キャラ紹介&各キャラ小話② 〜王国サイド〜
ごめんなさい。
思ったよりもキャラが多かったです。
また、事情によりユリウス、オーティス、ブローノの能力値を少し上げました。
【修正】アリアンの知力Aの理由を小話に記載しました。
【ラクスール王国三大戦力】
組織化されている訳ではないが、宮殿や騎士達の間ではそう呼ばれ強く賞賛されている。
しかし、主だった武勲は【六神剣】が上げているので、民間人からの知名度は低い。
三人共がそれぞれ【剣帝】【剣聖】【賢者】と言う伝説級の称号を与えられている。
…………ただし、三人とも人間性に大いに問題有り。
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【名前】ユリウス・ギアード
【年齢】33歳
【称号】剣帝
【種族】人間
【武器】剣、刀、魔法、魔神具
【特技】貧乏くじ、カッコつけ、すれ違い
【好きなもの】アリアン、アットホームな関係、忠誠
【嫌いなもの】リーダーシップ、父親、お酒
【現在の状況】ラクスール王国 → 魔王軍
《能力値》
腕力 :A+
速度 :S+
魔力 :A
知力 :B
技術 :SS
抵抗 :B
精神 :B
《ユニークスキル》
神化(極) ??? ???
《バッドスキル》
柔の剣 女難の相
《人物詳細》
王国を裏切った奴。
流石に忠誠心の高いユリウスも、今回の行動を起こすまでに結構渋っていたらしい…………が、王の最終目的を知り断れなくなった。
また、目的達成の為に穂花とブローノが必要なので拘束しているが、安全な状態で保護しているとの事。
それと人望自体は有るのだが、人にあれこれ指示するのは苦手……リーダー向きの性格では無い。
むしろフレンドリーな関係を築きたいと思っているが、騎士達には尊敬され過ぎてて難しい。
なので容赦なく言いたい事を言ってくれる孝志の事は、監視対象ではあったものの、人間的にかなり気に入っていた。
因みに、魔神具を所有している。
これは王国に与えられたモノでは無く、ずっと昔からユリウスが所有していたものだ。
《小話》
実はアリアンが好き。
ただ恋愛対象としてでは無く、妹や娘としての好意。
女性関係で悩みを抱えており、自身に好意を寄せる人物達にはクセが強い者が多く、それ故の【女難の相】だが、このまま行くと孝志も習得してしまう可能性が非常に高い。
また、孝志程では無いがケチャップが好き。
余談として、全てのユニークスキルを発動し、魔神具を開放すれば一時的にフェイルノートを上回る力を手にする事が出来る。
加えて余談だが、雄星の事を心から見捨てる事が出来ず、何とか更生できないかと真剣に考えている。
無理矢理呼び出した事に後ろめたさもあるので、更生が無理でもそれなりの待遇があってもいいと思ってる。
…………裏切った分際で良く言えたものだ。
─────────
【名前】アリアン・ルクレツィア
【年齢】25歳
【称号】剣聖
【種族】人間
【武器】剣、魔法、聖剣
【特技】情緒不安定、バッドコミュニケーション
【好きなもの】ユリウス、根性ある人間、肉料理
【嫌いなもの】嘘、裏切り、頭のおかしい奴
【現在の状況】ラクスール王国 → 弘子の古城
《能力値》
腕力 :SS
速度 :B+
魔力 :B
知力 :A
技術 :D
抵抗 :A
精神 :A+
《ユニークスキル》
神化(不完全) ???
