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【超工事中!】てんさま。~転生人情浪漫紀行~  作者: Otaku_Lowlife
第一部 1章 グッドシャーロット
12/402

ファーマーボーイズ

2024/02/13_改稿済み。




 時刻は、30時……ひと仕事終え、休憩室に来てからおよそ一時間が経過したが、地球の感覚で言えば、たぶん昼の3時半くらいだろう。

一日48時間という独特の感覚に未だ馴染めない俺からすると、この星の一時間の感覚というのは割とあっという間だった。

具体的に言うなら、体感で地球時間の20~30分が、この星の一時間といったところだろうか。


 時針のみのシンプルな文字盤が刻むスピードは、とにかくめちゃくちゃに早い。

なんなら俺はこの星の一日(48時間)が地球の24時間よりも早く感じるているのだが、真偽の程や詳細までは確かめようもない。


 さておき、休憩を終えたマーシュさんを見送った後、使ったマグカップとボトルを洗い終えた俺は、ツナギから私服に着替え、帰りの支度をしていた。

そんな折である。


「 『デ、デ、デーブリーの大爆笑~♪』 」


「あ。」


「 『あ……。』 」


 思いのほかそっと優しく開かれた扉の向こうから現れたのは、今朝ぐるぐるパァのアラタ班長のそばに立っていた二人組ゴリラズだ。

俺の記憶が正しければ、たしか名前は「キーム」と「ターク」だと思ったが、果たしてどっちがキームでどっちがタークだろう。


「 『あー! お前は――!!』 」


 二人組は仲良く肩を組み、どっかで聞いたような替え歌(メロディ)をワイワイ歌いながら現れたかと思うと、今まさに帰り支度を終えた俺を見つけた途端とたんに目を見開き、小物こもの感丸出しの素っ頓狂な声を上げて俺の顔をビシッと指さした。

その一挙一動、呼吸やまばたきのタイミングまで綺麗に揃っていて、よく言えば過剰演出的というか、何か気の利いた歓迎会パフォーマンスのようにも感じ、想像力豊かで能天気な俺は「さては歓迎されてるな」と、愚かにも勘違いをしてしまった。


「 『り、り、りっ――!!』 」


 額に冷や汗を浮かべながら、ワンツースリー、と声を揃えて言葉を詰まらせた二人は、同時に顔を見合わせるとお互いの深層心理を確かめ合うように、しっかりと深く頷く。


「 『リンネくんっ!!』 」


「あ、うっす……。どうも……。」


「 『ふたりとも大正解だー!』 」


 雄たけびと共にヨッシャーと右腕を振り上げる動作まで寸分の狂いもない(コピペな)彼らは、もしかすると単細胞(ただのバカ)なのかもしれない。


「あ、先輩方、これからお世話になります。」


「ちょッ!」


『まーてーよっ!』


「なんでお前がここにいるんだよ!」


『あ……ちょっと待って。おれっち解っちゃったぜキーム兄ちゃん。さてはお前もおサボりだな。』


 何かを悟ったようにドヤ顔でニヤリと笑い、弟らしき方が俺の事をもう一度指さすが、何一つ正しくない。


「いや、サボって無いですけど……。俺、今日はもう帰るんです。」




「 『ウソだぁーっっっ!!』 」




「ひ……。」


 再び目をカッぴらいた二人が腹の底からドカンと吠え猛ると、突如として張り詰めた場の空気が休憩室中に充満し、ズシン……と、不気味に暗転、それまで保たれていた陰と陽のパワーバランスが一気に崩壊するのを感じた。

彼らの目は、飼い主から解き放たれ野性へと帰化したチワワのように血走り、その瞳孔どうこうは、タンスの角に足の小指をぶつけた激情の瞬間みたいにギャンッと見開かれている。


 呼吸は飢えた野犬のように荒く、しかもそれが二人分のハァハァで、付け加えると、入れ代わり立ち代わりの息をつく間もない速度のハァハァハァハァなので、ポ〇モンで言うなら、つまり「りんねっちは”ハァハァ”で逃げられない」である。




