1話『答えはきっと』013-015(おわり)
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13
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峰山「分かった分かった…授業に集中できないからみんな戻れ」
みんな「(小声)えー…せっかく移動したのに」
と、ざわざわ移動。
峰山「授業中に騒ぐのは良くない」
「ーーでもな」
峰山「(号泣で教卓バン)みんなが1人のために動いてくれて 先生はすごく嬉しかった!」
野宮「へークション!」
大木「お前じゃない!」
←こっち 寝てる北川に矢印。
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14
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○同・職員室(放課後)
ー放課後ー
峰山「アンサー部の立ち上げ?」
野宮「そうです…そうなんですよ先生!」
「今日のみんなの行動に 私はすごく刺激を受け そして感動しました…」
「ーーそう例えるならウチが 通学時にお金を拾って 泣く泣く交番へ…」
と、両手で顔を覆い肩を震わせて。
大木「例えで泣くな!」
野宮「ーーそこで」
「困っている人のために何か出来ないかと思い… その答えはきっとこれじゃないかと!」
『みんなの疑問に答えるアンサー部』と書かれた紙を見せて。
峰山「(小声)ち…近いぞ」
峰山の目の前に紙をかかげる野宮。
峰山「まあウチは三人いれば 部と認められるからな」
大木・北川【通っちゃったよ!】
と、野宮の後ろに立って。
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15
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○通学路(夕方)
並んで下校の三人。
野宮「いやー 部室も用意してくれるみたいだし 上手くいって良かった」
大木「のんべえってさ… その行動力だけはすごいと思うわ」
野宮「おうおう大ちゃん! 『だけ』って何だよ!?」
北川「ーー確かにそれ『だけ』な」
野宮「あーっ! キタサンまで!」
野宮「もうあっタマきた! みんな今から競歩な!」
大木・北川「ええーっ!」
デビーン
ーープンスカプンスカと1人だけ競歩の野宮。
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(おわり)
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