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豪運

ふぅーー。


俺は大きく深呼吸をする。


「ステータス!」


名前 田中誠二

種族 人間(元地球)/Lv.1

職業 ー


力  0      未割り振り

知力 0      未割り振り

俊敏 0      未割り振り

技巧 0      未割り振り

運  0(+?%) 未割り振り


武器適性ー


魔法適正ー


スキル 豪運(Ex)Lvー



さっきは無かった未割り振りの文字が今はあった。


俺は、楽しみは先に消費してしま派だ。

もちろんショートケーキのイチゴは初めに食べる。


ということで、一番初めに割り振るのは、”運”にしよう。


”ぽちっ”



名前 田中誠二

種族 人間(元地球)/Lv.1

職業 ー


力  0      未割り振り

知力 0      未割り振り

俊敏 0      未割り振り

技巧 0      未割り振り

運  45(+?%) 


武器適性ー


魔法適正ー


スキル 豪運(Ex)Lvー


...。

俺はこの世界について、よく知らない。

だが、この”45”という値がやばいことは分かる。

確率にしても天文学的な物であろう。


〈スキルの内容は、ステータスを開いた状態でそのスキルを凝視することで確認することができます。〉


それを早く言ってほしかった。

なんとタイミングが悪いことだろうか。


そして、俺は”豪運”という文字を凝視することにした。


ー豪運(Exスキル)ー

ステータスと基礎値両方の数値を割合で上昇させる。

上昇値は個人差があり、上限なし。

現在の所有者の上昇率ー(確認には、スキル”鑑定”Lv10が必要)


なるほど。要するによくわからん。

何%か上昇しているのであろうが、上昇率わからないので俺の実際の数値は測定不可能だ。


というか基礎値って何だ?


〈基礎値はとは、その人自身のステータスによらない能力値です。〉

〈ステータスが0でも生きていける理由が、人それぞれ基礎値を持っているからです。〉

〈ちなみに、筋トレをして筋力をあげてもステータスは上がらず、基礎値が上がります。〉


なるほど。

ということは、基礎値がそれぞれの個人の能力で、ステータスが追加の能力のようなものか。

ステータスによってどれくらい補正がかかるかはわからないが、ステータスが優っているのに実践では負ける人がいてもおかしくはないということだな。


まあ、正直ここで何かを考えたとて、何も発展しないんだし、ポチポチっと全部振ってみますか。


そうして、俺は上から順にすべてのステータスを押していった。


名前 田中誠二

種族 人間(元地球)/Lv.1

職業 ー


力  100(+35)    

知力 100(+35)    

俊敏 100(+35)   

技巧 100(+35)    

運  45(+?%) 


武器適性ー


魔法適正ー


スキル 豪運(Ex)Lvー


称号 『勝ち組』

  (条件)初期ステータス”100”の獲得

  各ステータスに+10の補正

   

   『持つもの持たざる者』

  (条件)力、知力、俊敏、技巧の初期ステータス100

  スキル”限界突破”の取得

  各ステータスに+25の補正            



どうしてこうなったんだ。

少なくともステータスの補正値は絶大なものなんだろう。

これはただ単に”運がいい”では済まされない。


〈ステータスの割り振りの終了を確認。続いてスキル習得の儀式に移ります。〉


ナビゲーターは、こちらの驚きなど全く意に返した様子もなく、進めようとする。

俺は、スキルがどうとか、全くそんな状態ではない。


これ、また異物認定されるとかないよな...

ふ、振りじゃないぞ!!


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