《バッドスキル》
理性破綻
《人物詳細》
わざわざ言うまでも無い事だが王国のヤバい奴その1。
真っ赤な長い髪に、深紅の鎧を身に纏っているが、実は氷タイプの魔法や攻撃を得意としている。
ユリウスの事が大好きで、彼を悪く言われようものなら誰であろうと容赦しない……が、裏切りと嘘が大嫌い。
また、聖剣シュヴァリエの使い手でもある。
……ただ、魔神具と聖剣を比べると性能にだいぶ差がつく為、魔神具を開放した状態のオーティスと戦うと勝てないらしい。
因みに、アリアンの神化はまだ未完成な為、極める事が出来れば戦闘力は更に数段跳ね上がる事だろう。
《小話》
自分の事を常識的で、コミュニケーション能力が高く、美少女だと思い込んでいる。
ただ嫌いな人間に対しては殺意を抱くし、気に入った人間には愛の鞭的な厳しさもあるが、特に何とも思っていない人間には案外優しい。
故に騎士団の女性達の間での人気が凄まじく、陰でファンクラブが作られている。
……あと、実は穂花と非常に仲が良い。
同じ系統の人種なので互いに通じるモノがあるのだろう。
穂花も育成を間違えると第二のアリアンになるかも知れないので要注意。
それと余談になるが、他者とのコミュニケーション以外では頭の回転が非常に速い。
スキルに頼らずとも己の洞察力だけで即座に状況判断し、最善の行動を取ることが出来る。
ファンクラブはアリアンのこういった所にも惹かれているんだとか。
……因みにファンクラブは女性限定。
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【名前】オーティス・アルカナ
【年齢】32歳
【称号】賢者
【種族】人間
【武器】杖、魔法、魔神具
【特技】魔法、トーク(自称)、引き篭もり
【好きなもの】友情、魔道具作成、自室
【嫌いなもの】外泊、不義理、麺類
【現在の状況】ラクスール王国 → 弘子の古城
《能力値》
腕力 :D
速度 :B
魔力 :SS+
知力 :A+
技術 :C
抵抗 :D
精神 :D
《ユニークスキル》
雷の支配者 ???
《バッドスキル》
飽き性 特殊言語
《人物詳細》
王国のヤバい奴その2。
二十年以上前、持って生まれたバッドスキル【飽き性】の所為で辛い状況にあったオーティスだったが、そのとき偶然出会った魔法使いに救われる。
その人物は女性で、彼女はバッドスキルを乗り越える程、魔法へ興味を抱かせてくれた。
しかもそれだけに留まらず、暗い性格だったかつての自分を、今の素晴らしい人格に変えてくれたとオーティスは常日頃から感謝している。
因みにオーティスはかなりの引き篭もりで会議や戦闘以外の時は部屋に篭って、魔導具作成や魔法開発に勤しんでいる。
《小話》
限られた状況下ではユリウスやアリアンを凌駕する力を発揮する事が可能。
また、王国内も至る所に自身のテリトリーを作成しているので、万が一、魔族が攻め入って来てもすぐさま十全の状態で戦闘を行える。
オーティスも古城に滞在しているので、現在ラクスール王国は三大戦力が三名とも同時に居なくなるという緊急事態を迎えている。
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【ラクスール王国の王族達】
ゼクスを国王とし、長女ネリー、長男ブローノ、次女マリア、三女シャルロッテの家族構成。
ブローノとマリアが優秀で、シャルロッテも7歳ながら天才の片鱗を既に見せている。
故に、長女ネリーの平凡さが目立ってしまってしまう。
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【名前】マリア・ラクスール
【年齢】17歳
【称号】第二王女
【種族】人間
【武器】レイピア
【特技】執務、接客対応
【好きなもの】ブローノ、日本文化、アニメ、ゲーム
【嫌いなもの】今の国王、執務、脂っこい食事
【現在の状況】王女 → 囚われの身
《能力値》
腕力 :F
速度 :F
魔力 :C
知力 :A
技術 :D
抵抗 :E
精神 :D
《ユニークスキル》
???
