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変夢

作者: 赫映

私な、夢見てん。


僕は彼氏ですっていうポジションの人との話やねん。

現実にはおらんけどな。

まぁ私の悲しい事情はどうでも良いねん。


この話はもうめちゃくちゃやしオチもないから、楽しんで聞いてな。


まずその彼氏と待ち合わせて、()うてん。

露出魔みたいな茶色いコートにハーフパンツで、コート閉めてたらほんまに露出魔って格好。


「待った?」

「今来たとこだよ。」


みたいなテンプレの会話して。

これまた可笑(おか)しな事に、グミの食べ放題行くんやって。

私もグミ食べに行くの楽しみとか言いながら彼氏の腕にくっついてんねん。

そんなタイプちゃうからなんかキショイわ。


ほんでグミの食べ放題。

食べ放題なだけあっていろんな種類あったわ。

いくらか集めたら神龍(シェンロン)呼び出せそうなやつとか、バスケットボールくらいあるグレープ味のグミとか。

どうやって(かじ)んねんみたいな特大サイズばっかり。


さすがは夢。

なんの疑いもなくグミ食べる。

めっちゃ食べる。

本物のバナナそっくりの大きさ、質感のバナナグミは皮と中身しっかり分けられてた。

おかきサービスでもろたし。


夢やけどやっぱり(あご)疲れる。

何でここは現実に忠実やねんもっと食べたいわ思いながらお会計。

軽いランチくらいのお金はいかれた。


「グミいっぱい食べちゃったから太るね。」

「じゃあ走るか。」


店出た瞬間走り出して、走りながらバイバイして走りながら家帰ったわ。

私、標準語で喋ってるしなんやねんこの夢。

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