第141話 「人物紹介:【ソキウス】の仲間たち」
神御裂蒼
天王子学園2年生、序列20位、同盟「ソキウス」メンバー。
日本5聖家が一角、「神御裂家」の娘。紅は双子の姉である。
元々はどこの同盟にも所属するつもりはなかったが、澪雫やネクサスの誘いを受けて参加する。
後にネクサスに思いを馳せるが、かなわないと判断して早々に諦めた。
まだ出来て間もない涼野流剣術を扱う澪雫とは違い、代々家に伝わる由緒正しい「神御裂流抜刀術」を主力とする。それは近接の武器と呼ぶには余りにも戦い方が一撃必殺かつヒットアンドアウェイなものであるためと、涼野冷と自分の親が友人であることから涼野流も少々はかじっている模様。
また、ネクサスが剣術を訓練し始めた頃、基本的に神御裂流を習おうとしない澪雫と涼野流を習おうとしない紅の代わりに、橋渡し役になったのも彼女である。
神御裂紅
天王子学園2年生、序列25位、同盟「ソキウス」メンバー。
日本5聖家が一角、「神御裂家」の娘。蒼は双子の妹である。
ネクサスに恋慕を抱いていないこと、妹のように活発ではなく基本的に無口で陰が薄いことをのぞけば上の通り。
関帝零璃
天王子学園2年生、序列59位、同盟「ソキウス」メンバー。
日本5聖家が一角、「関帝家」の息子(?)。
女装少年というより、余りにも美少女然としておりネクサスは出会ってから2ヶ月ほど彼のことを「彼女」と言い掛けていた。
貧乳の美少女に、男性の象徴をくっつけたような人。刀匠である父親を非常に慕っており、同様に刀鍛冶や手入れなどの技術がある。その腕前は、澪雫が感激するほどである。
また、スキンシップが極々自然に行われるため、彼の性別を知っている人でもドギマギする人が後を絶たないという。
能力面では金属を自在に操る能力を、属性能力のほかに持っている。また、刀の扱いに長け同時に壁役もこなすが、それは彼の性格が自己犠牲の激しいものだからである。
痕猫刑道
天王子学園2年生、序列4位、同盟「ソキウス」メンバー。
父親は天王子学園の学園長。入学時はまず確実にネクサスよりも強かった。
巻瀬ルナナと仲がいいのか、よく一緒にいるが彼に全く恋慕のような思いはなく、ただのバディといった感覚の模様。
地形を変える能力を持ち、それによって相手の行動のいっさいを封じ込められる。だが、発動に時間がかかるためネクサスや澪雫といった、速度にものを言わせる戦い方をするタイプの能力者は苦手。
巻瀬ルナナ
天王子学園2年生、序列77位、同盟「ソキウス」メンバー。
直接的な攻撃手段を持たず、専ら音波攻撃を行う特化型能力者。
ネクスト・アルカディアの大ファンであり、真っ先に尊敬していると叫ぶような女の子。ネクストの写真が載っている日本の新聞は全て切り抜かれているほど熱狂的で、いつか直接会ってみたいとネクサスに頼み込んでいるが彼は「目の前に現れたらそのまま倒れそう」とお茶を濁そうとしている。
最近は刑道と一緒にいることが多いが、やはりこちらも恋慕などは抱いていない様子。2人で出かけたり、手をつないだりもしているが彼女自体その意味がよく分かっていないようにも見える。
天鵞絨影劉
天王子学園3年生、序列89位、同盟「ソキウス」メンバー。
母は天王子学園理事長の雨海、弟は同盟【ー雷帝ー】のリーダーの洸劔。
直接的な攻撃方法を持っているが、それを使わず基本的には軍師役を担う。拘束系の能力が得意であり、彼の話によると覚醒した人を雁字搦めにすることも可能らしい。
自分で異名を付けず、他人から「匿名の英知」「無名宰相」などと正体不明をにおわせる異名を付けられていたが、それは彼が「ソキウス」に参加するまで、傭兵のように雇われて一時的な協力関係を担っていたからである。
シミュレーターをいじくって自分仕様に操作したりと機械面の場面でも役に立っている。
朱鷺朔清崙
スローネ・デスティン
六駆七星
新しく「ソキウス」に加入した1年生。
それぞれ徒手格闘、銃、剣の才能があると判断された。