《バッドスキル》
禁断の愛
《人物詳細》
子供の頃から才を発揮し数多くの賞や王族としてのスキルを身に付けた。
周りへの気遣いも完璧で、容姿端麗の素晴らしい人格者だが、孝志如く【腹黒王女】らしい。
だが孝志がそう感じてるだけで、実際、そんなことは無い。
どうやら孝志が相手の時だけそうなる様だ。
因みにブローノが好きで兄の悪口は絶対に許さない。
以前、孝志にブローノを紹介した時、彼が一目で兄の素晴らしいに気付いた事が本当に嬉しかったようだ。
それ以来、孝志には一目置いている。
《小話》
周りには隠しているが、実は日本文化が大好きなのに加えてかなりのゲームやアニメ好き。
大昔に転移者が持ち込んだ技術を活かし、この世界でもアニメやゲームが作成される様になったという。
ただ、それでもこの世界の技術には限りがあるので向こうの世界のクオリティーには程遠い。
なので、もしマリアが向こうの世界に転移したら泣いて喜ぶ事だろう。
因みに、マリアは執務が大嫌い。
けど立場的に誰にも言わず我慢して行っている。
なので、サボりまくっているネリーの事が許せないようだが……最近、ネリーへ対する評価が変わり始めた。
──────────
【名前】ネリー・ラクスール
【年齢】20歳
【称号】第一王女
【種族】人間
【武器】拳
【特技】暴力、挑発、切り替えの速さ
【好きなもの】自分、イケメン、執務
【嫌いなもの】生真面目、完璧人間
【現在の状況】働かない王女 → 少し改善
《能力値》
腕力 :D
速度 :D
魔力 :E
知力 :E
技術 :F
抵抗 :F
精神 :E
《ユニークスキル》
特になし
《バッドスキル》
特になし
《人物詳細》
我儘で気に食わない事があると直ぐに手を出す、王国のヤバい奴その3。
イケメンが大好きで親衛隊は全員顔で選んだ。
故に、異世界からやって来た雄星が度肝を抜く程のイケメンだったので、当然のように一時はぞっこん状態となった。
だが、今はシーラに掛けられた魔法の所為で徐々に孝志に興味を持つ様になり、今は彼の事で頭の中がいっぱいとの事だ。
《小話》
実は、かつて執務が大好きだった。
……だが、悲しい事にネリーには向いていないらしく、人並み程度にしか結果を出せなかった。
しかもブローノは優秀過ぎるし、マリアは嫌々やっているにも関わらず完璧に職務をこなす。
挙げ句の果てにまだ幼いシャルロッテも既に非凡な才能を発揮し始めた。
そんな身内の凄まじさを見せ付けられたネリーは、遂に心が折れてしまったと言う。
そして、ネリーは真面目に生きるのを辞め、今の身勝手な王女に転身したのである。
ただ、キツイ性格は元からだ。
それと、孝志と同じ危険察知のスキル持ち。
この能力でシーラの危険性を直感で感じ取り、マリア親衛隊の彼女に手出しする事は無かった。
──────────
【名前】ブローノ・ラクスール
【年齢】19歳
【称号】第一王子
【種族】人間
【武器】剣
【特技】人間観察、適応力、接客対応
【好きなもの】根が真面目な人、勉学、マナー
【嫌いなもの】野心家、裏切り、恋愛事情
【現在の状況】王子 → 魔王軍
《能力値》
腕力:E
速度:E+
魔力:B
知力:S
技術:D
抵抗:D
精神:C
《ユニークスキル》
神聖魔法
《バッドスキル》
頑固者
《人物詳細》
王国でまともな奴その1。
裏表が全く無く、それ故に敵を作りやすい王子。
逆に一度信頼した人物に対しては物腰が非常に柔らかい。
また珍しい事に孝志も一目置いており、ブローノが近くに居ると流石に彼も気を引き締める様だ。
今のところ孝志が猫を被る相手は、このブローノと橘穂花……それと、お世話になったダイアナぐらい。
《小話》
恋愛事情は本当に疎い。
マリアの気持ちに気付いて無く、穂花が孝志に向ける感情も兄妹愛としか思っていない。
そして、孝志すら丸分かりのアリアンとユリウスの事情すら『良い師弟関係』と思っている程。
この部門においてはヤバイ奴と言っても良いかも知れない。
また、ユリウスの事を心から信頼しており、彼の裏切りを決して許す事は無いだろう。
──────────
【名前】シャルロッテ・ラクスール
【年齢】7歳
【称号】第三王女
【種族】人間
【武器】魔法、短剣
【特技】ぶりっ子、隠蔽工作、独り言
【好きなもの】自分、マリア、お金
【嫌いなもの】ブローノ、自分より可愛いモノ
【現在の状況】ラクスール王国 → 現状維持
《能力値》
腕力 :F
速度 :F
魔力 :F
知力 :S
技術 :C
抵抗 :F
精神 :B
《ユニークスキル》
天才 ???
《バッドスキル》
???
《人物詳細》
実に可愛らしい幼女。
本編での活躍を御期待下さい。
《小話》
王国のヤバい奴その4。
──────────
【名前】ゼクス・ラクスール
【年齢】44歳
【称号】国王
【種族】人間
【武器】剣、斧
【特技】演技、剣術、騎乗術
【好きなもの】妻、芸術品、子供
【嫌いなもの】自分
【現在の状況】ラクスール王国 → ???
