家政婦

　目覚めたとき、日がずいぶん高くなっていた。汗ばんだ体をほぐしながら階下におりた。同居人兼家政婦がちょうど飯を作っているところだった。

「おはようございます、大好きなハンバーグがもうすぐできますよ！」

　うれしそうに喋るそいつの頭を殴りつけた。やつはもんどりうって倒れた。

「おはようって、もう昼じゃねーか！　ちゃんと起こせよ、クソが！」

　やつは打ちどころが悪かったのか動かなくなった。

「チッ」

　まあいいか、新しいのを買おう。

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やさしくしようね！