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王弟が愛した娘 —音に響く運命—  作者:


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主の光をもう一度

主の光をもう一度

捜索を始めて半日以上が経とうとしていた。日は既に傾き、これ以上暗くなれば、今日中に見つけることは難しくなる。

明日雨が降らないとも限らない。足跡や荷馬車の痕が消えてしまえば、見つけるのは絶望的だ。

主が、離宮を飛び出してしまわないかが心配だった。クシェルが付いている限り、それはないはずだが....

沈んでいく太陽に焦っていく心。今日はもう無理かと考えたその時だった。

「隊長!」

「何かあったか。」

「アップハング付近の獣道で血痕及び複数の死体が見つかりました。荷馬車の痕、足跡から見て戦闘があったと思われます。」

アップハングはアイルデール家に近い街で、獣道も多い丘陵地帯だ。

「その痕はどこに続いている。」

「複数の足跡が森の方へ、荷馬車は獣道をそのまま進んで行ったようです。」

女の腕が立つとは聞いていた。何があったかは分からないが抜け出そうとして戦闘になったとしたら。

「森を徹底的に探せ。暗くなる前に急げ!」

「はっ!」

主に報告しなければ。

光の灯った主の目をもう一度。

(照らせるのは貴女だけなのだ....)

離宮への足を早めた。

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