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王弟が愛した娘 —音に響く運命—  作者:


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慣れたという言葉に痛む胃

慣れたという言葉に痛む胃

レオは、クシェル、マリウスたち兵と共に走っていた。兵に紛れコアルシオンを抜けたのが先刻。戦況は大体見えた。突然始まった戦に戸惑う味方のコアルシオン軍。抗ったものは味方であっても殺される。コアルシオン軍を抜けた先に見えたのはエイマール軍……のはずだが撤退しているように見える。何故この後に及んで撤退するのかはよく分からない。噂の腰抜け王子が戦を前にして怖気付いたのか。

そんなことを考えていれば近くの兵が噂をしながら走っている。

「おい、聞いたか!セラ様がエイマールの王子を説得させちまったらしい!」

「それで撤退してるのか!?流石はベルシュタインの姫だ!」

……セラならやりかねない。本当にどこまでも恐ろしい。どうせ今回も1人で突っ込んでいったに決まってる。

「セラ様ならやりかねない、という顔ですね。」

「ああ……もう、慣れてきた……」

「胃の方は慣れてくれなさそうですけどね。さあ、急ぎましょう。エイマールが抜けるのであればまだこの国は持ちます。」

「そうだな。行くぞ。」

恐らく今もこの戦場を駆けているであろう女を思いながら馬を走らせた。


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