第十五話「第二の決戦 VS空亡」
裕翔「空亡、だと?誰だ?」
空亡「この空亡様を知らないとはな」
紫[裕翔、空亡は一度この幻想郷を破滅に導いたのよ]
裕翔「紫?何で紫の声が」
紫[スキマを通して会話しているわ]
裕翔「紫の言う空亡の能力は?」
紫[空亡の能力は破滅へ導く能力]
裕翔「うわー、まじかー」
裕翔は少し面倒くさそうに返答する。
紫[まあ、私達は何百年も前に頑張ったから今度は裕翔 が頑張ってね]
裕翔「クソ、あのクソb、ゴホン、スキマ妖怪め」
裕翔は頬を両手で挟むように叩く。
裕翔は気合いを入れる。
裕翔「よし!」
裕翔は戦闘の構えをとる。
裕翔「やってやる」
空亡「ふん、やってみろ」
空亡は余裕を見せるように空中で足を組む。
裕翔「ずいぶん余裕みたいだな」
空亡「ふ、当たり前だろ...なんせ、もう背後を取って いるのだからな」
裕翔「何?!」
裕翔は空亡に空中に投げ飛ばされる。
裕翔「クソ!な!?」
裕翔は空亡に地面に叩きつけられる。
空亡「もう終わりか?」
裕翔「まだだ」
空亡「へぇー、ならもっと楽しませてくれ」
空亡は立ち上がる裕翔の眼前にまで迫り、殴りかかる。
裕翔はギリギリで空亡の攻撃を受け流す。
裕翔「危ねぇ、ちっ!今度は上かよ」
空亡は天空から雨のように弾幕を放つ。
裕翔は新しい技を試してみたいのか、そのまま直立不動だ。
空亡「ん?」
空亡も困惑する。
裕翔「水陣...」
裕翔の周りに水色の陣が現れる。しかも広範囲だ。
裕翔(水は受け流す時では最強の受け身だ)
裕翔は脳内でそう考えながら、その技を放つ。
裕翔「水烈刃護」
裕翔は空亡が放った弾幕を次々に切っていく。
裕翔は空亡の全ての弾幕を切り終えた。
裕翔「ふぅ、はぁ...はぁ」
裕翔は息を切らしている。
空亡「ふん、お前の負けだな」
空亡は裕翔の息が切れてるのを見てそう言った、だが...
空亡「な、何?!」
裕翔の体が水のようになった。
だが空亡は偶々だと思い切り掛かる、だが裕翔の体は水のようになり攻撃が効かない。
第十五話完