さて、どうする、りんねっち――。




***




「 『はーはっはっはぁ! オメェ、解ってるじゃねぇか!』 」


 さてさて、突如現れたゴリラズにサボり仲間だと勘違いされた俺は、最終的に「なかなかスジがいいじゃねぇか」となんだかんだ穏やかな感じに気に入られてしまった。

それだけならまだしも、俺よりも10cmくらい身長の高い二人は、今も俺を挟んで(巻き込んで)肩を組んでおり、暑苦しい筋肉うで筋肉うででガッシリ俺の華奢きゃしゃな首周りをホールドしている、ので、俺はもうどうにもこうにも身動きが取れずにいる。

俺はさっさと帰って熱々のお風呂にどっぷり浸かって、その後はファラさんの手料理で初仕事の疲れを癒して、最後にふかふかベッドでファラさんとグッスリ朝まで寄り添って眠りたいという社畜の理想郷をも脳裏に描いていたというのに、何故にだ、何故にこんなことニダ。


「俺はキーム。キーム・ターンハーク。」


 身長170㎝ほどのややガタイの良い色黒ゴリラは、右手の親指を立ててビシッと自分の顔を指さしながら、俺の右の耳元でうがいをしたようなギャラギャラ声で名乗り、ハハッと豪快に笑った。


 赤茶色の短いオールバックは、どうやら整髪料か何かでガチガチに固められているらしく、不自然なほどテラテラと光っていて、なんだかちょっと近寄りがたい。

やや吊り上がった分厚い毛虫のようなモジャモジャの黒い眉は、情熱的というよりも、ただただ暑苦しくて男臭く、俺はちょっと好きじゃない。

しかしなにやらキリっと意味ありげな鋭い黒目をしているのだが、よく見れば特に深い考えとかはなさそうに思える。


 意味もなく脂質の多そうな腫れぼったい鼻は、真ん丸なダンゴを上からペチャっと軽く潰したような可愛らしい形をしていて、世紀末の象徴っぽい彼の印象を僅かに柔らげる、唯一にして最大の貴重な愛嬌(チャームポイント)だといえる。

パリッと硬そうな黒い口髭は、ほうきの毛先や平たい絵筆のようにやたらと上品に整えられていて、彼の顔つきのズボラな印象に反してやや几帳面そうだが、しかしどちらかと言えば「変なところで神経質そう」というだけの、ただただネガティブな印象の方がより強く感じられた。


 マーシュさんや俺と同じくグレーのツナギを着ているが、何故だか腰のあたりから上は、へそから鎖骨に至るまでビリッビリに破かれていて、伸び放題の胸毛モジャモジャがむき出しになっていて汚い。

ツナギの袖は肩のあたりから千切られていて、まさにゴリラのようなたくましい腕が肩の付け根まで露わとなっているのだが、恐らく彼がよくケンカをする為か、不自然な切り傷や縫い合わせたような跡が腕のあちこちに見られ、色んな意味で少々痛々しかった。

つまりその傷も、安直そうな彼にとっては、威嚇いかく虚栄きょえいともいうべき「タトゥ」の一種だろうと判ったのだ。


 また、傷まみれの太い腕からも解るように、ここグッドシャーロットで仕事をしているという事もあって、マラクさん程とはいかないまでも、それなりに鍛え抜かれた勇ましい体つきをしている。

しかし、日に焼けた肌が浅黒いことや、言動や顔や服装の印象が荒っぽい事も手伝ってか、やはりどう考えても、良くて「街のゴロツキ」くらいにしか印象が思い浮かばなかった。

全体的におじさん臭い印象から、年齢は30代後半か、もう少し上くらいだろうか。

いずれにせよ、ろくな大人ではない。


『おれっちはターク。ターク・ターンハーク。』


 続いて、同じく身長170㎝ほどのややガタイの良い色白ゴリラは、左手の親指を立ててビシッと自分の顔を指さしながら、俺の左の耳元でスーッと、穢れを知らない美少年のような透き通った美声(エンジェルヴォイス)で名乗り、ニヒッと爽やかに微笑んだ。


