第六話「試闘」
そして裕翔対松野のお試しバトルが始まった。
周りは木が生い茂る林の中で雀の囀りが聞こえる。
そして松野が瞬きした瞬間裕翔が居なくなった。
松野「な!いない!?」
そして松野が振り返ると裕翔が居た。
裕翔「遅い」
松野は裕翔にワンパンKOされた。
裕翔「弱いな」
キラー「本当に学校で戦ったことあるのか?」
松野「ありますよ!でも...あまり戦ったことないんで す」
裕翔「そうなんだ」
裕翔は何か考えるような仕草をして。
裕翔「じゃあ俺らが戦い方教えてやる」
キラー「正気か?裕翔」
裕翔「いや、まじのおおまじ」
松野「いいんですか?!」
裕翔「ああ!異変解決屋の一員だからな」
裕翔は松野に励ますように言う。
裕翔「弱くても、強くても、人には絶対に長所がある だからまずは長所を見つけてみよう、その次は短所だ」
松野「は、はい」
潤んだ瞳でそう言う。
キラー「あのさ」
裕翔「何だ?」
キラー「お前の瞳って赤だったか?」
裕翔「は?何言ってんだ、俺は黒だぞ?」
キラーは鏡越しに映る裕翔の瞳を見せる。
裕翔「何じゃこりゃ、赤になってる」
キラー「だろ?」
裕翔「まあいいや」
キラー「いいのかよ」
第六話完
後日談
裕翔はキラーと一緒にカードゲームをしていたが急に裕翔は腹が痛くなって一日中トイレに篭った。