《能力値》
腕力 :?
速度 :?
魔力 :?
知力 :?
技術 :?
抵抗 :?
精神 :?
《ユニークスキル》
???
《バッドスキル》
精神異常
《人物詳細》
ラクスール王国の国王で孝志達を呼び出した張本人。
今は訳あって王国を離れている。
《小話》
妻が亡くなってからおかしくなった。
今は愚王の仮面を被り、ユリウスを使って裏で色々動いている最中。
流石にこの場でこれ以上の詳細を語る訳には行かない。
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【六神剣】
一応、国民の間では王国最強の存在。
しかし、実際は王国三大戦力と比べると天と地ほどの実力差が有り、六人が束になって挑んでも三人に傷一つ付ける事は絶対に不可能である。
因みに六神剣で一番強い者でも十魔衆序列十位のミーシャにすら勝てない……そんな程度の集団なのだ。
もっとも、人間同士の戦争や、争い事では六神剣程度の実力が在れば充分に無双出来る。
──────────
【名前】マティアス・ファングス
【年齢】37歳
【称号】六神剣・第一位
【種族】人間
【武器】剣
【特技】指揮統一、状況把握
【好きなもの】訓練、豪快な食事
【嫌いなもの】健康的な食事、夜更かし
【現在の状況】六神剣 → 現状維持
《能力値》
腕力 :C+
速度 :C+
魔力 :E
知力 :C
技術 :B
抵抗 :D
精神 :D
《ユニークスキル》
戦場の鬼
《バッドスキル》
特になし
《人物詳細》
1章のエピローグに少しだけ登場した人物。
六神剣最強であるが、ユリウス達に比べると数段格が落ちてしまう。
六神剣は王国三大戦力に比べると弱い……というのは事実だが、六神剣でその事実を受け止めているのは、このマティアスと第二位のアテナだけである。
その事をユリウス達に日々申し訳ないと思っている。
《小話》
朝からステーキを何枚も平らげられる鋼の胃袋を所有。
なので食事関連ではアリアンと非常に話が合う。
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【名前】アテナ・ジュール
【年齢】27歳
【称号】六神剣・第二位
【種族】人間
【武器】剣
【特技】面倒見
【好きなもの】下町料理、お酒、アリアン
【嫌いなもの】ナンパ、身の程知らず
【現在の状況】六神剣 → 現状維持
《能力値》
腕力 :E
速度 :B+
魔力 :D
知力 :C
技術 :D
抵抗 :E
精神 :D
《ユニークスキル》
精霊の加護(炎)
《バッドスキル》
特になし
《人物詳細》
番外編にのみ登場した人物。
その時はエリナに絡まれて夜中まで付き合わされたという。
かなり生真面目で、三大戦力より強いと民衆に思われている事を申し訳なく思っている。
《小話》
実はアリアンの大ファン。
そして、非公式で立ち上げられいる『アリアン愛好会』の会員No.1。
普段は大人しいが、アリアンの話になると人が変わるとか。
……非常に残念だが……王国のヤバい奴その5。
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【名前】???
【年齢】???
【称号】六神剣・第三位
【種族】人間
【武器】剣
【特技】???
【好きなもの】???
【嫌いなもの】???
【現在の状況】六神剣 → 現状維持
《能力値》
腕力 :?
速度 :?
魔力 :?
知力 :?
技術 :?
抵抗 :?
精神 :?
《ユニークスキル》
特になし
《バッドスキル》
特になし
《人物詳細》
現在、名前すら登場していないキャラ。
《小話》
性別は男性である。
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【名前】クロード・マスダン
【年齢】35歳
【称号】六神剣・第四位
【種族】人間
【武器】剣
【特技】若手の育成
【好きなもの】剣の手入れ、髭の手入れ
【嫌いなもの】テレサ、漢方薬
【現在の状況】六神剣 → 入院
《能力値》
腕力 :D
速度 :D
魔力 :D
知力 :C
技術 :D
抵抗 :E
精神 :D(F–)
《ユニークスキル》
特になし
《バッドスキル》
呪い
《人物詳細》
強い事は間違いないが、十魔衆やユリウスから観ると大した事の無いステータス。
彼ら実力者からすると、クロードの様なバランスのとれた者より、孝志の様に一つの能力値がズバ抜けた者の方が断然怖いらしい。
《小話》
テレサの顔を直接見てしまった不幸な男。
しばらくは悪夢にうなされる事だろう。
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【名前】???