 殻を剝いたゆで卵のように、およそ摩擦というものを許さないツルンツルンのスキンヘッドは、この世のあらゆる絶望の闇を掻き消さんばかりに、休憩室の小窓から差し込む(明かり)をビカーッと乱反射する。

サラサラと細く長く引かれた眉は、温和というべきか平和的で、揉め事などが起こっても話し合いで解決してくれそうな器量の良さをも感じる。

凛々しい二重瞼ふたえまぶたが特徴のやや女性的でつぶらな瞳は、どこかミステリアスで、ジッと見つめ合うとなんだかおかしな胸騒ぎで気持ちがドキドキしてきて、俺にそっちの気はない筈なのにちょっと焦ってしまった。

 

 スッと通った細い鼻筋に、ツルツルテンの頭部同様、肌艶の良い健康的な顔。

彼は口髭やムダ毛もしっかり剃っているらしく、世紀末感が全身から滲み出ているキームとは対照的な清潔漢いろおとこだと思われる。


 服装はキームと同じくグレーのツナギを着ているが、やはりこちらも何故だか腰のあたりから上の前面がビリビリに破かれていて、胸毛が無い代わりに鍛え上げられたムキムキの腹筋とパツンパツンの胸板と、あと乳首がチョロッと見え隠れしていて、控えめに言ってもかなりキツい恰好をしている。

ツナギの袖も肩のあたりから千切られていて、十中八九(ほぼ100%)、キームと一緒になってよくケンカをするからなのだろう、肩の付け根、二の腕、肘から下と、不自然な切り傷や縫い合わせたような跡があちこちに見られた。


 キーム同様、それなりに鍛え抜かれた勇ましい体。

年齢は30代前半~後半くらいだろうが、キームの方の推定年齢を考慮すると、こちらも定かではない。

とはいえ、とりあえず二人とも年上(上司)には違いないだろう。


「 『俺たちは、兄弟(ブラザー)なんだ。』 」




 なお、自称”兄弟(ブラザー)”である。

明らかに人種の違うキームタークは甘えた声を揃え、まるで無邪気な子供みたいに嬉しそうに笑った。




「にしてもりんねっち(オメェ)、初日からマーシュの目を盗んでおサボリとは、なかなかいい度胸してやがる。褒めて遣わす。」


何故かキームは偉そうにダンゴ鼻を鳴らしたが、俺はここへきて初めて人に褒められたので文句は言いたくない。


『あぁ、てっきり”マーシュ派”のちくりん坊かと思ってたが、おれっちはスッカリ見直しちまったぜ~。だから見直しついでにおれっち達”養豚場のテロリスト(ファーマーボーイズ)”の子分にしてやる。いいだろ、キーム兄ちゃん?』


タークはキームにちゅぃんっ♡とウィンクした。


「流石はターク・ターンハーク、我が最愛の愛弟エモ・ブラザーなり。常にドンピシャで良い事しか言わぬ、それでこそ我が誇り(ノブレス・)我が血族(オブリージュ)よ。よし、りんねっち、今日からお前は、俺たち”養豚場のテロリスト(ファーマーボーイズ)”の栄えある一番子分に任命して進ぜよう。名前は俺達からモジって”キム・タク”と名乗るがよいぞ、ハハッ。」


『流石はキーム兄ちゃん。”養豚場のテロリスト(ファーマーボーイズ)”の一番子分の名に恥じないデンジャラスなネーミング・チョイス。それでこそ我が誇り(ノブレス・)我が血族(オブリージュ)よ。よし、そうと決まったからにはしっかりついて来いよ、一番子分の”キム・タク”!』


「え……あ……。い、いいとも~……。」


「 『バッカそこは"ちょ、まーてーよっ!"だろがっ!』 」


 ”養豚場のテロリスト(ふたり)”が声を揃えてゲラゲラと笑うと、俺の首をガッチリとホールドした彼らの腕と腕に必然的に力が入って、無駄に筋肉が膨張したらしく、俺の呼吸器官と動脈(くびまわり)がバキュっと圧迫された。

