宇宙調査団 入団3日目
入団3日目の朝が来た。
リィアおはよう
「あかねおはよう!」
今日はなにをするのかな?メール見てましょうか
アテナ教官からのメール内容はみんなおはよう!昨日は戦闘訓練だった。今日はパートナーと共に初の任務を遂行せよ。パートナーと共に協力して任務を遂行することは未知の惑星を探索するにあたって非常に大切なことだ。
拠点の中央広場に掲示板がある。ここでクエストをうけろ。
初任務だね。不安もあるが一緒にクリアしようね。
「おう!」
早速身支度をして掲示板に行った。
ここが中央広場。巨大な噴水があって綺麗!!
「そうだね、綺麗だね!でも今日はクエストに行くでしょう」
待って、リィア〜
大きな掲示板にクエスト表がいくつか、はりだされていた。
いろんなクエストがあるね。素材調達や魔物退治などある。
良し、このクエストに決めた!
クエスト内容はスモールボアを複数倒して欲しいです。畑の野菜を食べられて困っています。お願いします。
困っている人がたくさんいるんだね。私は悲しくなった。困っている人を助けよう!任務遂行しましょう!
「うん、そうだね。助けよう!」
私たちはクエストをクリアするために、スモールボアが出現する森に行った。
こ、怖いね。リィア、気をつけて行こう。
「大丈夫だよ、アカネ!護衛して守るから!」
そして森を探索をしたら茂みのほうからガサガサの音がした。現れたのはスモールボアだった。スモールボアはいまにも突進しそうな体勢をとっていたり
リィア!スモールボアが現れたよ!
「スモールボアがでたか、アカネ!連携してやっつけちゃおう!」
は、はい!
私は剣を装備して構えた。リィアも後衛で装備して、魔法の準備をしていた。
先に動いたのはスモールボアだった。スモールボアはアカネに向かって突進して来た。アカネはそれをギリギリにかわして、スモールボアの足にスラッシュを放った。
そしたらクリーンヒットして、スモールボアは派手に転んだ。
リィア!
「任せて、風の刃で敵を倒せウィンドカッター」放った魔法は追い討ちかけて、スモールボアに当たった。
スモールボアは戦闘不能になって倒した。
「やった勝った!」と言いながらアカネに抱きついた。
うん!と言って私も抱き返した。
「よーし、ほかのスモールボアを倒すぞー」
はい!
魔法やスキルを使ったり連携をしながらスモールボアを倒していった。そしてレベルが上がった。
お!レベルが上がりましたね。
「よっしゃ!2レベルになったね!」
私たちはステータスを見た
ステータス
名前:アカネ
種族:ヒューマン
クラス:魔剣士
レベル:2
HP190 MP105 腕力210 魔力160 防御力75 素早さ32
スキル:スラッシュLv2、ファイアーボールLv1、鑑定
武器:鉄の双剣
防具:ヴァリアントの初級服
ステータス
名前:リィア
種族:ヒューマン
クラス:フォース
レベル:2
HP130 MP210 腕力125 魔力270 防御力45 素早さ22
スキル:ファイアボールLv1、ウィンドカッターLv2、レストヒールLv1、鑑定
武器:ウォンド
防具:ヴァリアントの初級服
みてみて、一部スキルのレベルが上がったね。あと新たなスキル、鑑定が出来るようになった。
「鑑定は鑑定した対象者、物に対してステータス、効果が見れるようになるんだって!」
凄いですね!これで魔物のレベルやスキルが分かるようになるのか、これで戦闘が少し楽になりましたね!
任務達成報告はどこでするのでしたっけ?
「えっとたしかヴァリアント本部のところに受付けがあるからここで報告するらしいよ」
そうですね、ありがとう。任務達成の報告をしにいきましょうか。
「おう!」
本部に着いたね。
す、すみません、任務達成の報告をしたいです。よろしいでしょうか?
任務達成の報告ですね。かしこまりました。任務達成の証になる指定魔物の素材とクエスト表を出してください。
はい、分かりました。カバンの中を探って魔物の素材とクエスト表を出した。
確かにクエスト表に書かれている魔物を倒してますね。任務完了です。報酬としてお金と回復ポーションです。どうぞ。
あ、ありがとうございます!
「やったね。初任務完了だね!」
うん!
外に出ようと思ったら声がかけられた。
お待ちください、アテナ教官が呼んでいます。至急アテナ教官に来てください。
私は驚いた。
え!アテナ教官が呼んでいる。
私たちは緊張しながらアテナ教官のお部屋に来た。
そして緊張気味に声を出して敬礼をした
コンコン、失礼します。ヴァリアント訓練生のアカネです!
「同じくヴァリアント訓練生のリィアです」
よう!元気か!そう畏まらなくて良い。まあ座れ、楽にして良いぞ。
は、はい!失礼します。
君たちに呼んだ理由は訓練生のリーダーになれ。2週間後に訓練生達と一緒に宇宙探索戦闘艦アルファに乗って新たな発見して、まだ探索していない未知なる惑星ソラリスに行って探索、調査してもらう。そこでリーダーになって行動しろ
つまり私たちはリーダーに選ばれたってこと...
そうだ。選ばれた。
なんで選ばれたのでしょうか?
それは君たちは入団試験の時にも上位の成績で取っていたし、たった3日しかたってないが、君たちを見ていたらお前たちなら大丈夫だと思ったわけだ。
で、でも私たちがリーダーになれるでしょうか?
「そうだよ。リーダーに選ばれたのは嬉しいけどリーダーに務めを果たせるのか不安だよ」
大丈夫だ!君たちなら出来るよ!それに、我もこの船になって一緒に探索する。不安があったらいつでも我に相談して来い。それにリーダーは学校で言うとクラス委員長みたいなものだ。頑張れよ。
不安ではありますが、が、頑張ります!
「私も頑張るよ!」
うむ!
アテナ教官、失礼しました!
そして私たちは寮へ帰って来た。
不安な声でリィアに言った。
リィア、私リーダー務まるかな?そして今更だけど未惑星で探索するの少し不安になって来た
「大丈夫だよ!アカネ。リィアもサポートするよ。私たちパートナーじゃないか!お互いに助け合って乗り越えていこ!」
リィア、ありがとう!私頑張る!