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東方剣士録〜剣士の誕生編〜  作者: IQ5
異変解決屋の修行編 キラー編

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第三十六話「キラーの修行②」

キラーがハルカの弟子になってから数日が経った。

ハルカ「ふわぁーあ」

キラー「おはようございます」

ハルカ「何もこんなに早く起きなくてもいいのに」

キラー「早く強くなりたいんです」

ハルカは考えるような仕草をする。

ハルカ「じゃあ少し早いけどあそこにぶち込むか」

キラーは首を傾げる。

ハルカ「着いてこい」

キラー「はい、分かりました」

ハルカはキラーをある倉庫まで連れて来た。

キラー「随分とボロい倉庫ですね」

ハルカ「ボロくて悪かったな」

ハルカはキラーは薄目にして睨む。

ハルカ「とりあえずこの倉庫に入って一週間生きろ」

キラー「どう言う事ですか?」

ハルカはキラーを蹴って倉庫に入れて鍵を閉める。

キラー「イタタ」

急に倉庫内が明るくなる。

キラーはその明かりを遮るように手を顔の前に移動させる。

キラー「眩しっ!」

そこは草原だった。

左には森があり、右には川があり、前には砂漠があり、後ろには雪原が広がっていた。

キラー「ここは?」

ハルカ「おー!ちゃんと見えてるのか?」

キラー「師匠?!どこにいるんですか?!」

ハルカ「今俺はキラーの脳内に直接話しかけている」

キラーはさっさり分からないという顔をする。

ハルカ「単刀直入に聞こう」

ハルカは一拍おいて言う。

ハルカ「キラーは何人殺したことがある?」

キラーは目を見開き口を開く。

キラー「忘れましたよ、昔のことなんか」

ハルカ「そうか、安心した」

キラー「どういうことですか?」

ハルカ「今からキラーには過去と向き合ってもらう」

キラー「過去と?」

キラーは拳を握りしめる。

ハルカ「キラーにとって、苦になるかもしれない、だから...これだけは言っておく...絶対に諦めるな」

キラーは静かに頷く。

キラーは森のある方向へ歩く。

キラー「過去と向き合え...か...」

キラーは気にもたれながら言う。

キラー「嫌だなぁ」

そしてキラーの視界が暗転する。

キラー「ん?」

キラーが目を開けると目の前には父親と母親の姿があった。これはキラーでも知らない記憶だ、何故ならまだ産まれていない頃の記憶なのだから。

何故キラーが産まれてない頃の記憶が流れているのか分からなかった。

キラー「これは...何だ?誰の記憶だ?」

キラーは困惑する。ハルカから聞いていた話しと違うかったからだ。

キラーの父親の名はヘリウス、母親の名はアリスだ。

そして記憶の時間が経ちキラーが産まれた頃。

キラー赤ん坊の頃「オギャーオギャー」

ヘリウス「この子になんて名を付けようか、アリス」

アリス「かっこよくて強そうな名前にしたいな」

ヘリウス「じゃあ、キラーはどうだ?」

アリス「いいわね、それにしましょう」

そして月日が経ち、ユキナが産まれた頃。

もうキラーは立てるようになっていた。

キラーの成長速度が速いことにヘリウスとアリスは驚いていた。

キラーは自分に妹が出来たことが嬉しかった。

そして年月が経ち、小学生の頃。

キラー幼少期「ママ、公園に行ってくるね!」

キラーは元気そうに言う。

アリス「気をつけるのよ」

アリスはキラーを心配して見送る。

キラーは公園に着いた。

キラー幼少期「やっと着いた...ってあれは誰だろう?」

キラーは砂場で座って泣いている少年に声を掛ける。

キラー幼少期「大丈夫?君」

裕翔幼少期「君は誰?」

キラー幼少期「僕はキラー。君は?」

裕翔幼少期「裕翔」

裕翔は震える声で名前を言う。

キラーは泣いている裕翔に手を差し伸べる。

キラー幼少期「ほら、手掴んで」

裕翔はキラーの手を掴む。

キラー幼少期「これでもう友達だよ」

裕翔幼少期「友達?」

キラー幼少期「うん、じゃあ遊ぼ!」

裕翔は頷く。

そして今のキラーはキラー幼少期と裕翔幼少期が遊んでる姿をブランコに座りながら眺める。

キラー「昔に一度、裕翔に会ったことあったんだな」

キラーは微笑みながら立ち上がる。

そして年月は経ち、キラーが中学生の頃。

この時はキラーが能力を覚醒して殺し屋をしていた頃だ。

キラー青年期「次の依頼は...」

キラーは手配書を見る。

キラー青年期「母さんは何してるのだろう」

この頃のキラーの母親はキラーに秘密で異変解決屋で仕事をしていた頃だ。

キラー「異変解決屋は時代が変わっても受け継がれていたんだな」

キラーは必死に依頼をこなす母親を見る。

そして父親はというと...

ヘリウスはある組織で活動していた。

ヘリウスは黒い手袋に黒いスーツに身を包んでいた。

ヘリウス「おい、調整を頼む」

助手A「はい」

助手Aは段々と1から10までの数字を順番に押していく。

この頃のヘリウスは神獣について研究していた。

そしてユキナはキラーの帰りを待っていた。

ユキナ「お兄ちゃん、遅いよ」

キラー青年期「ただいま」

ユキナ「お兄ちゃん!遅いよぉ」

ユキナはキラーに抱きつく。

キラー青年期「ごめんごめん」

そして月日が経ち、キラーが覚醒する理由になった記憶に来た。

キラー「これは...」

キラーは拳を握りしめて目を瞑る。

キラー「でも、俺が見ないとダメなんだ!」

キラーはゆっくりと目を開く。

そしてここからはキラーにとって最悪の記憶しか流れない。

キラー(やっぱり...直視できるわけ)

キラーは俯く。

だがキラーはハルカの言うことを思いだした。

ハルカ「諦めるな」

キラー「俺は強くなるためにここにいるんだ、だから...俺はいくら最悪な過去だろうと、前を見る!」

そして一週間が経った。

          第三十六話完

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