このままでは死ぬ俺は彼らの腕を引き剝がそうと力いっぱい抵抗を試みたが、流石は”養豚場のテロリスト(ファーマーボーイズ)”、ビクともしない。

 

「あぁ……神よ……。」


「 『お前の神は俺達だ!』 」




――もはや微塵も期待はしてないが……頼む、夢なら早く覚めてくれ。




「おい、うるせえぞ、さっきから――。」


「 『あ。』 」


「?」


 不意にどこからともなく、井戸のドン底から這いあがってきたような暗い声が聞こえてきた気がした。

分厚い膜に覆われたような、くぐもった低い呻き声のような。


 はて、死の間際の極限状態に妙な幻聴でも聴いただろうか――俺は自分の耳を疑ったが、しかし幻聴とほぼ同時に、キームとタークと彼らの腕の筋肉はシュポンと鎮まり返り、どうやら今の声が気のせいではない事が解った。


 やがて、ガジャゴン……という、この休憩室にはあまり似つかわしくない、嫌に重苦しく、錆まみれの機械的な金属音が重く響き渡る。

続けて、裏口の脇にある開かずの扉が、ギギィィィ……という建付けの悪い不気味なヒキズリ音と共に、独りでにゆっくりと開かれた。

開け放たれた扉の向こう側は、キャンバスを黒の絵の具のみで幾重にも塗りつぶしたみたいな近寄りがたい深淵が渦巻いていて、さらに扉の封印が解かれたことで闇の奥に縛り付けられていた絶望が解き放たれたかのように、この休憩室内を重厚で殺戮的な刺激臭が侵食し始めた。


「うっ……なんなんだ、この臭い……。」


 その刺激臭は例えるなら、腐ったなまものが入ったゴミ袋をムワッと開けた時のような、何か月も放ったらかしになった煮物の鍋の蓋を取った時みたいな、梅雨時のべったりと湿った空気をタップリはらんで腐りきった野良猫の死骸みたいな、とにかく、ありとあらゆる「死」の要素を混ぜ合わせて出来上がった、本能が拒絶する香り(究極の刺激臭)だった。

臭いはすぐに休憩室中に充満し、俺の鼻の奥深くにもジンワリと染み込んで(寄生して)きて、俺は突然の吐き気に眩暈を覚え、死を悟り、息をもつかせぬ真の絶望にむせ返って口と鼻を両手で塞いだ。


「またサボってんのか、キーム、ターク。」


 そして、朦朧と彷徨う怨霊のように闇の底(ネガティブゲート)から現れた灰の影(モヤモヤ)は、どうやら俺の自己紹介の時にキームとタークの間に立っていたアラタ班長(ぐるぐるパァ)のようだった。

ゴミ臭い班長は扉を閉めると不摂生なジト目でこちらを恨めしく睨み付け、けれど咥えていた巻きタバコを呑気にぷかぷか。

少なくとも俺が休憩室に来るより前から闇の底(ネガティブゲート)に引き籠っていた事もあり、機嫌とか体調とか情緒とか、あと臭いとか、色々と具合が悪そうに見える。


「さっさと仕事に戻れ。解体する(ころす)ぞ。」


「 『へい。』 」


 まるで魔法でも掛けたみたいに、アラタさんの高圧的な言葉(命令)はキームとタークを別人のように素直にした。

ストン……と、まるで魂が抜け落ちたみたいな彼らの真顔は見るからに無気力となり、そろそろと無言でアラタ班長の横を素通りし、そのまま裏口から静かに出ていく彼らは、アラタ班長の操り人形のようにも感じられ、少し不気味だった。

とはいえ、俺の自己紹介の時もそうだったが、いかにも聞き分けのなさそうな養豚場のテロリスト(ファーマーボーイズ)といえど、流石に班長さんの指示には素直に従うらしく、ちょっと拍子抜けである。


