レンタル彼女カンパニー【皮モノ】
■本作品は原作フリーです
■【原作 水馬泉】と表記すれば自身で漫画化可能です
本文
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秋葉原、電気街口。
20時30分。
改札前でカズヤとアキが向かい合っている。
カズヤ
今日はめっちゃ楽しかったっす!1日付き合ってくれてありがとうございます!女の子とデートしたの初めで不安だったんですけど、エスコートしてくれて、ありがとうございます!本当に楽しかったです!
アキ
いえいえ!楽しんで貰えたようで良かったです!こっちも知らないディープな所に行けて楽しかったです〜!新しい世界が開けたというか。
次回も良かったら私をレンタルしてくださいね!
カズヤ
金貯めて、絶対アキさんをレンタルします!
アキ
本当!?嬉しい〜!絶対だよ!
あっ、あと今日のレンタル料金なんだけどお支払いをお願いします!
カズヤは財布からお札を取り出し、アキに手渡す。
アキ
はい!確かに頂戴しました!次もまた遊ぼうね!
アキは山手線ホームへ向かう。
カズヤはアキの姿が消えるまで後ろ姿を見つめている。
アキは勤めている会社の事務所にもどる。
事務所は雑居ビルの三階にある。
中には、まだ仕事中の営業がひとり。
アキは営業に今日の売上金を渡す。
営業
アキちゃん、おつかれさま〜!
売上ありがとうね!夜遅くまでご苦労さま。
今度ご飯でもご馳走するよ〜。
アキ
本当ですか!ありがとうございます!
私、回らないお寿司が食べたいです!
アキは営業と談笑したあと
女子更衣室へ向かう。
会社から支給されたデート衣装を脱ぎ
そして、首元から生えているチャックを下に下ろす。
チャックはお尻のうえあたりまでスライドする。
中からは40半ばの熟女が顔を出した。
場面が営業フロアに変わる。
デスクの上の電話がなり営業が応対する。
営業
お電話ありがとうございます!
レンタル彼女カンパニーでございます!
デートのご依頼ですね!承知しました!
若い女性の中身は
人生経験豊富な熟女ということもあり
男をころがす事には長けている。
レンタル彼女カンパニー
これからの成長が期待できる会社だ。