ステータスカード発行 「Lv-」ってなんぞや?
最近忙しくてなかなか更新できそうにないですね、時間を見つけて徐々に更新していきます
僕の名前はルージュ12歳です、先日村がモンスターから襲われたくさんの村人と、大事な家族のお父さんがなくなった、最後のお父さんからお母さんを守るようにと約束したのでこれから3年間は領主様からお借りしている畑で農家をしながら生活し15歳になったら神殿に行きステータスカードを発券してもらいモンスターから襲われるようなことがあってもお母さんを守れるようになろうと人生計画を構築した
この世界では15歳になると神殿に行き神子様からステータスカードというものを発券してもらうことが可能で発券にかかる費用は金貨一枚だ、金貨一枚は3人家族が一か月生活できる金額なので安くない金額だが、15歳になったらほとんどの人がステータスカードを発券してもらうなぜならステータスカードを発券してもらうとカードの中に能力という欄がありそこに書いてある能力が良ければ金貨一枚なんてすぐ稼げる額だからだ。
有名な能力は、「勇者」「騎士」「錬金術師」「魔導士」があるがこの能力が出れば生まれてから死ぬまでずっと遊んで暮らすことが何十回とできる金額を稼げるからだ。
中でもよくある能力は「冒険者」だ冒険者の能力が出れば冒険者としてコツコツ頑張れば安定した収入が得られるという。
ということで僕が15歳になって最低でも冒険者の能力が出ればモンスターと戦うことが容易になるし、冒険者としてコツコツ頑張れば農家をするより高収入になれるので冒険者に慣れればなと思う。
金貨一枚を貯めるためにお母さんにまず相談しないといけないなと思い家に帰った
「お母さん今帰ったよ」
「おかえりなさいルージュ、ご飯できてるよ」
「ただいま、ありがとう頂くよ」
「準備するから待ってさい」
「うん」
寝室に行き部屋着に着替え、家から出て裏口に回り今朝井戸から汲んできた水で手と顔を洗い家に戻り食卓に着きご飯ができるのを待った
「お待たせ、冷めないうちに食べなさい」
「いただきます」
仕事で疲れておなか減っていたので黙々と食べ食べ終わってから話を切り出した。
「お母さん相談があるんだけど」
「どうしたんだい?」
「15歳になったら神殿に行ってステータスカードを発券してもらおうと思っているんだけど、その為には金貨一枚いるんだけど、頑張って3年間畑仕事をするから3年後ステータスカードを発券していいかな?」
「何そんなことかい、心配しなくてもステータスカードを発券すればいい、本来なら私やお父さんでお金をためていかせてあげたかったんだけど、申し訳ないねルージュ」
「そんなことないよ、これからは僕がお父さんの分も働いて頑張ってお金稼ぐから」
「ありがとね、だけど無理だけはしないおくれよ」
「うん大丈夫だよ」
そうして3年の月日がたち金貨一枚と銀貨数枚持って町に向かった
「お母さん一緒に行こうって言ったのに畑が心配だから残るって言って譲らないんだから」
なんてことをぶつぶつ呟きながら町に向かって歩いて行った、村から町までの道のりは開けた道で少し遠回りになるけどモンスターなどの出現率が低いのと、商人や冒険者なども利用するのでもしも何かあってもこの道を使わないよりは安全に町に行ける
町に着き神殿までの道のりを門番さんに聞き神殿に向かった
神殿に入ると数人受付の前で並んでいた
数分で自分の番になると受付で金貨を払い、受付の職員さんとは別の職員さんから神子様の所まで案内された
「それではこちらの中に神子様がいらっしゃいます、くれぐれも失礼のないように気を付けてください、中には神子様を守る騎士の方がいられるので下手な気を起こさないように気を付けてくださいね。」と入口の前で警告された、まあ僕はそんなことするつもりがないけど偶にステータスカードが気にくわなくて突っかかる人がいるそうだ
入り口をくぐり中に入ると40代くらいの騎士風の男と、60代くらいのおばあさんがいた
ある程度近づくと騎士風の男からそれ以上近づかないようにと言われ立ち止まった
60代くらいのおばあさんが僕を見つめながら1分程時間をかけて空中に何かを書いた、僕は空中に文字を書いているのが不思議でずっと眺めていた
おばあさんの腕にいつの間にか何か乗っていた
「さあこれがあんたのステータスカードじゃ」そう言って騎士風の男にカードを渡すと騎士風の男が僕にカードを渡してくれた
「ありがとうございます」そうお礼を伝えてそのまま神殿から出ていった
外に出て神殿の庭でベンチに座りカードを見たが何も書いていなかったが少しするとうっすらと文字が浮かんできた
能力 「Lv-」
Lv1
生命力 F
防御力 E
攻撃力 D
魔力 F
素早さ E
スタミナ E
他人のステータスカードは見たことないので僕のステータスカードがいいのか悪いのかわからないが聞いたことがない能力だから少し不安だ、そしてLvというものを周りで聞いたことがないから何のことかわからない
仕方ないので神殿に戻り受付に行きステータスカードについて聞いてみた
聞いてみてわかったのは、ステータスは変わることがないとのことと、Lvというものは分からないとのことだった、ステータスは高いわけではないそうだ、ステータスが高いわけでもないし能力で生活が豊かになりそうな能力でもないので少しがっかりした、だががっかりしてても何も変わらないので仕方ないから町で一泊して村に戻った
転生ものならLvってみたらLv上げするとおもいますが転生ものではないので主人公は外れ能力と思っています、外れではなくLvという概念がない世界ではチート能力なんですがね
さて、前書きでも言いましたが最近仕事が忙しいのでなかなか書く暇と構成を考える暇がなくなかなか更新ができづ申し訳ないです、更新ペースが遅いかもしれませんが温かい目で観てください