第三十八話「襲来!カオスゼロNo.10」
キラーとハルカは激しい戦闘を繰り広げる。
ただの修行の成果を見せるためにキラーはハルカに戦いを挑んでいるのにこれではまるで本気で殺しあっているかのようだ。だがそれくらいキラーはハルカに恩があるということでもある。
ハルカ「前より格段にに強くなったな。だけど!」
ハルカは近づいてくるキラーに小さいエネルギー弾を放つ。
キラー「何だ?これは」
キラーは何故ハルカが小さいエネルギー弾を放ったのか分からなかった。
気づけばハルカは背後に居た。
ハルカ「俺の勝ちだ」
キラー「流石ですね」
キラーは力を抜く。
ハルカ「やっぱり甘いな。まるで砂糖のように」
キラーは真顔になる。
ハルカ「ごめんて」
キラー「でも、凄いですね」
街の方の空が爆発する。
キラー「何だ!?」
ハルカ「恐らくアキラだ」
ハルカは冷静に考察する。
キラー「またアイツか」
ハルカ「お前が成長した所、アキラに見せてやれ」
キラーはハルカにお辞儀をする。
キラー「はい!アイツに目にもの見せてやる!」
キラーはいつもの調子に戻った。
街では...
アキラ「さあ、人間共を食って俺の血肉にしてやる」
裕翔「おい!そうは...」
キラー「おい!そうはさせないぞ!」
裕翔に被せてキラーが言う。
アキラ「あの時お前は負けたじゃないか」
アキラは嘲笑うようゆ言う。
キラー「もう前の俺じゃないぞ!」
キラーはアキラを睨む。
アキラ(何だ、この気迫。俺はこいつを恐れているのか?いや、こいつはただの雑魚だ)
アキラはキラーの記憶を見る。
アキラ(何だ、これは)
アキラが見たキラーの記憶は
キラーに存在するはずのない、破壊神ゼルベバルという神の記憶だった。
ゼルベバルは地球を滅ぼす際、創造神エクリプスという神と一度対峙したことがある神で、その時の戦いは何日も過ぎるほど長時間戦っていた。その時の戦いは引き分けだが、その戦いは今でも歴史の本や、神話にも出てくる。
アキラ「何だ!貴様は!」
キラーはアキラを見上げて言う。
キラー「ただの、中学生さ」
裕翔「おい、お前は殺し屋だろ」
裕翔がそんなことを言っていい感じの雰囲気をぶち壊す。
キラー「それは昔の事だ!」
キラーは裕翔に向かってそう叫ぶ。
裕翔「じゃあ、さっさと勝ってこい」
キラー「ああ!」
アキラ「お前が俺に勝てるわけがないだろ!」
アキラは少し焦るがまだ諦めていないようだ。
キラー「師匠の戦い方を真似してみようかな?」
キラーはアキラ目掛けて小さいエネルギー弾を放った。
アキラ「こんなの、無駄だ!」
アキラはそのエネルギー弾を手を振り翳して誘発させる。
だが、そのエネルギー弾をアキラが誘発させた時に出来た煙に紛れてキラーはアキラの前にまで接近していた。
アキラ「何、だと?!」
キラー「死ね、このゴミカス野郎!」
キラーは低いトーンでそう言うとアキラの心臓目掛けて刀を刺す。
アキラ「ガハ!」
するとアキラの体が崩れ始める。
アキラ「この俺が...こんな...やつらにぃ...」
アキラの体は完全に消えた。
キラー「ふう、これで一歩進んだな」
裕翔はキラーに拍手する。
裕翔「いやー、凄い!」
キラー「そ、そうか?」
キラーは照れてるところを見られたくないので顔を逸らしながら言う。
第三十八話完




