第四十八話「現るレクイエムの手」
裕翔はその目で見る。
何かの手が人形の手を掴んで裕翔を守っていたのを。
サステナは首を傾げる。
裕翔「これは...?」
裕翔はいまだに現状を理解できない。
レクイエムの手は次元の裂け目のような場所から手がでており、その腕はゴツゴツしていてトゲトゲしい。
そしてレクイエムの手は引っ込む。
キラー「今だ!」
キラーと松野は人形とサステナが理解できない状態でいるのを見逃さずに畳み掛ける。
キラー「おら!」
キラーは人形を斬る。
松野はサステナを斬る。
暁斗「間一髪か」
空亡「初めてだ。あんなに恐怖したのは」
マグナロク「俺もだ」
空亡とマグナロクはレクイエムの強さに恐怖していた。
裕翔「死ぬかと思ったぁー」
裕翔はその場で横になり、両手を横に広げる。
裕翔「でも、神獣を完璧に使いこなしたい」
裕翔は空を見る。
裕翔「快晴だ」
そして裕翔は家に帰ってきていた。
裕翔「今日は疲れたなぁ」
裕翔は自分の部屋に行ってベッドに寝転ぶ。
裕翔「はぁ」
裕翔は目を瞑る。
裕翔(このまま寝ようかな)
裕翔は深い眠りに落ちていく。
裕翔は気付けば謎の空間にいた。
裕翔「何だ?この真っ白な空間は」
セクレト「ここは記憶の間と言って。君の記憶が保管されてあるところなんだ」
裕翔は隣のセクレトを見る。
その後、後ろを振り向く。
裕翔「うわっ!でか!」
裕翔は大きな扉を前にびっくりする。
セクレト「何年ぶりかな?人の記憶の扉をみるのは」
裕翔「セクレトは人の記憶の扉見たことあるのか?」
セクレトは頷く。
セクレト「うん。でもどれもが暗かったり赤かったりで欲に忠実な人ばかりだった。けど君の記憶の間は真っ白で綺麗だ」
セクレトはまるで夜景を見るような目だ。
セクレトは顔を上に向き、裕翔を見る。
セクレト「君はアズサっていう神を知っているかな?」
裕翔「アズサ?」
セクレトはアズサの解説をする。
セクレト「アズサはエクリプスの嫁だよ。そしてアズサの見た目はお姉さん系だよ。優しい目にピンクの瞳、紫の髪に黒いドレスを着た女の人だよ。アズサの神獣はレクイエム。アズサの能力はまだ判明はしていないかな」
セクレトはアズサについての一通りの解説を終える。
裕翔「そのアズサの神獣って俺と同じじゃ」
セクレト「そうだね、血縁関係とか?」
裕翔は手を横に振りながら言う。
裕翔「さすがに...」
裕翔は苦笑いしながら言う。
セクレト「ま、それもそうだね」
セクレトはその記憶の扉を開ける。
セクレト「今から君の過去の記憶を見に行くよ」
裕翔「え?俺の記憶?」
セクレトは頷く。
裕翔「見れるもんなの?」
セクレト「保管してるから見れるよ」
セクレトは裕翔の手を握って記憶の扉の向こうに行く。
第四十八話完




