第十七話「体の奥底に隠された力」
裕翔は白い光に手を伸ばす。
裕翔「ああ、温かい、もうこのままでいいかなぁ?」
裕翔はそんな希望もないことを口にする。
すると...
裕翔(あれ?人里の方から微かに声が聞こえるなぁ)
裕翔は不思議そうに思う。
裕翔は不意にある人が話してることが聞こえた。
裕翔
男の子A「もうダメだ、皆んな死ぬんだ、僕、何も夢 見たことないのに」
男の子がそんな希望や絶望が混じったかのような声が聞こえる。
裕翔(子供は夢が見たいのに、俺だけ、のうのうと寝て られるかよ!)
岩が粉々になる。煙が晴れるとそこには裕翔が立っていた。
裕翔「ああー、もうやな気分だぜ。俺は眠たいのによ お」
空亡「やはり生きてるか。この死に損ないが!」
裕翔の眼前に空亡の刀の先端が迫る。
だが裕翔は刀を腕で弾き、折った。
空亡「何!?」
裕翔「へぇー、俺の体ってこんなに硬いんだな、初め て知った」
裕翔は頭に思い浮かんだ言葉を口にした。
裕翔「狩符/狩猟の一歩刀」
裕翔がその言葉を口にすると、宇宙の体はぼろぼろになった。
空亡「がは!」
空亡は血を流す。
裕翔「ふ、強いなぁ、この技」
裕翔はまた新しい技名を言う
裕翔「狂符/覇者の行列」
空亡の両サイドに一直線の道を作るかの様に骸骨、死神、悪魔、魔獣の順番で並んでいる。
その刹那、空亡の体は横に斬られていた。
空亡「何だと!?」
裕翔「お前、真横に斬られても死なないのか?」
空亡「俺達悪魔はな、不死身だ、だから死なない」
裕翔は面倒くさそうに頭を掻く。
裕翔「はぁ、つまりお前は無敵ってこと?」
空亡「ああ、だがこんな奴に負けるなんて!」
裕翔は空亡の下半身を持ってきて繋ぐ。
裕翔「ほら、戻った」
空亡「おい、貴様」
裕翔は空亡の方を見る。
空亡「俺と条約を結ぼうぜ」
裕翔「は?」
空亡「条件は、俺は貴様達にはほぼほぼ危害は加えず にお前達に手を貸す、だが貴様は俺をお前の中 に住まわせろ」
裕翔「は?」
裕翔は呆然とする。
空亡「よし、条約と言う名の契約完了だな」
裕翔「は?おい、空亡まてよ」
空亡は裕翔の意識に入る。
裕翔「はあ、まあ、いいか」
裕翔は考えるのをやめた。
第十七話完
後日談
裕翔が空亡と共に異変解決屋に帰ったら裕翔だけ殴られた。