【年齢】???
【称号】六神剣・第五位
【種族】人間
【武器】剣
【特技】???
【好きなもの】???
【嫌いなもの】???
【現在の状況】六神剣 → 現状維持
《能力値》
腕力 :?
速度 :?
魔力 :?
知力 :?
技術 :?
抵抗 :?
精神 :?
《ユニークスキル》
特になし
《バッドスキル》
特になし
《人物詳細》
現在、名前すら登場していないキャラ。
《小話》
性別は女性である。
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【名前】エディ・パイソン
【年齢】20歳
【称号】六神剣・第六位
【種族】人間
【武器】剣
【特技】調子に乗る事、賭け事
【好きなもの】自分、訓練
【嫌いなもの】ユリウス、アリアン、野菜
【現在の状況】六神剣 → 現状維持
《能力値》
腕力 :C
速度 :E+
魔力 :E
知力 :F+
技術 :E
抵抗 :E
精神 :E
《ユニークスキル》
特になし
《バッドスキル》
特になし
《人物詳細》
六神剣の若きホープ。
今はユリウスやアリアンに比べて弱いが、それは年齢が若すぎるだけで将来的には必ず上回ると信じている。
因みにユリウスもアリアンも、20歳で既に無双の領域に達していた。
《小話》
ユリウスの悪口をアリアンに聞かれ、一度、彼女に半殺しされた経験がある。
なのにエディは『あの時は調子が悪かっただけ!』と言い訳しており、それなら再戦しろと周りから言われているが、何だかんだで二年近く逃げ続けている。
因みに、アリアンはエディの事を憶えていない。
王国のヤバい奴………と言いたい所だが、パンチが弱い。
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【上級メイド】
王宮や宮殿に仕える事の許されたメイド達。
ただ、若い連中は雄星に絆されたりと、あまり良い教育が施されているとは思えない。
ただし、年配のメイド達は殆ど人格者である。
──────────
【名前】ダイアナ・フィールズ
【年齢】58歳
【称号】メイド長
【種族】人間
【武器】特になし
【特技】接客対応、料理
【好きなもの】家族、コーヒー、気を遣える人
【嫌いなもの】無作法、見て見ぬ振り、サボる事
【現在の状況】メイド長 → 現状維持
《能力値》
腕力 :F
速度 :F
魔力 :F
知力 :C+
技術 :D
抵抗 :F
精神 :E
《ユニークスキル》
特になし
《バッドスキル》
特になし
《人物詳細》
王国のまともな奴その2。
かなり優遇された立場なのにも関わらず、謙虚で低姿勢(見せ掛け)な孝志を一目置いている。
《小話》
メイド長を引退後は、その退職金で実家にカフェを開くのが夢。
30歳の時に王宮のメイドに配属されたが、今まで風邪と休暇以外で休んだ事は一度も無い。
故に色んな人間から慕われている人格者。
以前、ネリーがダイアナに怒り彼女を追い出そうとした事が有ったが、彼女には人望があるので上手くいかなかった筈である。
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【名前】ミレーヌ・クォイツ
【年齢】21歳
【称号】宮殿メイド
【種族】人間
【武器】特になし
【特技】大胆な行動力、図太さ
【好きなもの】橘雄星、綺麗なモノ
【嫌いなもの】料理、残業
【現在の状況】メイド → 雄星パーティー
《能力値》
腕力 :F
速度 :F
魔力 :F
知力 :F
技術 :F
抵抗 :F
精神 :F
《ユニークスキル》
特になし
《バッドスキル》
特になし
《人物詳細》
王国のヤバい奴その6。
また、同じ立場のリーシャと違い後ろ盾がないので状況的にはかなりマズく、雄星に捨てられたら即連行される。
メイドの中でも立場が低く、性格も元々あまり良く無いので人望は非常に薄い。
《小話》
幼馴染の婚約者を裏切り婚約破棄を突き付けた。
しかも、意外な事に人の女には手を出さない主義の雄星が『婚約者が居るなら抜けてくれないか?』と言った忠告の言葉を変な風に捉え『俺と一緒に居たいなら婚約者と別れろ』と脳内変換し、迷い無く彼に別れを告げたと言う。
