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トータルジャスティス 1ー2

アイシャはコンクリートジャングルをトラックで走る。周りには廃墟と化した街並みが続いた。アイシャは薄汚れた看板を見た。[銀座か。セレブの廃墟ね。贅沢の極みがこの廃墟な訳よね。補給物資はあるかしら?もう回収済みよね。金目の物なんて目立つもの]車を止め双眼鏡で外を見る。[ピピピッ…………500メーター先に生体信号キャッチ。ホムンクルスじゃないわよね。彼等は群れるもの。何処の世間知らずなの?]車から目的地へ行くアイシャ。[ピッピー!ちょっと貴方!どうゆう神経してるの?良い的よ!乗りなさい!]サングラスをずらし男を見る。[見回りさ。気にすんな]黒い甲冑の謎の男は答えた。[防護服よね。一応、常識はあるみたいね。この辺に町は無いの?][あるに決まってんだろ!無きゃ警備なんかしてねーよ!デカイ声じゃ言えんがな。名前は?][アイシャ。補給物資を探してるの][俺は忍者カゲツ。アサシンなんてガラじゃ無いぜ][案内して貰えないかしら?代表に話があるの][良いぜ。ついてきな]



アイシャは車を降り彼についていった。




[最近は資源調達も一苦労だ。ネーチャンの所もそうだろ?余り期待するなよ]カゲツは地下に続くマンホールを指差す。[左に進め。護衛がいる。車は隠しとくぜ]





アイシャは下水道を左に進んだ。[良いカモフラージュね。目立たなくて]




[誰だ?あんたは][アイシャと申します。補給物資の交渉に来ました。代表をお願いします。[カゲツさんを?上にいませんでした?][彼が代表?][マア、通してくれたなら構わないでしょう。どうぞ]





銀座の地下は人間がひっそりと暮らしていた。





続く

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