにちゃんと管理している肉でも危険はある。
だから、生肉を食べるという行為は制限されてもしょうがないだろう。
しかし、尊い命が失われている。
この問題をもっと社会に生かさなければならないはずだが。
大事なことが抜けているのではないだろうか。
一部ではテレビで放送していたが、明らかに不十分だと思う。
それは、肉の調理方法についてである。
よく料理する人にとっては、当たり前のことであるだが、
先に野菜を下ごしらえして、その後に肉や魚に包丁を入れる。
これを逆にすると生肉を処理したまな板や包丁に荒い残しがあると、
そこから菌が野菜に移ってしまうからだ。
野菜は生で食べることが多く、もしそうであれば、生肉を食べるのと同じである。
あなたの母親はよく分かっているから、心配ないだろう。。
しかし、注意すべきはバーベキューや焼き肉である。
バーベキューではまな板、包丁や手を水洗いしづらい。
また、焼き肉の場合、自分が食べる箸で肉を網に載せたら、生肉を食べているのと同じになってしまう。
レバーの生食を規制するなら、もっと注意を喚起すべきである。
他にもある。
今度は、大ヒットしているものについてだ。
二つの作品とも違和感が残る。
一つは『アナ雪』である。
松さんの『レット・イット・ゴー』は絶品である。
でも、ストーリーが・・・
それは、王子についてである。
そんなに悪いことをしたのか!?
最後には手のひらを返したように悪人扱いされてしまった。
何か政治的な意図があるのかと深読みしてしまう。
もう一つは『ワンピース』。
アニメはチェックしているが、漫画はやたら文章が多くて読むのが辛い。
それに登場人物が多すぎてついていけなくなる。
昔の劇画調の漫画が好きな私だから許してほしい。
それだけじゃなく、ついていけない理由がある。
ゴム人間が強すぎるという設定だ。
他に凄すぎる能力者がいるのに。
でも、本当の理由はあれだろうと心当たりがある。
『日本で一番の漫画』という触れ込みだ。
確かに売り上げが証明しているが、内容的に・・・
と思ってしまうのが、『ワンピース』がジャンプの伝統的な漫画だからだ。
この伝統を作ったのが、『リングにかけろ』だろう。
負けて必殺技を編み出す。
仲間を揃て、敵と戦う。
戦った敵と仲間になる。
とにかく強い敵が現れる。
ジャンプの伝統の域を出ていないと感じてしまうのだ。
これらの『持ち上げすぎ』や『煽り』の現象は、
そこまで凄いの?と疑問を投げかけられない雰囲気があるからだ。
昔と違って視聴者は強力な武器を持っているのだ。
ネットだ。
自分の正義感を貫く、寛容さを欠くネット戦士は相手の息が止まるまで攻撃するからである。
ただ、情報を受け入れてみるのも一つの手である。
人が薦める情報で嵌ったものを紹介しよう。
一つは、長野オリンピック金メダリストの清水選手が面白いと言った漫画、
『イニシャルD』だ。
読み始めてからは連載終了まで見逃さなかった。
もう一つは他にも武田鉄矢さんのラジオで知った『峠』だ。
『峠』は司馬遼太郎氏の歴史小説である。
これがきっかけで司馬氏の小説をほぼ読破した。
こんなことがあるから、まず試してみるというのを信条としている。
しかし、まだまだある。
情報が隠されている場合があるのだ。
どういうことか早く知りたいかと思うが、
なぜ、これらのことが気になるか、まず説明しておこう。
物事をいろいろな視点から見てしまうからだ。
表から裏から横から斜めから。
これは癖である。
でも、性格ではなく、技術なのだ。
いちいち色んなことが気になって厄介だが、
小説のネタには困らないので助かる。
この視点を変える技術は後で説明しよう。
話を戻す。
どういう訳かテレビに出ない情報がある。
意図があるのか、ないのか分からない。
たぶん、意図があるのであろうが。
例えば、唐揚げにレモンをかけるか?である。
テレビでよく議論されているのをみかける。
かけるか、かけないかは好き嫌いだが、
見逃してはならない問題があるが放送されていない。
農薬についてだ。
レモンの表面には農薬が残留している可能性があり、
輸入レモンには防腐剤、防カビ剤が付着している可能性がある。
よく洗浄されていなければ、レモンを搾る時それらが食材に付着するだろう。
まあ芸能人が行く店は高級店で、無農薬レモンを使ているから関係ないだろうが。
他には、CO2問題で議論されたことがない事がある。
ビール、清涼炭酸飲料についてである。
これらにはCO2が溶け込んでいるはずである。
だがこれらは問題として取り上げられない。
テレビは、大事なスポンサーにはツッコミを入れられないのだろう。
まだ、ある。
それは、忠臣蔵。
敵役の悪人である吉良上野介についてである。
吉良家は天皇家の血筋を知っているのだろうか。
吉良家は征夷大将軍になれる家系である。
征夷大将軍は桓武平氏、清和源氏の家系しかなることができない。
徳川家康は吉良家を利用して清和源氏の家系図を作り上げ、
征夷大将軍になったのであろう。
だから、吉良家は高家として江戸幕府に重用された。
もし、天皇家の血筋という事実がテレビで公表されたなら、
ここまで叩かれないのではないだろうか。
まだまだ、違和感が残っている。
それは『ハヤブサ』だ。
先日打ち上げられた探査機の。
本当に小惑星「イトカワ」に辿り着いたのだろうか。
遠隔操作のため本当に行ったのか分からない。
映像だけならCGでもなんとかなる。
だから、唯一の証拠はイトカワで採取した物質である。
しかし、その物質の情報がほとんど公表されないのだ。
一説によると、大気圏突入の際の熱で採取した物質が変質しまったという。
本当にそうなのだろうか。
だったら『ハヤブサ2』はその対策をしているはずだ。
しかし、その対策を聞いたことが無い。
だから、本当に「イトカワ」に行ったのかと疑ってしまう。
ここで一つの結論にたどり着く。
テレビやメディアは人を誘導しているのだ。
煽ったり、逆に問題にしなかったり。
これらの私の違和感にすべてには賛同は得られないかもしれない。
しかし、一つでも賛同を得られたのなら、
私の意見と通じる所があるのだろう。
それなら、お勧めの本がある。
さきら天悟著
『愛と死のせつな』
税込648円。
一度、試してみるべきではないだろうか。
最後に視点を変える技術について述べよう。
それを学んだのは電子部品の故障原因を推定する手法だった。
実際に起こりえないこともリストアップするのだ。
静電気、雷、振動、落下衝撃、高温、低温、結露、塩水、電源異常、
電磁波、放射線、ガス、気圧、経年劣化、霜、誤操作、水没、
異物混入、基板異常、半田付け不良、部品初期不良、部品構造不良、誤組み付け、
などというあらゆる原因を上げていく。
こうやって訓練することによって視点を変えることができるようになる。
うまく誘導できたでしょうか!
なお、内容についてはしっかり調べてないので誤りがあるかもしれません。
すみません。