この作品には珍しい方向性でのヤバい奴。
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【王国騎士団】
ヴァルキュリエ隊やリーシャの所属する騎士団など、王国には様々な騎士団が存在している。
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【名前】シーラ
【年齢】12歳
【称号】第二王女親衛隊
【種族】人間(女神)
【武器】基本なんでも
【特技】ツンデレ、博識、ドジっ子
【好きなもの】睡眠時間、自分を認める者、歌う事
【嫌いなもの】人間(笑)、恩知らず、災厄
【現在の状況】ヴァルキュリエ隊 → 親衛隊(予定)
《能力値》
腕力 :C(SS)
速度 :B(SS)
魔力 :B(EX)
知力 :C(EX)
技術 :C(S+)
抵抗 :B(SS+)
精神 :C(A+)
※()内は女神の時のステータス
《ユニークスキル》
別領域の智慧 スキル譲渡 スキル創造 女神降臨 神の加護 女神の真核 魔法完全耐性 物理耐性(大)
《バッドスキル》
自己封印(大) ユニークスキル封印
《人物詳細》
人間に何度も裏切られ、遂に人の世を見捨てた女神ティファレト──シーラとは、その女神が人間界に降臨した偽りの姿である。
一応、立場的にはマリアの親衛隊だが、マリアも他の人物と変わらず女神を嫌っているので忠誠心は全く無い。
弘子の孫であると言う理由から孝志の事は気に入っている。
因みに、一定時間に限られるが女神の姿に戻る事も可能。
《小話》
人の世を捨てたとか言っておきながら、本当に人間界がヤバイ時にはウダウダ言いながらも助けに降りて来てくれる……ハイレベルなツンデレっぷり。
しかし割と打たれ弱く、偶に騎士団の間で女神の悪口が始まると、その日の夜は悲しくて泣いてしまう。
余談だが、勇者の肩書きを利用しようとして孝志に近付こうとする輩が何人か居たそうだ。
普段、単独で行動する孝志は標的になりやすい。
その連中は孝志が獣人国へ旅立つ前にアプローチを掛けようとしていたが、全てこのシーラが未然に防いだという。
実は意外と危ない状況だったので、孝志が平和に獣人国へ出発できたのは全てこのシーラのお陰だった。
加えて余談だが、ある事情でフェイルノートの復活に気づいて居ない。
言い忘れていたが、王国のヤバい奴その7。
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【名前】リーシャ・フランツ
【年齢】25歳
【称号】貴族騎士
【種族】人間
【武器】剣、双剣、槍
【特技】効率の良い訓練、気苦労
【好きなもの】自由、友情
【嫌いなもの】政略結婚、屑男
【現在の状況】騎士団 → 雄星パーティー
《能力値》
腕力 :D
速度 :E
魔力 :E+
知力 :B+
技術 :D
抵抗 :D
精神 :B
《ユニークスキル》
特になし
《バッドスキル》
特になし
《人物詳細》
かなりの苦労人。
父親と雄星に振り回されていて日々気苦労が絶えない。
実は生涯独身を貫きたいから騎士団に入隊した。
貴族令嬢で有りながらこの歳まで独身なのもその為…………なので後ろめたさから父には逆らえない。
そして、そんな我儘が通る位に、この世界の貴族は結婚に関しては甘かったりする。
因みに騎士としての腕は中々で、そこら辺の騎士団団長にはひけを取らない。
《小話》
アリアンの親友。
彼女からユリウスの事を相談されており、色々とアドバイスを送るが、奴の煮え切らない態度にはイラついてる。
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【名前】エミリア
【年齢】11歳
【称号】騎士団員
【種族】人間
【武器】剣
【特技】勘違い、地道な努力
【好きなもの】努力家、お花、甘いもの
【嫌いなもの】サボり、苦い食べ物
【現在の状況】ヴァルキュリエ隊 → 現状維持
《能力値》