「たく、木偶人形(出来損ないども)が。」


 しをらしく休憩室から出ていったキームとタークを見送って、アラタ班長は厄介払いをするようにタバコの煙をドフッと裏口の扉に吐き捨てた。


「あのー、どうもー。お疲れ様ですー。」


「ん? おう、新入り。ウチのバカどもにえらく気に入られたみたいで良かったじゃねぇか。初仕事はどうだ。」


「はぁ、まぁ、ぶっちゃけもう帰りたいです。」


「ははは、だろうね。あ、そうだ……。ウチはアラタ・デッドローズ。よろしくな、新入り。」


 アラタ班長はニッと口角を上げたが、表情はぜんぜん笑っているように見えなかった。

彼女の目はトロンと虚ろで覇気が感じられなく、少なくとも彼女の瞳に俺は映っていないような気がした。

吸っている煙草の煙にふんわりと巻かれたように彼女の気配は朧気で、なんだか本当に亡霊と対峙したように思えてくる。

また、こうして彼女と一対一で対面して初めて判ったのだが、彼女はこの世の者ならざる不気味な空気を全身にまとっており、俺は無意識のうちに、異様な薄ら寒さに身がすくんでしまった。


 ぐるぐるの長い天然パーマの黒髪は、もう随分と長い間、ろくに手入れをされていないらしく、枝毛やくせっ毛がやたらに目立つ。

顔が見えるように前髪は多少わけられているが、いずれにせよ彼女の纏う重苦しい雰囲気は拭い去れないようだ。


 鉛筆で引いた線みたいな、淡白で覇気のない眉。

垂れた目尻、掘りの深い目は真っ黒で、言葉通り死んだ魚のよう。

まるで憑りつかれたみたいに目の下のクマは青黒く、生涯消えることのない痣のようにも思える。

死人のように青白い顔をしているが、口紅だけは、噴き出したばかりの血のように赤く、悪い意味で目立つ。

鼻は低く、一見すると日本人らしい面長で品の良い顔をしているが、中国や韓国系と言われれば納得してしまいそうなくらい、あやふやで不安定アンバランスな目鼻立ちをしている。


 身長は俺より少し高いかどうかというくらいなので、たぶん165㎝くらいだと思われる。

服装は、よく見れば俺や他の従業員と同じツナギ服に長靴なのだが、小窓から差し込む陽の光に当たっても怖いくらいに黒一色なため、彼女の黒く長い天然パーマと相まって、その姿はまるで死神か、たちの悪い地縛霊のように思えた。


「なるほどね、確かに似てるな。」


 俺が彼女の分析に気を取られていると、アラタ班長は真っ白な歯を覗かせてイヒッと不気味に笑った。


「ま、頑張んな。」


 そして、咥えたタバコの煙をクユリとまとい従えて、裏口の扉から飄々と出ていくのだった。


 アラタ・デッドローズ。

不衛生で精神的にもだいぶ問題のある班長さんだ。




「なんであんなヤツが班長に。」




ピルバーグ作、キャラクタープロフィール



キームとターク

?歳

身長 175tm(およそ175㎝)

体重 90tg(およそ90㎏)

利手 両方



好きな異性のタイプ

めんこい子



好きなもの

お互いのこと、お互いのお気に入りのデブリブタ、りんねっち



嫌いなもの

アラタさん(ちょっと苦手)、二代目(けっこう苦手)、ちくりん坊のマーシュ(大嫌い)



ピルバーグのインタビューと見解

この二人はアラタ・デッドローズの部下で、兄弟のゴロツキだ。

どこからやってきてどこでどんな暮らしをしているのか、それは本人たちも知らないらしいのだが、なんなんだこいつらは。

キームとタークはよくケンカをするものの、根はお互いを尊敬しているようだ。

アラタ・デッドローズによって絶対の服従を強いられているのだが、その理由を尋ねたところ「俺達と一緒に消されてもいいなら話してやる」とのことだ。

死ぬほど臭いタンと相まって、彼らはまだ何か、ろくでもない秘密を秘めていそうだが、あまり興味はそそらないなぁ。

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