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魔王になっても  作者: 暴虐の納豆菌
第1部序章 入学まで
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第18話 最初の授業

さぁー、作者にサボり癖がついて参りましたぁ〜!

構想無い!プロット無い!書き溜め無い!更新不定期気味、という無い無い尽くしのこの小説だがーーー




ついて来れる奴だけ、ついて来い……!(無駄なイケボ)



あれからも自己紹介は続いた。


猫みたいな銀髪少女は『シア』

そのパートナーの少年は『ディア』


プレイヤー疑惑のポニテ少女は『ラウラ・レイン』

その従者NPCらしき幼女は『ニコル・レイン』



苗字があるのは貴族や富豪などの富裕層出身だけらしい。

まぁ、多分プレイヤー組の二人はキャラネームそのままだと思うけど。


自己紹介も終わり、今はリンディ先生の記念すべき1回目の授業である。



「____このように、勢力図は軍事力第2位の帝国を抑え、ぶっちぎりでアイリーン英雄学園が第1位だ。これは、街を常に護っている『常在警備隊』の存在も大きいが、何よりも街にいる住民の狂気的なまでの異常性と『司書』の影響が多い。つまりーーー」



だが、それも俺にとっては暇な授業にすぎない。

何故って?



「………この選択問題の答えは?」


『………3です』


「では、リュミエル!この問題を解いてみろ!」


「3です!」


「正解だ」



カンニングし放題だからである。



いや、ね。ゲンキちゃんマジチート。すっとこどっこいとか言ってマジごめんなさい。誰にも見えない聞こえないのになにもかも全部知ってる使い魔みたいなもんだよ。流石情報思念体。運命操作とかもできるだけあって頭良い。


まぁ、普通は最初の授業は範囲の説明とかで、問題の指名とかあり得ないんだけど、それは俺の世界の常識だから。

そもそも、入学したてというが、別に全員同時に入学した訳じゃないからどうしたって授業の進みに違いが出る。その場合、前にした授業をもう一度やるより、既にその授業について行ける存在を入学させた方がいいのだ。



といっても、そんな入学に関するアレコレとか関係なく、この学校は受け入れられる存在は皆受け入れる。

だから、俺のような途中入学者は行き遅れる事が多いのだが、これもゲンキちゃんのおかげで行き遅れる事なく済んでいる。



ーーついでに聞くけど、さっき聞いた『司書』って何?



『幻想を現実にする特殊な力を持った英雄学園の特殊部隊『スリープゴート』の親玉のようなものです。第1席から第3席まであり、特殊な魔道書を介して幻想をもって現実を侵食する、ある意味【勇者】より危険な存在なんですが………どうせ、勇者の聖剣しか効かない貴女には関係ない事です』



そうなの。まぁ、俺には関係ないならいいか。



『懸命ですね。どうせ考えてもおバカな貴女じゃ意味ないんですから、情報面は私にどんと任せといて下さいな』



ゲンキちゃん、一言余計だぞー?



「あぅあぅ……」



……あっ、ヒムちゃんが授業について行けてない!



『このバカの援護で精一杯で忘れてました……!完全に不覚です!今行きまーす!!』



おーい、ゲンキちゃんー。さっきからバカバカ言い過ぎー。

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