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「静音さんとやらはどんな奴なんだ?今の話だと普通の人じゃないみたいだけど」

睦月が質問してくる。

「静音は、伊豆家いとうけが囲っている生き神だ」

「生き神!」

睦月も橘さんもかなり驚いている。弥生が成りかけている存在なんだから仕方ない。

先生が再び話し始める。

「静音は完全な生き神だが、今は囲っていると言うよりも、共生していると言った方がいいな」

「共生ですか…」

橘さんが考えながら呟く。

「ああ、俺は子供の頃から一緒に暮らしていた家族だと思っている」

「「…」」

二人は少し考えていたけれど、すぐに首を縦に振った。

「それで先生、静音さんを呼ぶのは静音さんの幸運を呼ぶ力を使うの?」

「いや、違う。さっき言った通り、同時に生き神は二人存在する事は出来ないとな」

先生がニヤリと笑う。

「なるほど、こちらに静音さんが来れば、弥生さんは生き神になる事が出来ないと言う事ですね」

先生の言葉に橘さんが素早く納得する。

「!?」

「そういう事なの?!」

「ああ、だが時間を伸ばす程度だと思っている。静音はこの時代で発生した訳では無いからな…最初は騙せてもだんだんとこの時代に異物と確認される。俺たちと同じ様にな」

「そっか、私の時間が狂ったのは、異物と確認されたからなんだ…」

「以前瑞樹が異物と感知された時間と生き神に関しての時間を考えれば1ヶ月程度だが、時間が狂う事を考えれば読めない。だから俺たちは行ったり来たりを繰り返す必要がある」

「生身できても長くは滞在出来ないって事か…」

「そういう事だ」

「だけど繰り返せば生き神化は完全に防げるんじゃないのか?」

睦月が疑問をぶつけてくる。

「時間が狂わないなら、生き神の感知の方もバレないんじゃ…」

先生が首を振る。

「静音自体をずっとここへ置いておく訳には行かない」

「なんでだよ!」

「睦月お前は弥生を戻す事を考えろ。元に戻れば生き神化は止まる。それが確実だ」

睦月は先生に言われて、最初の目的に立ち戻る。

「そうだったな…弥生を元に戻せばいいんだ」

「そうだ。それに静音が長く留まるのはおすすめしないからな」

「なんで?」

私が思わず聞き返すと、先生はため息をついた。

「なんでって…伊豆家が背負ってきたものを浄化したお前がそれを言うのか?」

「あっ!そうか」

すっかりさっき聞いた事を忘れてた。

「嫁候補としてやりましたね…浄化」

「それに、俺たちが行ったり来たりするだけなら、そのまま登録した地点だけで行き来可能なんだが、静音をこちらに連れてくるとなると…帰る時に伊豆家の陣が必要だ。どちらにしても伊豆家の奪還が、今の第一目標だな」

「先に静音さんを呼んで、弥生の安全を確保すると共に羽島との戦いに出る❓」

「だな」

「ですね」

睦月や橘さんも頷く。

「伊豆家を奪還出来れば、弥生も付いてくるからな。ただ…静音と違って、弥生は今生き神に変化する過程にいる。話は通じないし、刺激すれば暴れる。静音みたいに会話が出来るまでには、かなりの時間を要するから覚悟だけはしておけ」

私たちは首を縦に振る。

「それで、どうやって静音さんをこっちに呼ぶの?」

「魔法陣を使うのが一番楽なんだが…俺ではなく、瑞樹がやる必要がある」

えっと…先生が呼ぶのではなく?

「えっ、待って待って…私が?!」

「ああ、未来のこの世界に呼ぶには時渡りが出来る瑞樹が呼ぶんだよ」

なんか…私の使命盛り沢山な気がするのは、気の所為なんだろうか。

もっと頑張って書かなければ…と思いつつ、なかなか進まない毎日( ̄^ ̄゜)


(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑がんばれー私

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