腕力 :F+
速度 :F
魔力 :F
知力 :E
技術 :F+
抵抗 :F
精神 :E
《ユニークスキル》
特になし
《バッドスキル》
特になし
《人物詳細》
王国のまともな奴その3。
特に抜き出た所のない……孝志に惚れ込んでるだけの恋する少女である。
ダイアナの孫娘。
《小話》
登場した人物の中で特に優秀でもなく、名実共に普通な存在なのはこのエミリアだけだ。
最近、集まって来る人物が皆んなバケモノ揃いなので、孝志は何だかんだ気が滅入っている。
故に、エミリアの存在を知れば大変喜ぶ事だろう。
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【その他】
・ゾルダム・フランツ公爵
リーシャの父親。
雄星を利用しようと企んでいる。
・ミライ
雄星が購入した獣人奴隷。
しかし、今は美咲が面倒を見ている。
今後、大いに活躍の場のあるキャラだが、現状では何も明らかになっていない。
・モニク・フーリヤ
少女騎士団所属の騎士。
騎士団内ではシーラの次に強いのだが、彼女は色々と反則なので実質ナンバーワンの実力者。
第三王女親衛隊に配属……彼女の事は色々と知っている。
・ランディ・ヘルバム
幕間に登場。マリア王女に暴力を振るった男。
ネリーからの処罰に怯えているらしいが、ネリーは既にこの男の存在を忘れて居るので、ばったり出会さない限り処罰の心配は無い。出番の予定有り。
・マリアの専属メイド
第1章に一度のみ登場したダイアナと同年代の女性。
これから出番の予定はなし。
・王宮の偉い執事
第1章のユリウスと孝志の訓練中に登場。
台詞ありだが出番の予定なし。
・受付のジィラーさん
名前のみ登場。
名前持ちだが出番の予定なし。
・門番
第2章に登場。
雄星が迷惑を掛けた人物。特に出番の予定なし。
・ネリーが孝志を覗き見るのを目撃したメイド
孝志が獣人国へ旅立つ前に、ネリーが孝志を覗いていたのを見つけてしまったメイド。出番の予定あり。
・エレナ・エイワロル
番外編にて登場。
勇者歓迎パーティーでやらかして反省している女性その1。
ブローノの王子に憧れていたが、雄星の所為で悪い意味で顔を覚えられてしまった。
因みに、この事件をキッカケに男性勇者を恨んでいる。
そう……男性勇者の括りなので憎しみの対象者に孝志も含まれている。
何もせずに惚れられる事も有れば、何もせずに恨まれる事もある……世の中とはそう言うモノだ。
今はアテナに無礼も働いた事も重なり、心が折れて引き篭もり状態になってしまったらしい。
…………王国のヤバい奴その8。
・ライラ・アントワ
番外編にて登場。
勇者歓迎パーティーでやらかして反省している女性その2。
実はかなりのBL好きで、雄星と一緒に居れば美しい男性愛が観れるんじゃないかと期待していた。
…………王国のヤバい奴その9。
・ケイト・ワネット
番外編にて登場。
勇者歓迎パーティーでやらかして反省している女性その3。
雄星の美しさに惹かれたのも事実だが、彼に着いていった理由は単に刺激が欲しかっただけ。
だが、予想以上にヤバい奴だったので、刺激がどうとか言ってる場合じゃ無かったと言う。
…………王国のヤバい奴その10。
・赤鳥騎士団団長
番外編で登場。エリナが所属する騎士団の団長。
立場的に出番の予定は有るが、目立った活躍は無いはず。
・ルード・イケンスタ
ネリーの親衛隊隊長。雄星やアレクセイ程では無いが物凄いイケメン。
だが当の本人は、大した実力も無いのに親衛隊に選ばれた事を後ろめたく思うほどに謙虚。
ネリー親衛隊に配属されてからはずっと胃痛に悩まされていたが、主人が妹の為に行動を始めたので少し嬉しく思っている。
※その他キャラクターの一部は、次回のキャラ紹介にて詳しく記載します。
前回は非常に誤字が多かったので、報告が本当に助かりました……ありがとうございます。
次回は魔王軍サイドなので、キャラは少ないと思います。
宜しくお願いします。
また、以前三章で投稿したパーティーステータスは少し時間が経ってから削除します……ごめんなさい




