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何も見えない

作者: 44


途端に闇に飲まれる。


抜け出す方法がわからない。


したいことも無くなって、足場や浮きを失って、海の真ん中に放り出された様な気分だ。


見えもしない沖を目指して足掻いてでも泳ぎ続けるか、ボンベの酸素を節約しながらその場でじっと耐えるか。


それしかないはずなのにその場で暴れ、いたづらにボンベの酸素を消費させている。


声には出せないくせに頭の中では助けてくれと早口で何度も何度も繰り返している。


自分が何処にいるのかも、どっちを目指していたのかも、わからない。



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